漢字の大海

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houji

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【僭】

  • 部首: + 12 画
  • 総画: 14画
  • 異体字:僣
  • 漢検配当:1級


読み

  • 音読み
1.セン
2.シン
  • 訓読み
 なぞら(える)おご(る)、そし(る)、せん(する)、ひところ(う)

字義

1.①目上の人の領分にまでもぐりこんでかってにおかす。
   また、そのさま。
   例:「僭越(センエツ)」

  ②おごる。
   身分不相応なことをする。また、そのさま。

2.そしる。
  悪口をいって他人の弱点やすきにつけこむ。
  また、ひそかに根回しや、えこひいきをする。
  同義語:


解字

会意+形声。「人+(音符)朁」。
[兂]は「簪(かんざし)」の原字。
かんざしは髪に挿すことから「もぐりこむ」の意味を持つ。
「人+朁」で、他人の領分に潜り込んでおかすこと。

補遺

  • 訓読みの「ひところう」について
ひところう【僭ふ】
分限を超えて上の人のことをまねる。
同じくらいのものを並べて比較する。
<広辞苑第六版>

関連語



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