巨体を部屋の隅で丸め、脅えるように震えているエンテイを残し、白衣の男は部屋を去っていく。
 その後姿を見つめながら、エンテイはホッとした様子で、小さく息を吐いた。
 今日のところは、これぐらいで勘弁してもらえるのだろうかと、淡い期待が脳裏をよぎる。
 だが、当然その期待が実現するような事は無かった。男が部屋を後にする間際、エンテイの目の前に三つのモンスターボールを投げる。
 そこに現われたのは、エンテイと同様の体つきを持つ、犬のような外見をしたポケモンたち、ウインディ、グラエナ、ヘルガーの3体だった。
 同じポケモン同士なら、離せば分かってくれるかもしれない。
「た、助けてくれ、奴に捕まって……。この首輪さえ外してくれれば……ッ――クハッ!?」
 ドンッ、と部屋の中に鈍い音が響く。エンテイの言葉を遮るように、ウインディが彼の顔へと頭突きを入れた。
 エンテイは無様に悲鳴を上げながらよろめき、前のめりに倒れる。顔を床へと押し付けるように、グラエナが彼の頭に前足を置いた。
 その前足に力を込めてグリグリと地面に押し付けると、エンテイには抵抗する力も残されておらず、立派な髭のようにも見える口周りの体毛が雑巾のように床に擦り付けられた。
 同じポケモンだとしても、こいつらは話の通じる相手ではない。エンテイはギリリ、と歯を食いしばり、屈辱に耐えた。
その様子をモニターで鑑賞していた白衣の男は、さらなる調教を加えるために、エンテイの所へとまたやってくる。
 グラエナの前足は彼の頭から型へと移動し、グラエナはエンテイの頭に跨るような姿勢をとる。
 エンテイが顔を上げると、目の前にはグラエナの股間があり、そこから伸びる赤黒いペニスが、口元へと押し付けられていた。
「貴様ッ……!」
 そんなもの噛み切ってやるっ! 今の非力な彼であっても、鋭い牙は健在である。肉の塊ぐらいは噛み千切れる筈だった。
 だが、それを見透かすように首筋へと牙が立てられる。毒を含み噛まれた傷口がヒリヒリと傷む。己の首筋に喰らいつくのがヘルガーの牙だと、エンテイはすぐに理解した。
「んっ、ぐぅぅ……ッ」
 開いたままの口へと、グラエナのペニスが滑り込む。吐き出そうと舌を動かしても、ペニスが口の中で大きさを増すばかりだ。
 首筋へはグラエナの牙が、ギリギリと食い込んで、毛皮に血が染み込んでいく。エンテイは訳も分からぬまま、グラエナのペニスをしゃぶらされていた。
 そして今度は、下半身へと重みを感じる。腰へとウインディの前足が置かれ、交尾のように跨られるのを感じる。
 逃げ出そうにも、ヘルガーが顎に力を込め、それを許さなかった。いつでも首の骨を噛み砕けると、誇示しているように感じられる。
 エンテイはグラエナのペニスをしゃぶりながら、覚悟を決める意外に出来る事はなかった。
――ズプゥッ!
「んんぐうぅううっ!!」
 先程、白衣の男の指で弄られていたとはいえ、ウインディのペニスは質量も大きさも、桁が違っている。
 焼け付くような痛みにエンテイは悲鳴を上げようとするが、口を塞がれていてはそれも適わない。
 最初から遠慮無しに開始されるウインディのピストンに、吐き気を催すほど強く腹を掻き回されながら、無理矢理グラエナの先走りを飲まされ続ける。
 やがて、口の中にはグラエナの精液が溢れ、吐き出そうとすれば首に牙が食い込むのを感じる。
 生臭いそれを飲み下していきながら、伝説のポケモンが、今や一介の犬型ポケモンの性処理用具であると、彼の身体に刻み付けられていた。
 三匹が満足する頃には、彼の顔と下半身は精液に塗れ、大量の精液を注がれ続けた腹は、卵を身篭っているかのように膨れ上がり、そして尻は閉じる事無く絶えず精液をこぼしていた。

 不吉な足音を耳にして、エンテイはゆっくりと顔を上げた。ドアが機械音を上げて開く所だった。
 あの白衣の男のいやらしい視線を感じ、また今の自分の姿もあって、彼は顔を両前足で覆って、嗚咽するように顔を伏せた。
「随分汚れちまったな。どれ、風呂にでも入れてやるか」
「……」
 そう話す白衣の男を、エンテイは疑わしげに見つめた。確かに彼の身体は、ポケモンの精液や、自ら漏らした小便によって汚れ、悪臭すら放っている。
 だが、これまで彼を苛め抜いてきたあの男が、言葉通り風呂に入れてくれるとは、到底思えなかった。
 しかし、今の彼は力をセーブされ、コラッタにも劣るような非力な身体にされているのだ。
 体力があるようにも見えない、その男に、いいように引き摺られて、部屋から連れ出されて行った。
 首輪から伸びる鎖を壁から取り外され、あの男がそれを引いて、エンテイを連れ歩く。
 その途中、あの男と同様に白衣を着た人間と何人かすれ違うが、皆一様にエンテイの発する悪臭に顔を顰め、汚れた身体を見て鼻で笑っていた。
「くっ……」
 エンテイは俯き床を踏みしめる自分の前足だけを見ながら、廊下を進んで行った。
 伝説のポケモンが持つ威厳は、最早一片たりとも残っていない。胸を張るような気概すらも奪われ、晒し者にされながら、彼はある一室へと案内された。
「これは……ッ」
 すでに悪臭を放っていた彼でさえも、思わず顔をしかめて声を漏らすような生臭さが、その部屋の中に漂っている。
 部屋の中央に設けられた深い溝の中には、大量の精液が溜まっていた。
「な? いかした風呂だろ。好きなだけ入浴しろよ」
 白衣の男がエンテイにそう話しかけ、鎖を手から離して地面に投げ捨てた。
 自分でそこへと向かえという合図だ。エンテイは悪臭を発する精液風呂を眺めながら、脚を止めている。
 だが、男はそう長い間待ってくれそうにも無かった。痛い思いをして、無理矢理そこへと投げ込まれるぐらいなら……。
 エンテイの前足が、精液風呂へと向かって一歩踏み出される。ゆっくりと2歩目、3歩目と脚を進め、精液風呂の淵までやってきて、彼は白濁色の水面を見つめた。
 天井の照明の光を反射して、鈍く光っている。後ろを振り向くと、あの男が面白そうにエンテイを見ていた。
(何をしようとしているのだ……私は……!)
 恐怖に屈指、彼は精液風呂へと飛び込もうとしていた。ほとんど奪われてしまい、一握りだけ残ったプライドが、そんな自分の行動へ疑問を投げかける。
 だが、そんなプライドが持つよりも、遥かに大きい力を恐怖は持っていた。
 エンテイは、精液風呂の淵から飛び降り、悪臭を放つ白濁色の湯船へと飛び込んだ。
――ぬっぽ
 鈍い音を立ててエンテイの体が精液風呂へと沈む。足はつくが、その体のほとんどは精液に浸かり、毛皮にも精液が染み込んでいく。
 鼻が麻痺しそうなほどの生臭さが頭を揺さぶる。心身ともに疲れきったエンテイは、涙を流して呻きながら、気を失った。
 エンテイの体はクレーンで引き上げられ、精液の染み込んだ身体のまま、元いた部屋へと運ばれて行った。

 精液が染み込んでグショグショになった身体も乾かぬ内に、また首輪が引っ張られているのを感じた。
 エンテイは抵抗もせずに、鎖で引かれるまま、白衣の男へと着いていく。
 案内されたのは、お世辞にも綺麗とは言えないトイレだった。だが、全身精液に塗れた彼にくらべれば、まだ綺麗なものだ。
 薄汚れ悪臭を放つエンテイを見て、ジョウトに伝わる伝説のポケモンの内の一体だと信じる者は、誰もいないだろう。
 エンテイは、トイレの壁際に並ぶ小便器の列へと加えられる。口に金具を嵌められて、大口を開けて口を開いた状態を維持され、その金具を壁に繋がれる。
 身動きすら取れない体勢で、彼は小便器の一つにされてしまったのだ。そんな状況にも関わらず、エンテイは虚ろに目の前を見つめるだけで、抵抗すらしない。
 白衣の男はそんな彼を見て、少し詰まらなさそうな表情を浮かべていたが、気を取り直してズボンのチャックを下ろす。
 一日エンテイに着きっきりだったので、トイレに行く暇も無かった。
「そら、今日からこれがおまえのお仕事だ」
 そう言いながら、開いたままの状態で固定されているエンテイの口の中へと萎えたペニスを入れ、そこへと小便を流し込んでいく。
――ぴちゃ、じょぼぼ……
 だが、エンテイはその小便を飲み込む事もなく、口の端から溢してしまう。
 トイレの床に小便が垂れ、エンテイの前足へと流れてそこの毛皮に吸い込まれた。
 男は小便を慌てて中断し、エンテイの頭を掴み、彼の右目に親指を押し当てた。
「ちゃんと飲めよ。おまえの仕事だぞ?」
そのままぐぐっと力を込めると、耐え切れない苦痛に、エンテイがようやく反応を示した。
「ほめ、ほめんはさい……!」
 口を開いたままなので、不鮮明な発音で必死に謝罪をし、涙を流す。
 そういえば、さっきから何かあるたびに泣きっぱなしだなと思いながら、彼はエンテイの頭から手を離す。
 右目だけ瞼が半開きになり赤く充血している。薄汚れてみすぼらしい外観と合わさって、なんとも惨めな姿だ。
 彼がエンテイの口の中に放尿すると、今度は溢す事無くそれを飲み干してくれた。
 他の職員がエンテイを利用する様子を監視しても、やはり綺麗に飲み干している。
 伝説のポケモンが、人間の小便を喉を鳴らして飲んでいるのだから、笑える話だ。一頻りエンテイをなじった後、男はその場を後にした。
 明日の朝まで便器としてこのトイレに務めていてもらおう。

 翌日になって男が戻ってくると、トイレはいつにも増して激しい悪臭を発していた。
 エンテイを見ると、身体に付着していた精液も乾き、全身の毛皮がかぴかぴになっている。
 それだけでなく、股間からは糞尿が垂れ流しになり、顔は小便で黄色く染まっている有様だ。
 病院の隔離病棟へ行ったって、こんな重症のポケモンには出会えないだろう。
 エンテイは立ったままの状態で気絶しているらしく、男が彼の口に着けてある金具を外すと、支えを失った身体はゆっくりと倒れ、自分の垂れ流した糞尿をべちゃりと潰した。
「くっ……、わた…しは……」
 エンテイは、混濁して明らかに正気を欠いた瞳で周囲を眺めている。男はその目の前に、もったいぶって木の実を差し出した。
 甘くて柔らかいモモンの実に、イチゴのような外見のチーゴの実にと、ポケモンの好む木の実を見せびらかす。
 昨日から口にしたものと言えば、精液と小便だけなのだから、それらの木の実はよりいっそう魅力的に見えるだろう。
「喰いたいか?」
 男はわざとらしくそう尋ねる。当然エンテイは首を立てに振り、瞳を輝かせてその木の実を見ていた。
 彼は意地汚く笑って、「そこまで言うなら仕方ないな」と、立ち上がる。
 うつ伏せに倒れているエンテイの横腹を蹴り上げ、仰向けに体勢を変えさせた。
 汚れきったエンテイの体を直接触る気にはなれなかったので、ゴム手袋をして彼の後足を掴むと、自分の方へと尻を向けさせる。
 昨日3匹の犬型ポケモンに輪姦されてから、閉じる気配を見せない肛門からは、精液と液状化した糞の混ざり物が時折り零れ落ちる。
 鼻が曲がりそうな悪臭に、うんざりした表情を浮かべながら、彼はモモンの未をエンテイの肛門にあてがった。
「た、食べ…させ……くれる…んじゃ……」
「食べさせてやるよ。下の口でだけどな」
 一晩中口を閉じれなかったせいだろうか。エンテイは喉をやられてしまったようで、ボソボソと消え入りそうな声で話す。
 男はそれに対して軽い返事をすると、エンテイの肛門にまずはモモンの実をあてがった。
「はっ……」
 エンテイが小さく吐息を漏らす。その吐息までもが小便の匂いを放っていた。
 モモンの実を押し込むと、エンテイの直腸の動きで柔らかい果肉が押し潰され、肛門からぶぴゅっと汁が飛ぶ。
 気にせずに次のチーゴの実をあてがって押し込み、その上からカゴの実をあてがった。硬いカゴの実がストッパーの役割を果たして、潰れた木の実を直腸の奥へと押し込んでいく。
「ひゃっ、…やめ…ッ、て……くれっ……!」
「おいおい。まだ言葉遣いが分からないのか?」
 そう言いながら、表面に凶悪なイボイボのついた、ウイの実をエンテイの肛門にあてがう。
 手に力を込めて押し込むと、イボイボが肛門を刺激しながら、中へと飲み込まれていく。
「ヒッ、すみ……ませ…ッ、ん……! やめて…くだ…さいいいっ!!」
 直腸を刺激するウイの実の形に、エンテイの背筋が振るえ、床と密着した状態で、ペニスが膨らんでいく。
 明らかに快感を感じての反応に、男は面白そうに薄ら笑いを浮かべた。そろそろ仕上げにしようかと、マトマの実をあてがった。
 ウイの実と動揺に表面にイボイボがついているが、こちらはより大きく、広がりきったエンテイの肛門をさらに押し広げて、直腸へと侵入していく。
 エンテイは白目を剥いて、その木の実を受け入れ、腹と床の間で擦れるペニスからは精液が発射される。
 ビクンと身体を跳ねさせ、途端に脱力して蹲る姿は、彼が絶頂に達してしまった事を、白衣の男に伝えていた。

「おい、起きろ」
 床に突っ伏すエンテイを蹴り上げ、無理矢理意識を覚醒させる。
 エンテイはこれ以上痛い思いをさせられては堪らないと、よろめきながら立ち上がった。
 疲労が随分と溜まっている上に、直腸を満たして現在も内側から刺激し続けてくる木の実もあって、小便の匂いのする息を、苦しげに繰り返している。
 そんな惨めな姿に、一切の同情も見せる事無く、男はエンテイへと次の命令を出す。
「お漏らしでトイレを汚した罰として、ここを舌でを綺麗にしろ。汚れ全部舐め取れよ」
 男は話しながら、エンテイの漏らした糞尿の水溜りや、床にこびり付いた染みを指差す。
 一晩中小便を飲まされ続けたエンテイからは、すでに汚物に対しての嫌悪感すらも失せてしまったようで、首を小さく縦に振ると、トイレの床に口を着ける。
――ペロッ
 昨日から味わい慣れた、排泄物の風味が口の中に広がる。エンテイは、それも気にする事無く、次から次へと床の汚れを舐め取っていく。
 やがては、彼自身の作った汚物の水溜りへと到達した。エンテイも流石にその部分は敬遠したいのか、汚物の水溜りを見つめて固まっている。
 だが、背中に感じる男の視線に気圧されるように、ゆっくりと汚物の水溜りへと口を着けた。
 ずずっと音を立てて小便を啜り、残った精液と尿と糞の混ざり物を舐め取っていく。
 もはや、こんな作業を淡々とこなしてしまうほどに彼の心は破壊され、その身体も心と同様、ボロボロに成り果てていた。
「おいおい、そんなにペロペロ喰っちゃって。そんなに美味いか?」
「……ッ」
 男の問いに、エンテイは無言で体を震わせるばかりだった。
 トイレの床から、便器の一つ一つまでも、エンテイは丁寧に舌で掃除していく。
 掃除を終える頃には、彼の吐息に混ざる悪臭はよりいっそう強くなり、反対にトイレは随分と綺麗になっていた。
 不潔の代名詞と言っても過言ではないような、酷い有様となったエンテイが、綺麗なトイレの中で酷く不釣合いだった。

前足で一歩踏み出す体力さえも残らぬ体が、廊下を引き摺られて何処かへと進んでいくのが分かる。
 彼は何処か狭い部屋へと投げ込まれた。瞼を開ける気力さえも残されておらず、周囲の状況に対する恐怖を、底なしの虚無感が勝っていた。
 程なくして、彼の身体に熱湯が降りかかる。炎タイプの彼にとっては、そう大した温度でもなく、寧ろ心地いい温度だった。
 その熱湯が彼の身体についた汚れを洗い落とし、綺麗にしていく。
 薄汚く汚れていたエンテイの体が、かつての威厳に満ち溢れた色合いを取り戻していた。
 うっすらと目を開けて、綺麗になった自分の身体を見つめると、エンテイは自分の心の奥底に、活力が湧くのを感じた。
 絶望し、あのまま糞尿に塗れて命を落としてしまうかと悲観していたのに、今の身体なら逃げ出せそうだと、根拠の無い自信が芽生え、彼は小さく笑みを浮かべた。
 だが、結局これはぬか喜びでしかない。彼に活力を与えた行為も、彼を惨めな末路へと導くための道筋に過ぎないのだ。
 エンテイの体を綺麗にし終えると、あの男がシャワー室へと入ってくる。その手には、エンテイを輪姦した三匹のポケモンのボールが握られていた。
 ビリビリと激しい圧迫感を感じながら、エンテイが一歩後退りする。だが、狭いシャワー室の中で、逃げるようなスペースもろくに無い。
 男がモンスターボールを投げる。三匹の犬型ポケモンが、たちまちエンテイを捕らえ、押さえつけた。
 型に、腰に、体重をかけて押さえつけ、ヘルガーがエンテイの右前足に噛み付き、顎に力を込める。
「グッ……ガアァアアアアッ!!!」
 ミシミシとヘルガーの牙が、エンテイの前足の付け根に食い込んでいく。やがて肉を裂く音に混じって、骨の軋む音が響き始めた。
 そして、グラエナの強靭な顎が、ついにエンテイの前足の骨を噛み砕いた。狭いシャワー室の中に、耳を塞ぎたくなるようなけたたましい悲鳴が響いた。
 ヘルガーは獲物を引き裂く時のように、内部で骨の砕けてしまった腕を引っ張る。
 すると、ミチミチと肉の裂ける音を立てながら、エンテイの右前足が胴体から取り外された。
 露になった傷口へと、ウインディがすかさず炎を吹きかける。ジュウウウッと音を立てて傷口の肉が焼け爛れ、流れ落ちる血が止まった。
「まだ三本残ってるぞ。一本目から半狂乱だな」
 狂ったように悲鳴を上げ、荒い息を繰り返すエンテイを見ながら、彼はとても楽しそうに言った。
 その目の前で、三匹はエンテイの左前足を引き千切っているところだった。
 男はその様子を眺めながら、ゆっくりとエンテイに近寄り、手に持ったペンチを彼の口の中に捻じ込んだ。
 そのペンチで牙を掴んで、バキッと折り引き抜く。三匹がエンテイを達磨にしていくのに合わせて、牙を引き抜いていく。
 今まで感じた事も無い凄まじいほどの痛みを覚えながら、エンテイは意識を失うしかなかった。
 次に彼が目覚めた時、既に彼の脚は全て失われ、牙はなくなり、もはや首輪で力を抑えずとも、人間にすら反抗の出来ない存在となってしまっていた。
 そして、組織の職員達の持つポケモンの性処理器具として使われる内に、彼はその心も失い、ただの生きたオナホールへと成り果てたのだった。

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最終更新:2009年05月25日 06:11