漢字の大海
僭
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houji
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【僭】
読み
- 音読み
- 訓読み
なぞら(える)、おご(る)、そし(る)、せん(する)、ひところ(う)
字義
1.①目上の人の領分にまでもぐりこんでかってにおかす。
また、そのさま。
例:「僭越(センエツ)」
また、そのさま。
例:「僭越(センエツ)」
②おごる。
身分不相応なことをする。また、そのさま。
身分不相応なことをする。また、そのさま。
解字
会意+形声。「人+(音符)朁」。
[兂]は「簪(かんざし)」の原字。
かんざしは髪に挿すことから「もぐりこむ」の意味を持つ。
「人+朁」で、他人の領分に潜り込んでおかすこと。
[兂]は「簪(かんざし)」の原字。
かんざしは髪に挿すことから「もぐりこむ」の意味を持つ。
「人+朁」で、他人の領分に潜り込んでおかすこと。
補遺
- 訓読みの「ひところう」について
ひところう【僭ふ】
分限を超えて上の人のことをまねる。
同じくらいのものを並べて比較する。
<広辞苑第六版>