漢字の大海

2011-11-18

最終更新:

houji

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むしば、あしあと、おごる。
一応読めるのだけど、熟語が出てこなかったり、他の訓読みを知らなかったり。
「僭(ひところ)ふ」なんて言葉は初めて聞いた。

クイズ解答

Q.『「牢」の訓読みとして誤っているものはどれ?』
A.おおべや

解答して下さった、残念!(><;
ちょっと難しかったですかね。

「牢」は「宀」+「牛」。すなわち、家畜をとじこめて囲う小屋。
そこから転じて、罪人をとじこめる牢屋の意を持つようになりました。
「ひとや」は牢屋を意味する和語。
漢字で書くと「人屋」「獄」「囚獄」などとも書きます。

また、閉じ込めた家畜を祭礼の犠牲として供えたことから、
「いけにえ」の意を持つようになりました。

さらに、供えものは牛、羊、豕(ぶた)などの肉であるため、
「ごちそう」の意まで生じました。

ちなみに、ことわざに
「藜羹(レイコウ)を食らう者は大牢(タイロウ)の滋味(ジミ)を知らず」
という物があります。
「藜羹」とは「藜(あかざ)の羹(あつもの)」、すなわち粗食のこと。
「大牢」とは「牛、羊、豕などの一級品のごちそう」のこと。
すなわち、「粗食に慣れた者にはごちそうの味がわからない」という意味。
つまらない人間には高尚なことや重大なことは理解できないことのたとえに用いられます。

「大牢の滋味」は準1級で出題されるかもしれないので、
覚えておくとよいかもしれませんね。(^^

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