人狼

人狼の血を口にすることで得られるパワー『野獣形態』の使用により、人狼に変身することが出来る。
能力は本来1日に1度しか使えないが、デイドラアーティファクト「ハーシーンの指輪」を装備する事で、変身回数の制限が無くなる。詳細は後述。

ホワイトランを拠点に活動する同胞団(前作における戦士ギルドのような位置づけ)の中には、
人狼化する能力を持つ人間により構成された幹部組織「サークル」が存在し、人狼を狩ることを目的とした集団シルバーハンドと対立関係にある。

同胞団の一員となりクエストをこなしていくと強制的に人狼になってしまうが、同クエストを進めることで治療または継続が可能になる。
ただし、治療してもフラグは立ちっぱなしのようで、衛兵から「濡れた犬の臭いがする」、などと嫌みを言われ続けることになるので注意。




人狼化

  • 人狼の能力を得る
  • 一度の変身で150秒間の人狼化。人間の死体を吸血することにより、50ptsの体力回復効果と30秒間の変身延長ボーナスを得られる
  • ボタン入力により攻撃のバリエーションが変化する
  • 視点は三人称に固定される

人狼化のメリット

  • 人間形態におけるメリット
    • 疾病耐性100%を得る
    • …がプレイヤーキャラクターの耐性頭打ちにより、疾病耐性85%止まり
  • 人狼形態におけるメリット
    • 疾病耐性100%を得る
    • 最大体力値が50上昇する
    • 最大スタミナ値が100上昇する
    • 最大所持重量が1500になる
    • スタミナの自然回復速度が4倍に上昇する*1
    • シャウトキーで咆哮を行える
    • 通常のスプリントよりも早く走れる*2
    • 狼に攻撃されない
    • 人狼化中に犯した罪は懸賞額に影響しない

人狼化のデメリット

  • 共通のデメリット
    • アビリティ『血の匂い』が追加され、人間形態・人狼形態にかかわらず就寝によるボーナスが得られなくなる
  • 人間形態におけるデメリット
    • 衛兵に嫌味を言われる
  • 人狼形態におけるデメリット
    • 人狼への変身モーション中は全く動けず、攻撃を防ぐことができない
    • 装備品が全て解除されるため、変身終了後の装備直しが面倒
      • PS4 SE版では修正済み。ウェアウルフから人間に戻っても装備は解除されない
    • メニュー画面が開けない
    • フィールド上のアイテムや、宝箱や死体等に入っているアイテムを拾えない
    • 遠距離攻撃を行えない
    • 体力が自動回復しない。野菜スープなどのアイテムを事前に使用していても無効になる
    • 特定のNPC以外はすべて敵対状態になる。仮に敵対しなくとも会話は不能
    • 人狼への変身や変身解除を誰かに見られた場合、懸賞額に+1000G*3
      • これを逆手に利用すれば犠牲者を1人も出す事無く、実績&トロフィー「大罪人」を楽に解除出来る。

基本操作

通常時と同じ操作は省略
Xbox360 PS3 操作
RT R1 右手攻撃
LT L1 左手攻撃
RT + LT R1 + L1 吹き飛ばし(低威力)
RT or LT長押し R1 or L1長押し 三連強攻撃
移動中にRT or LT長押し 移動中にR1 or L1長押し 吹き飛ばし(高威力)
RB R2 咆哮
LB L2 ダッシュ
ダッシュ中にRT ダッシュ中にR1 右手ダッシュ攻撃
ダッシュ中にLT ダッシュ中にL1 左手ダッシュ攻撃
ダッシュ中にRT+LT ダッシュ中にR1+L1 両手ダッシュ攻撃
B × スキルツリー

基本能力

  • 人狼化中の攻撃方法はクローでの近接攻撃のみとなる
  • クローによる基本ダメージは20。レベル上昇によりダメージが増えていく
  • クローは複数回攻撃判定が出るようで、多段ヒットが成功すると与ダメージが倍増する
    • 特にダッシュ攻撃では多段ヒットが発生しやすい
  • 人狼中は防具を装備できないため防御力はゼロ。かなり打たれ弱い
レベル 攻撃力 防御力
1~10 20 0
11〜15 25 50
16〜20 35 100
21〜25 45 150
26〜30 50 200
31〜35 55 250
36〜40 60 300
41〜45 70 350
46以上 80 400

咆哮

  • 咆哮はいくつか種類があり、クエストでゲットできるトーテムによって、種類を切り替えることができる
  • 入手場所は恐らくランダムと思われる
名称 効果 補足
恐れのトーテム レベル25までの生物や人が戦闘から30秒間、逃走する。 初期装備の咆哮。「血の匂い」という技名。DG導入後は「戦慄の叫び」
狩りのトーテム 狭い範囲の敵対状態の敵を生命探知。一度探知した生物はどんなに離れても60秒間は効果が続く 敵も味方も全て赤で表示される。死体や機械には効果が無い
兄弟のトーテム 狼を2匹召還し、戦わせる。あまり強くは無い 唯一60秒間のクールタイムがある。シャウト扱いであり、祭壇やアミュレットのシャウト短縮効果が有効。
最大召喚数に制限がないため、クールタイムを短縮すれば4匹の狼と一緒に戦える

ウェアウルフスキル一覧

DLC第1弾「Dawnguard」を導入することで、ウェアウルフ変身時にメニューボタンを押すと、スキルツリーを開けるようになる
  • 人狼のスキル経験値は死体を捕食したときに増加し、一定量貯まると、能力を開放できるポイントを1つ入手できる
  • 吸血鬼やドラウグル等の死体を捕食することはできない
  • 死体の「生産」方法は問われない
    • よって、「変身前にダンジョン内の敵を一掃して安全確保」→「戦利品を拾得」→「変身して捕食」という方法もOK
    • プレイヤーが殺害したNPCだけでなく、最初から死んでいるNPCの亡骸を捕食することも可能
  • 「○○のトーテム」は、前提としてクエスト「ハーシーンのトーテム」をクリアしていないとほぼ意味がない
能力 ランク 必要能力 説明
獣の力 1 なし ウェアウルフ変身時にダメージに+25%ボーナス
2 ウェアウルフ変身時にダメージに+50%ボーナス
3 ウェアウルフ変身時にダメージに+75%ボーナス
4 ウェアウルフ変身時にダメージに+100%ボーナス
氷の兄弟のトーテム 獣の力 兄弟のトーテムの叫びが同胞たるアイスウルフらを呼び寄せる
月のトーテム 氷の兄弟のトーテム 兄弟のトーテムの叫びが同胞たるウェアウルフらを呼び寄せる
肉食獣のトーテム 獣の力 狩りのトーテムの叫びが効果範囲に広がり、対象の状態がわかる
戦慄のトーテム 獣の力 ウェアウルフの戦慄の叫びはレベルが高い敵にも影響する
動物の活力 獣の力 野獣形態時に体力とスタミナに+100のボーナス
ゴージング 動物の活力 糧を得たときの体力の回復量が倍増する
野蛮なる貪欲 ゴージング 大半の生き物を糧に出来る。人型以外では変身の延長時間は通常の半分となる

スキルポイント取得に必要な捕食回数
スキルポイント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 合計
捕食数 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 165

補足
  • 攻撃力2倍、体力&スタミナ上限上昇、回復量増加、回復&延長手段増加など、
    変身時の基礎能力を高めるスキルは大変有用
    • 特に捕食対象が増える「野蛮なる貪欲」は、変身維持が劇的に楽になり*4
      経験値取得の機会も増えるので早めに覚えたいところ
  • 月>氷の兄弟>兄弟のトーテムの順で優先される。シャウトと違って呼び別けは出来ない
  • 肉食獣のトーテムは狩りのトーテムを強化し、
    こちらを発見していない敵(および味方)は青、攻撃態勢に入っている敵は赤に光るようになる
    • とはいえ、咆哮の使える変身時は隠密行動できない&雇用中の従者と同胞団以外は全員敵対するので、
      取得の優先順位は低いかもしれない
  • 戦慄のトーテムは恐れのトーテムを強化し、効果が及ぶレベルの上限を上昇させる

フロストムーンの指輪

DLC第3弾「Dragonborn」を導入後、ソルスセイム島のフロストムーンの断崖にいるウェアウルフの一団を率いるリーダー、マジニから購入できる指輪
  • 指輪は全4種、それぞれが人狼形態に変身後、特殊能力を付加するウェアウルフ専用の指輪。
  • 最も安価な指輪で1500ゴールド以上の価値がある為、ある程度ゴールドを稼いでいなければ入手できない。
名称 価値 効果 補足
吸血衝動の指輪 1500 野獣形態の間、与えるダメージが50%増加する。
しかし、受けるダメージも50%増加する。
獣の力のボーナスと併用すればとんでもない火力になる
月の指輪 2250 遠吠えの持続時間が25%増加する。 3つのトーテム全てに効果があるが、兄弟のトーテム以外の咆哮は無制限に使用できる為、効果は薄い
本能の指輪 3000 野獣形態に入ると20秒間、周囲の時間経過が減速して感じられる。 変身直後のみ自動で20秒間の減速効果。任意で減速できない
狩りの指輪 3500 野獣形態の間、体力が回復する。 人間形態と同じく体力が自動で回復するようになる。回復速度が速く、倒されにくくなる

治療

  • 同胞団クエストで手に入るグレンモリルの魔女の頭をイスグラモルの墓にある導き手の火炎に投げ込むと人狼化の治療が可能ではあるが
    ハーシーンのトーテムを探すクエストがアエラから受注出来なくなるので注意。また、一度治療すれば二度と人狼に戻ることはできない。
    • Dawnguardを導入しているならアエラに頼むことで、もう一度だけウェアウルフにしてもらえる。ただし、以降人狼化の治療は出来なくなるので選択は慎重に。
  • グレンモリルの魔女の頭は最大5個まで手に入れる事ができるが、同胞団メインクエスト「死者の栄光」で1つ使用するのでプレイヤーの手元に残る頭は4つ。その内1つを使うことでプレイヤーの人狼病を治療できる。
    • ヴィルカスとファルカスの人狼病を治療する同胞団サブクエスト「純粋」をやる場合、魔女の頭が必要になるので余ってても不用意に捨てたり売ったりしないこと。

ハーシーンの指輪

  • 上記にあるように、人狼は通常一日に一回しか変身できない
    • しかし、この指輪を装備することで、プレイヤーは一日何回でも好きな時に人狼化が可能になる
    • ただし、回数制限がなくなるのみなので、変身時間に制限があったり、任意での変身解除が不可能である点は変わらない
  • ハーシーンの指輪と入手クエストに関する詳細は、デイドラクエスト『月明かりに照らされて』を参照。人狼愛好家にとっては必携のアイテムと言える
    • しかし、クエスト中は『呪われたハーシーンの指輪』が強制装備させられる。これは装着者をランダムに人狼化させる効果をもつ
    • 指輪はクエストを完了するまで絶対に外れないため、人狼のプレイヤーは一気にクエストを終了させないと面倒な事になりかねない

人狼についての補足

  • サークルの面々は人狼の能力にすっかり馴染み切っているが、コドラクの言うとおり人狼化の能力は『人狼病』というれっきとした『病気』の産物である
    • しかもこの病気は、プレイすれば判るとおり血液を飲むと他人に『感染』する。人狼が恐れられているのはこの辺りも関係している
    • 人狼狩りで散々血を浴びているであろうシルバーハンドが何とも無いのを見るに、それなりの量の血液を『飲まない』と感染しない模様
    • シルバーハンドは高確率で疫病退散の薬や、疫病退散効果を持つ錬金材料を持っている 彼らなりに対策は立てているようだ
  • 人狼病を創ったのは、デイドラロードのハーシーンである。彼が人狼化を制御する指輪を持っているのはそのため
  • 色々とデメリット満載のこの病気だが、同じくデイドラロードのモラグ・バルが創った吸血病に比べると、実はそうでもない
    • 当然人狼は変身しなければ全く力を振るえず、メリットも疾病耐性100%程度しかない
    • 一方、デメリットである就寝ボーナス無効は常時発動なのでとても痛い。
      スキルをスムーズに上昇させたい場合は、同胞団クエストの進行を避けるべきか
  • 防御力が0であるため、打たれ弱い
    • DLC導入によって基本性能が向上し、またPerk取得が可能になった。防御力はLv46で400にまで増加する
    • DLC導入無しの状態では非常に脆い。高レベル時においてさえ矢2発で死んでしまったりと、趣味の域を脱しない残念な性能
    • Perkを取得すれば、攻撃力は最大160にまで達する。強力なモーションも合わさって、火力は凄まじい
  • 人狼となった者達は死後、ハーシーンの領域に招かれ、永遠の狩りに興じると云われている
    • 同胞団の長コドラクが人狼を疎んでいるのは、人狼の血のせいでソブンガルデ*5に行けなくなるためである
      • TESの世界観、死後の世界について本格的に説明すると脱線してしまうので詳細は省くが、基本的に「エセリウスは天国」「オブリビオンは地獄」だと考えていい。
        死後に望んでオブリビオンへ向かおうとするアエラ、スコールのほうが一般的には異質。アエラは「ハンティング・グラウンド」を『永遠の狩りの世界』と気楽に捕らえているが、正確にはハンター自身も誰かに狙われ続ける過酷な領域。言うなれば『永遠の殺し合いの世界』である。オブリビオンでは「死」という概念は無いので、*6


人狼の運用指南

基本的な情報

  • 人狼は、このゲーム内でも特殊な存在であり、その運用も通常のプレイとは一線を画す。
  • この項目では、人狼のデメリットを可能な限り抑えつつ、メリットを生かす方法を載せていく。
  • 人狼は様々な制限により生身よりも対応力に劣る反面、型にハマった際の爆発力は凄まじい。
    • 人狼の素の能力のみで戦おうとすると、遠距離主体の敵や、高レベルの敵相手は至難である。
    • そのため、メインで使うにはかなり難しい。武器や魔法と同じく、一つの手段とするのが得策。
    • しかし相手や状況によっては、生身よりも遥かに有利に立ち回れる。使いどころを見極めよう。
      • ただし、DGを導入すればこの限りではない。素の能力でも、強敵の集団を圧倒できる場合が多々ある。
  • 人狼化は、上記の『ハーシーンの指輪』を装備しない限りは一日一回しか使えない。
    • 指輪はあくまで『自身が持つ人狼化の能力を、任意に、且つ回数制限無く発動できる』というもの。
    • すなわち、指輪だけでは人狼に変化することは不可能であることに注意。
  • 一日一回の人狼化では、メインどころかサブで使うことすら満足に出来ない。
    • 切り札に使おうにも、打たれ強い訳でもなく、変身時の隙も大きいためオススメできない。
      • 人狼形態に変身する前にフレッシュ系魔法やなどを唱えておくと、変身時の無防備なデメリットもカバーできる。
        • 特に変性魔法のドラゴンスケイルは変身時の無防備状態に対して非常に有効で、変身前で唱えるだけで敵陣ど真ん中で変身しても受けるダメージはほんの僅か。
      • 時間減速、ドラゴンアスペクトなどのシャウトやステータス強化系の薬の効果なども有効なので、変身前に準備しておけば戦いは楽になる。
    • 敵を倒さねば回復手段がなく、また人間に戻りたくても制限時間終了までは戻れないため、ピンチのときに使ってもむしろ自殺に等しい。
    • よって、人狼を使って頻繁に戦闘、移動をしたいという場合は、指輪の取得が事実上必須となる。
    • 変身を任意に解除する方法が無いのも地味にデメリットの一つ。待機すると制限時間が過ぎて解除されるので覚えておこう。
    • ハーシーンの指輪とフロストムーンの指輪は併用できないが、ハーシーンの指輪で変身した直後にフロストムーンの指輪を装備すれば、指輪の効果は適用される。
      • これによってフロストムーンの指輪の効果を受けつつ、一日に何度でも変身が可能になる。4種類持っていれば変身毎に状況に応じて使い分ける事が可能。

人狼の戦法

  • 人狼の戦力の要は、その機動性と攻撃速度、そしてノックダウン性能である。
    • 有効な戦法は、「ノックダウン」→「トドメ」の流れを徹底すること。
    • 敵の攻撃はなるべく動き回って回避し、ノックダウン攻撃でダウンさせ一方的に攻撃する。
    • ダッシュアタックは、スプリント中に攻撃する(左右どちらかだけで良い)と繰り出せる。慣れないと当てにくいが、威力は非常に高い上、相手をノックダウンさせられる。
    • 攻撃の起点にも、ダウンした敵へのトドメにも幅広く活用できる強技で、クリーンヒットすればLv46でmax960ダメージを叩き出すようだ。
      • ダッシュアタックには右、左、両手同時押しの三種類がある。
      • 左ダッシュアタックは助走が不要で安定して出せるため、メインとして非常に使いやすい。
      • 右ダッシュアタックからは、左ダッシュアタックにキャンセルコンボで繋げることが出来る。
        交互に出すとドラゴンやマンモスなど大型の敵に大ダメージを与えられる。
    • 移動しながら繰り出したパワーアタックは相手をノックダウンさせる。
      続けて繰り出してノックダウンさせ続けるか、ダッシュアタックでとどめを刺すといい。
    • 移動せず繰り出したパワーアタックは三回攻撃になる。
      強力だが、隙が大きいため普通に繰り出すと反撃でダメージを喰らう、先にノックダウンさせておくのがいい。
    • 両手同時押し攻撃で相手をノックダウンできる。その場で繰り出せるがスタミナ消費が大きい。
      攻撃力は非常に低く、殺したくないNPCを吹き飛ばすのに使える。また、この技は特殊な2種類のフィニッシュムーヴを発生させる。
  • 脳筋相手にはかなり有利に立ち回れる反面、接近オンリーのため、魔法使いや弓手などの遠距離タイプには弱い。
    • 足を止めず常に動き回る、障害物を利用するなどしてなるべく攻撃を喰らわないようにする。
    • 特にプレイヤーが高レベルの時に複数の射手や魔法使いに囲まれている状態で足を止めるのは即死亡につながる。
    • 横移動でキッチリと矢(魔法)を避け、その瞬間にダッシュで接近しダッシュアタックをお見舞いしてやろう。
    • 魔法使いに関しては、ブレトン、マーラの使徒、大公座の大立石、変性perkの魔法耐性でほぼ削減できる。
    • それでも不安なら変性スキルを鍛えて安定性とフレッシュ系魔法を習得し、変身前に使っておけば良い。大学への入学が必要になってしまうがフレッシュ系魔法の最高位であるドラゴンスケイルがあれば持ち前のタフネスとスピードと相まって、高レベルの弓使い相手でも真っ向から突撃してごり押しできる。
  • 恐怖の咆哮はかなり有用で、低レベルの敵、特にクリーチャー系はレベル固定なため軒並み逃走させられる。
    • 低レベル時だと厄介な虎やクマ、初心者の壁であるトロールやスプリガン、ハグレイヴンも敵ではない*7
      • 反面恐怖以外の咆哮はDGで強化perkを取得しない限り、あまり役に立たない。
  • また恐怖の咆哮は巨人やマンモスには効かない。しかも大抵複数で群れているので、考え無しに襲うとかなり危険。一対一を心がけて立ち回ろう。
  • ドラゴンを相手にする時はこちらに遠距離攻撃手段がないためドラゴンが降りてくるのを待つ必要がある。
    空中ブレスは回避が困難だが、距離を取れば避けやすい単発ブレスを誘発できる。
    • ドラゴンが地上に降りてきたら移動しながらのパワーアタックでよろめかせられるのでスタミナが続く限り一方的に攻撃できる。
  • 一対一ならば格上にも充分立ち回れる一方、複数方向から囲まれるのに弱い。
    • 体力が上がっても、それ程打たれ強くなるわけではない。回復手段も敵を倒さねばならないため特に咆哮が効かない高レベルNPCには注意。
    • 対策としては、咆哮で雑魚を散らした後、恐慌にならない上位NPCを引き付けてタイマンに持ち込むのが良い。
    • とは言え、咆哮は30秒で切れ、咆哮の範囲外から弓矢などで射られるのも痛い。
      効かない相手→弓手→その他の順で片付けるのがベター。
    • ダッシュアタックや移動しながらのパワーアタックを駆使してのヒットアンドアウェイも有効。
    • 勿論、不利になったら逃走も視野に入れる。範囲外まで逃れ、一度回復してから再戦するのは生身でも有効。
  • アンデットやオートマトン、精霊には恐怖の咆哮が通じず、捕食も出来ないため非常に厄介な敵になる。
    • 人狼の超速度を利用して一気に遺跡を突っ切るのも手段の一つではある。先が行き止まりの場合は詰みかねないが。
  • 変身を解除したい時は、敵を殲滅して、または逃げ切ったあとに待機すると早い。
    • ただ逃げた場合、扉を一つ挟んだ程度だと待機直後に囲まれ、その上変身解除という面倒な状況が発生する場合がある。逃げるときは充分に距離を取ろう。
  • 人狼の唯一の回復手段である吸血は武器をしまうボタンでモーションをキャンセルできる。

人狼での移動

  • 走行速度が凄まじく速く、持久力も高いため、移動にも便利。変身時の隙を突かれなければ逃走にも利用可能。
    • その速さはゲーム中、最速の馬であるシャドウメアを遥かに上回る。
    • ただし、出会う存在全てから敵対されるため、町や集落の中に入るときは必ず変身を解除しよう。
    • フィールドにいるランダム遭遇や、移動中の友好的なNPCにも当然の如く敵対されてしまう。
    • 上記のような場合は、一度逃走し非戦闘状態になった後、変身解除しておけば元に戻っている。
    • 逆に言うと、敵陣に突入するときは、雄叫びを上げつつ特攻してもなんら問題ない。

人狼での犯罪

  • 犯罪といっても、人狼状態では基本的に戦闘と移動しかできない。
    • そもそも体が肥大化するため、狭い場所だと引っ掛かって通れなくなる場合がある。
      • 横移動だと若干抜けやすい。
    • 上記にもあるように、変身を見られただけで懸賞金がつくので、人狼化の際には注意を払わなければならない。
  • 人狼状態のメリットの一つに、人狼状態では殺人を犯しても懸賞金がつかないというものがある。
    • 身元がバレないように誰かを暗殺したいと言う場合は、例え街中で殺害しても罪は問われない*8
    • この場合気をつけることは、人狼化はもちろん、変身解除の瞬間を見られてもアウトだということ。
    • 更に街中だと、咆哮の効かない衛兵やNPCが存在するため、彼らに囲まれても危険である。
  • しかし上記のように人狼は移動が恐ろしく早い。追いつけるのはドラゴンしか居ないため、逃走だけならかなり簡単。
    • 特に人間NPCは幾ら走ろうが決して人狼には追いつけない。馬に乗って追ってきたり、馬上射撃されたりと言うシステムも無いため危険も薄い。
    • だが矢にだけは気をつけること。考え無しに逃げるだけだと弓矢に滅多打ちにされる恐れがある。ジグザグに動くと多少気休めになる。
    • 現場を下見して、変身時に使用する死角や、撃たれにくい場所、出口までの逃走経路にアタリをつけておくといい。*9


人狼関連のバグ・小ネタ

治療をしたのに治ってない?

  • 人狼病を治療した後もデータ一般のウェアウルフ状態がカウントされ続け、衛兵からの特殊台詞もそのままになる(回避不可)
    • 変身能力は失われ就寝ボーナスも復活しているので実用面では困ることは無いのだが・・・濡れた犬の臭い、耳から毛が出ている等、女性ドヴァキンには非常に辛い。
    • 原因は不明だが、恐らく衛兵が人狼病に言及するフラグが「シルバーハンド」完了後に立つが、それを戻す機能が無いのだろう。

水の中を走る小ネタ

  • 発生条件は、泳いでいる最中に人狼化が解除されること。
    • 水の中を人間のまま歩く/走れるようになる。モーションや移動速度も地上走行時に準拠する。水中に潜るときもそのまま。
    • 解除方法は簡単で、一旦地に足が着けば通常の使用に戻る。
    • 大して使い道の無い小ネタだが、遊泳速度より若干速く移動が可能になると言うことは間違いない。

人狼状態で片手武器を装備できるバグ技

  • 三人称にして、ショートカットメニューから片手武器二つを装備し構える
    • 右手のみでも成功する場合があったが、何故か成功率が低いため両手をオススメする
    • この時、装備したい武器の方を右手に装備する。
  • 構えたまま再びショートカットメニューを開き、弓を装備する。両手武器では出来ない模様
  • その状態で指輪を嵌め、人狼化すると、変身後に右手に装備した武器を装備している。ただし失敗も多い。
    • 成功したときは、剣なら鞘が腰に、エンチャ武器ならゲージが出現し、変身時に武器を装備した音がする。

性能について

  • 攻撃力等は素のクローに、装備している武器の性能が『左右両方の攻撃に"上書き"』される
    • つまり、人狼の素の攻撃力より弱い武器を装備しても、攻撃力が下がってしまう。(人狼の攻撃力は上記参照)
    • ただし、性能が両手に上書きされるため、右攻撃も、武器を装備していない左攻撃でもエンチャ効果が発揮される模様。
  • この状態だと、片手スキルが上昇し、また片手Perk(クリティカル)なども発揮される。
    • 即ち人狼状態では片手スキルは上がらないか極端に成長が鈍化しており、また片手Perkも適用されていない。
  • 人狼以上の攻撃力を持つ武器を使うと、攻撃力も上昇する。ノックダウンや攻撃速度も相まってかなり強力。
    • ただし、上記にあるように人狼の最高攻撃力は80なため、それを超えていないと余り意味が無い

人狼魔法

  • 両手に破壊魔法の杖を持った状態で人狼化すると攻撃する際に杖の破壊魔法が放たれる
    • チャージ残量とは無関係に撃ち放題。ただし何らかの目標を照準してなければ撃てない
    • 近距離で無ければ照準として扱われない為遠距離からは撃てない。ただし足元に死体が有れば自由に撃ちまくれる。
    • 凄まじい連打が出来るが、反面、攻撃自体には判定が無くなる

一つの死体から捕食判定を二つ得る

  • DG導入後、死体を食べた後でその死体に魂縛を掛ける、または灯明を当てる事で何故か「心臓をむさぼった」とログが出てキチンとカウントされる
    • 死体に当ててもスキルが上昇する魔法に関係がある?詳しい理由や原理は不明。実質成長速度が倍になるので手早く育成を済ませたいならお薦め。一人称視点にしておいた方が魔法を当てやすい
    • フォースウォーンの野営地等、敵が多い場所を選んで襲えば更に効率的。うっかりパワーアタックやフィニッシュムーブで吹き飛ばしてトドメを刺してしまい、死体を見失ってしまった時の為に狩りのトーテムの力をセットしておけば安心

攻撃しただけで捕食判定を得る

  • 一度捕食したことのある敵がリスポンした場合、その敵を攻撃するだけで「心臓をむさぼった」とログが出て回数がカウントされる。
    • この敵を倒すと捕食もできるので、カウントの二重取りができる。

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最終更新:2023年06月10日 15:14

*1 全体値の20%が毎秒回復する。生身の時は5%毎秒

*2 馬より速く持久力も遥かに高い

*3 もちろん目撃者を殺せば懸賞金はキャンセルされる

*4 食べ過ぎてなかなか人間の姿に戻れない場合も多々あり

*5 ノルドの英雄のみが招かれるエセリウスの領域。北欧神話でのヴァルハラに近似する

*6 デイドラロード、アズラが治める月影の領域は別。特に行き先が決まっていない者は、魂と輪廻を司る彼女の元へと送られる。オブリビオンにしては珍しく、薔薇に覆われた美しい世界だという

*7 ただし通常時に出くわすと、変身時の隙をどうにかしないと厳しい

*8 最早暗殺でもなんでもないが

*9 普通の(?)犯罪でも言える事ではある