小ネタ、というか知っていてもまるで得をしない雑記帳のようなものです。一部役にたつかもしれんが……
「そーなのかー!」って言ってもらえる内容を目指して。新たなネタ、雑学等ありましたら追加、編集願う。
能力ゲージについて
いきなりですが、ツモ1回あたりのゲージの溜まりは以下の式で表せます。
【キャラクターのゲージ速度】×【卓倍率】×【劣勢補正】(×0.7[ドット])
なお東場より南場のほうが全体的に能力がたまりやすい特徴もあります。
【キャラクターのゲージ速度】は言わずもがな。キャラ紹介に書いてあるアレです。
実はこの数値、ゲージ1本を100%としたときの溜まる量(%)を指しています。
つまり、霊夢であれば1回のツモで1.6%のチャージをしているということです。
【卓倍率】も最早お馴染み。地霊殿が基準で、白玉楼だと低く、魔界はやたら高い設定になっています。
卓とルールページにもありますが、こちらにも倍率別の一覧を用意しました。
0.4倍 |
白玉楼卓 |
0.8倍 |
博麗神社卓 |
1.0倍 |
天界の石舞台卓/地霊殿卓/香霖堂卓/黄昏酒場卓/守矢神社卓 |
1.2倍 |
霧雨魔法店卓/紅魔館卓/永遠亭卓/人間の里卓 |
1.4倍 |
無縁塚卓 |
1.7倍 |
命蓮寺卓 |
2.0倍 |
墓場卓 |
2.5倍 |
魔界卓 |
倍率1.0倍の卓、ゲージ速度が2.0のキャラで、チャージ牌をツモらなかったとすると約50ツモ(配牌の13枚含む)でゲージが満タンになります。
失点していない状態でゲージが溜まるのに必要なツモはおよそ
必要ツモ数=100÷(キャラのゲージ速度×卓のゲージ速度)
の式で求めることができる様です。実際はここに34分の1の確率でチャージ牌を引いてくるので、これよりもやや少ないツモ数でゲージが溜まります。
【劣勢補正】は負けているときに心なしかゲージが加速しているような気がするアレです。実際に同一キャラ4人用意して点差を付けて南場あたりになると差が明白になります。
具体的にどのような状況で、どれぐらいの補正が掛かるのかはよくわかっていません。
おおよそ条件としては『自分が負けている』『対局が終盤』あたりがトリガーのようです。
実例として、対CPU戦で2.0、ないし2.5倍の補正が掛かっている局がありました。無論オンラインでも同様の効力はある。
最後の(×0.7ドット)は表示上のモノで、内部的には上の3つで成り立っていると思われます。
ゲーム上ゲージは70ドットで表示されているため、ドットに落とし込むときの係数とお考えください。
もちろん、ゲージが増える要素はツモだけでないことは周知の事実。なのでその辺も。
【チャージ牌】
各キャラクターに1つずつ設定されている、他の牌より多くゲージを溜めることができるヤオ九牌のこと。
ズバリ、他の牌の3.5倍チャージできます。1+2.5という表現がより正しいでしょうか。
ツモると専用のエフェクトが出る。またそのキャラのチャージ牌を知っていれば、他人の引いた牌を推測できない事はない。(マックス時除く)
【失点加算】
大体は1/4ゲージ(17.5ドット)なのですが、大きく点を失った場合は度合いによって変化します。
失点額 |
ゲージ増加量 |
200~15000 |
1/4本(17.5ドット) |
15100~30000 |
2/4本(35.0ドット) |
30100~45000 |
3/4本(52.5ドット) |
以下略 |
青天井ルールでもない限り、倍満・親跳以上喰らったらゲージがいっぱい増える、ぐらいの認識でOKです。親役満などだと1本以上たまるがその前にハコ上に留まれるかの問題になります。(初期点数で48000点放銃して、生き残れる卓は 霧雨、紅魔、墓場と青天井(実質例外レベル)のみ)
青天井ルールの場合は……もう、お察しくださいとしか…………。
ちなみにノーテン罰符でも1/4本伸びます。劣勢補正が掛かるかどうかは要検証。
『喰い平和形は例外なく20符』について
地味ながら他では類を見ないこのルール。これについての考察をしていきます。
ロンの場合(20符1飜 700点 1000点)
これは他ではあまり見られない点数ですが、喰い平和形ロン自体はそう珍しいものでもありません。
幻想麻雀では鳴き断ヤオ・鳴き一気通貫・鳴き三色同順・鳴き全帯で平和形アガリという場合に発生しています。
ではなぜこの『20符1飜』が見られることがないのか。
実は喰い平和形ロンのみに適用される『平和加符(10符)』という特例により『30符1飜』で計算されているためです。
麻雀のルールが大きく変化していった時代の「こじづけ」の産物ではあるのですが、
これが現代では暗黙の了解として定着している、というのが理由だったりします。1000点払う方が楽だし
しかし現代でも一部雀荘やプロ団体、会においても特例の平和加符がなく20符で計算するところもある。フリー雀荘の場合8割以上は30符計算ですが、事前に確認するように。
ツモの場合(20符1飜 200-400点 400all)
これはロンよりも遥かにレアであると断言できます。
なぜならば、一般的な現代麻雀のルール上では明らかに間違った計算であるためです。
まず、間違っているという根拠に『自摸加符』の2符が存在します。この符は門前・鳴き関係なく付加します。
つまり、喰い平和形であれこの2符が含まれ切り上げ30符になるということです。
実際のところこう計算されるケースは多い、もとい点数計算できる人にとっては常識です。
さて、現代の麻雀には『自摸平和』というものがあります。
これは平和と門前清摸和を役として認める代わりに自摸加符の2符を除き20符2飜とする、というものです。
なおこのルールがなかった当時は平和はロン和了のみで成立だったりしました。
それでは本題。どうすれば無理やり20符1飜にできるのでしょうか。
ここで一つ、『平和は喰い下がり役であり、喰い平和は20符0飜の役である』と言い張ります。
さらに『自摸平和の自摸は門前清摸和でなく自摸和了の自摸である』と屁理屈を捏ねてしまいましょう。
はい、こうすれば20符0飜の喰い平和形ツモが完成します。あとは適当に1飜役をくっつければ完成です。
……ごめんなさい、石投げないで>< というか、間違ってもリアルでやるなよ?!(もしやるなら、友人内のローカルルールとしてやること)
ロン時のキャラアップと稲妻の規模について
ネット麻雀では恒例となっているロン時の稲妻、和了した者にとってはいい気分ですが、食らった方からすると堪ったものになります。残念ながらVer3.1.0より稲妻のシステムが変更となり、一部の旧世代グラボだと稲妻が落ちない場合もあります。Ver3.2.0より昔のシステムに戻り、再び旧世代グラボでも雷を拝めるようになりました。しかし、同時に再びロンバグの発生率は上昇したそうです。
幻想麻雀では手の高さによってキャラのアップと稲妻の規模が変わり、また立直していたり、霧雨魔法店だと裏ドラを判断した上で以下の扱いとなります。(簡単に言えば、役が立直+2翻のみなのに雷が大規模→裏ドラが5つ以上モロ乗り確定等……)
ちなみに青天でも跳満扱い以降は翻のみで雷、キャラアップの扱いが決まります。((例)30符6翻と60符5翻は点数的には同じだが前者が跳満扱い、後者だと満貫扱い)
- 満貫未満(青天井だと基準点2000点(子8000点/親12000点)未満)
キャラアップは選択キャラがそのまま出てきて、雷は小規模。
- 満貫(青天井だと基準点2000点以上かつ5翻以下)
キャラアップは満貫以下と同じだが雷は中規模。
- 跳満(青天井だと6翻~7翻)
キャラアップは専用のアップ(通称:跳満カットイン(ギャラリーの各キャラ3枚目のカット))となるが、雷は中規模のまま。
- 倍満および三倍満(青天井だと8翻~12翻)
キャラアップは跳満と同じだが雷が大規模になる。
- 役満以上(数え役満も込み)(青天井だと13翻以上)(Ver3.10以降)
キャラアップも雷の規模も倍満~三倍満から変化なしだが雷の色が赤くなる。
効果音は雷の規模が大きくなるほど規模もでかくなる。倍満以上の稲妻は通称ボガシャーとも言う
ちなみにツモ時もキャラアップは同等。ただしロンより演出は手抜き気味。
ツモエフェクトが満貫~跳満では満貫未満より強い光に、倍満以上ではさらに強い光のエフェクトに。
効果音は満貫未満で小規模、満貫で大規模になりそれ以上でも変わらない。
アガリボタンの位置
アガリ牌が出たときに、ポップアップで出現するアガリボタン。Revision2までは常に表示されていたものの、3Gでは常時表示ではなくなり、押しにくくなったという人もいるでしょう。
ですが、そのアガリボタンの出る位置は固定で、毎回同じ場所に出るようになっています。ここではその位置の分かりやすい覚え方を紹介しましょう。ただしキーボードで操作している人にとっては、あまり需要はないでしょう。
x座標(左右方向)は、自分の手牌の下にある文字「BS」の真上。※
y座標(上下方向)は、自分のプレイヤー名の表示と同じ高さ。
※鳴いたときはBSの文字が無くなるが、その時は一番目に鳴いた牌の真上に合わせる。
この位置にカーソルを合わせれば、アガリ状態のときに真上にアガリボタンが現れるので、カーソルを動かす手間が省けます。
テンパイした時に、常にここにカーソルを準備しておくようにすると良いでしょう。
ただし、チー・カンなど他の操作もこの位置に現れるので、リーチしていないときは気をつけるように。ボタンが現れる予定の位置でカチカチやってるとたまに大変な事になります。(鳴きなし状態でも暗槓、加槓は可能なので注意)
その他の小ネタ(単記事にならないネタはこちら)
- 役アガリ回数の九蓮宝燈の蓮の表記が通常と純正で統一ではない。(通常が蓮、純正が連表記。マニュアルおよび役表示は共に蓮明記)
- 戦績リセットをしても役アガリ回数はリセットされない。
- オンラインの部屋名と入室パスワードは全角18文字まで(半角36文字)
- ちなみに部屋コメントは全角25文字まで(半角50文字)
- トレーニングの慧音先生はクリアーしてなくても眼鏡なしは出るが、クリアー済のほうがでやすい。
- 称号をコンプリートしても特に特典はない。(2012/8/21日現在)
- CPUのキャラによって、門前率と副露率が違う。(要調査)
- 数え役満は役満回数に含まれない。
- キャラ選択時スペースキーを押すとランダムセレクト(ランセレ)をすることができる。
- なおキャラをソートしてランセレをすると、ソートされているジャンルの中から選ばれる。
- 残念ながら卓をランセレすることは不可能(クリックマッチが実質ランセレみたいなものとはいえ)
- オンラインの代走時およびCPUは振込率がシングルの時のCPUと比べて、減少する傾向がある。(ただし完璧ではない。)
- 幻想麻雀で通常ルールでの理論上最高役満である4倍役満の内訳は四暗刻単騎、四槓子、字一色、(大三元or四喜和)の3パターン
- ただし青天井ルールだと、四暗刻単騎、四槓子、字一色、大三元が一番翻数が伸びる、衣玖や神綺がいればさらに上がったり・・
最終更新:2013年02月11日 21:03