第一紀


1年・・・キャモラン朝樹立

  • キャモラン朝のエプレア王によってヴァレンウッドに王国が樹立。これはノルド年代記の最初に記録され第一紀が始まった。ヴァレンウッドの王国はタムリエル中央にあるアイレイドの都市とサマーセット諸島にある強大なアリノール王国との緩衝地帯となった。その結果アイレイドの白金の塔が都市国家としてアリノールから独立した。


10年

  • トルグ・グロ=イグロンはハイロックのロスガリアン山脈に住むオークの諸部族をまとめあげ、都市国家オルシニウムを建国。


68年

  • アトモーラ大陸からの最後の船がタムリエルに到着。これ以降、アトモーラは人が暮らせるような土地ではなくなったと報告されている。


143年・・・スカイリムに王国設立

  • イスグラモルの子孫の13代目にあたるハラルド王は、タムリエル北方地域を統合しスカイリムに王国を設立した。


240年・・・スカイリムがモロウウィンドとハイロックを征服

  • 上級王ヴラージによってスカイリムは劇的に領土を拡大していく。東方ではチャイマーの遊牧民とドゥーマーの土地(ノルドにはドゥーメレスとして知られる地)の大部分を征服。西方では現在ハイロックとして知られている地域でディレニ一族(アルトマーの一派)の支配領域を大きく後退させた。ノルドの侵攻は現地のネディック人とエルフとの均衡を揺るがすことになる。


242年・・・アレッシアの反乱

  • シロド(シロディール)で「奴隷の女王」アレッシアはネディック人の奴隷たちを率いて残酷なアイレイドの君主に対して反乱を起こした。エルフを憎悪する無敵の戦士ペリナル・ホワイトストレークがネディック人を支援し、独力でアイレイド軍を殺していった。ペリナルが味方につき反乱軍は次々と砦を落とし解放奴隷の数も増加していく。
  • 雄牛の角と翼を持つモーハス率いるスカイリム軍も戦争に参加。人間たちの連合軍はシロド周辺の都市国家を征服していき、ついにアイレイド最大の拠点である白金の塔を残すのみとなった。


243年・・・白金の塔が陥落

  • 反乱軍は白金の塔を包囲したが、遅々として進まない攻撃準備に嫌気が差したペリナルは単独で塔へ向かった。多くの兵士を殺した後に、ペリナルは白金の塔の魔王ウマリルを外へ誘い出し一騎討ちにおいて倒した。残りのアイレイドの王たちは都市から逃げる前にペリナルを罠にかけ特殊な手段で殺害。まもなくアレッシアとモーハスの軍は攻撃を開始し簡単に残りの防衛軍を破った。白金の塔は占領されアイレイドの帝国は滅亡。生き残ったアイレイドはヴァレンウッドへ避難した。モーハスを夫にしたアレッシアは、人間による帝国の最初の女帝となった。
  • アレッシアは長い間ネディック人が信仰してきたアルドメリの神々とノルドの神々の双方に配慮する形で融合させ、新しく八大神教団を設けた。次の百年間で元老院や魔闘士大学を設置し、西のコロヴィア地方にある小王国を併合することによって領土を広げていった。


266年・・・女帝アレッシアが最初の聖人に

  • 死の床でアレッシアの前にアカトシュが、あるいは八大神の『失われた兄弟』シェザールが現れると、王者のアミュレットが与えられ、彼女はアミュレットの宝石に姿を変えた。
  • 元老院は半人半牛のベルハルザをシロディールの次の皇帝として選出。


340年

  • ヴァレンウッドがアレッシア帝国と通商条約を締結。


355年

  • 人間の住む土地でアルドメリ勢力の支配権を唯一持ち続けているディレニ一族は、政治工作と陰謀によって再び力を増し、徐々にスカイリムから領土を奪還し始める。


358年

  • アミ=エル帝が率いるアレッシア帝国とスカイリムの連合軍が、ハイロック地方西リーチのディレニ一族を攻撃した。


361年頃・・・アレッシア教義の施行

  • シロディールではイムガ(猿人)の預言者マルクの教えに従う宗教組織アレッシア会が、帝国内で大きな影響力を持ち始めた。伝えられるところでは、マルクは聖アレッシアを幻視したといわれている。アレッシア会はアルドメリ支配の打倒を世界に呼びかけた。エルフの神々が含まれた八大神信仰は弾圧され、より抽象的で不可解な一神教に取って代わられた。娯楽を排除するアレッシア会の教義はシロディールと北タムリエルで強制施行された。


369年・・・上級王ボルガス殺害

  • ワイルドハント(ボズマーが変態した恐ろしい獣の群れ)がウィンターホールドの上級王ボルガスを殺害したためイスグラモル朝の直系は断絶した。ムート(次の上級王を王族から選ぶ会議)が最有力候補だったウィンターホールドのハンセ首長を選出しなかったため、悲惨な継承戦争を引き起こした。


376年・・・ヨクーダで帝政が崩壊

  • 西方のヨクーダ大陸では旧暦2012年に皇帝の権力が失われた。皇帝は公式には存在するものの実質的な権限は非常に制限された。ヨクーダ大陸は三世紀の間、権力争いによる内戦が続くことになる。


393年

  • 古代アイレイドのマラーダ神殿から魔族が湧き出てきたが、アレッシア会によって殲滅される。


401年・・・チャイマーとドゥーマーの同盟

  • ヴェロシ(モロウウィンド)で、インドリル・ネレヴァル将軍はいがみ合っていたチャイマーの族長たちと大家を仲裁し、ドゥーマーの王デュマックと親交を結んだ。ネレヴァルとデュマックはスカイリムの占領軍に対抗するため、長年対立してきたチャイマーとドゥーマーを協力させた。


416年・・・ノルドがモロウウィンドから撤退

  • ノルドはヴェロシ(モロウウィンド)から追い払われ、チャイマーとドゥーマーは正式に和平を結び、レスデイン連合国が設立。第一評議会はデュマックとネレヴァルを共同君主として満場一致で選出。チャイマーとドゥーマーの間の平和はかつてない繁栄と文化を開花させた。


420年・・・スカイリムの継承戦争が終結

  • スカイリムの継承戦争は首長たちが協定を結ぶことでついに終結した。ムートの召集は上級王が直系の世継なく死んだ際に限られた。この50年間の戦争でノルドの帝国は、ヴェロシ、ハイロック、シロディールの多くの領土を失った。隻眼のオラフが上級王になる。

  • ドゥーマーのロアーケン一族はチャイマーとの和平を拒絶して、レスデインから亡命することを選んだ。ロアーケン一族は現在ハンマーフェルとして知られている地域に到着して、彼らの新しい王国ヴォレンフェルを建国した。 伝説によると、ロアーケン一族の族長は彼のハンマー(ヴォレンドラング)を高く放り投げて「それが落ちるだろうところは何処であれ」一族を導くと約束したと伝えられている。この伝説のイメージはハンマーフェルの幾つかの廃墟に壁画として残されている──金の衣を纏いシロディールの森の中を歩く集団脱出のドワーフたち、そして彼らを急かすように前方の夜空に流星のように落ち行くヴォレンドラング。


472年

  • コロヴィア地方のスキングラード王国とクヴァッチ王国は領土を巡って争い続けてきたが、スキングラードのリスラヴ王子とクヴァッチのベレン王女が結婚し両国は同盟を結んだ。


477年頃

  • ディレニ一族は再びハイロックを支配下に置き、スカイリムと後にハンマーフェルとして知られる地域の一部を占領した。


478年・・・サンガードの戦い

  • スカイリムとアレッシア帝国の間で対立が生じ、皇帝ゴリエウスはスカイリムの白王クジョリックを戦場で打ち破った。スカイリムの上級王は戦死し、息子のホーグが後継者に選ばれた。


479年頃・・・アレッシア覇権の終焉

  • スキングラードを疫病が襲った後、即位したドラルド王は自治権を放棄しアレッシア帝国に譲渡。弟のリスラヴは激怒しクヴァッチ王国軍と共にスキングラードへ赴き兄を倒し、スキングラードの王となった。コロヴィア地方への足掛かりを失ったゴリエウス帝は軍を率いて押し寄せた。クヴァッチとスキングラードの連合軍は、アレッシア帝国軍に奇跡的な勝利をおさめた。
  • この影響を受けて、他の小国もアレッシア会の支配に疑念を抱き、コロヴィア領として知られる独立地域を形成する。頑固で自立的な西部と洗練され多彩な東部の分割は、様々な点でその歴史を通してシロディールを象徴することになる。
  • ライエリン・ディレニはハイロック内のアレッシア教義を禁止し、支持者たちを処刑した。


482年・・・グレヌンブリア沼地の戦い

  • エイデン・ディレニ率いるディレニ軍とホーグ・メルキラー率いるスカイリム軍の連合勢力は、グレヌンブリア・ムーアの戦いでアレッシア軍を破った。
  • アレッシア会の影響力は、数十年のうちに大きく後退した。ディレニ一族は勝利したものの多大な犠牲者を出し、もはやブレトンの新興貴族の勢力拡大を抑えることができなくなった。
  • ホーグ・メルキラーは戦争中に亡くなり、伝説的なアトモーラのイスミール・ウルフハースが上級王に選ばれた。ウルフハースは伝統的なノルド崇拝の復活を命じ、スカイリム内のアレッシア会の聖堂を破壊し聖職者を処刑した。


498年・・・ハイロックでエルフの支配が終わる

  • アレッシア軍の敗北後20年以内に、ディレニ一族はブレトン人たちにハイロックの大部分を奪われた。 ディレニ一族の支配地は、イリアック湾のバルフィエラ島を残すのみとなった。


609年

  • タゴール王がグレンポイント軍を破り、ダガーフォール王国はハイロック南部で最も強大な国となる。


610年

  • マンセル・セスニットがヨケーダたちの長、軍の独裁者になった。 彼は8年間ヨクーダ大陸の大部分を支配し続けた。


617年

  • マンセル・セスニット暗殺。ランディック・トルンがヨクーダの統一事業を引き継いだ。


660年頃・・・ドラゴンウォールの戦い

  • スカイリム軍はドラゴンウォールの戦いで、オークの神マラウク(マラキャス)を打ち負かした。東方へ逃げ延びたマラウクの怒りは憎しみとなって空を満たし、レッドマウンテンの噴火を引き起こすことになったという説がある。


668年・・・第一評議会戦争

  • レスデイン(モロウウィンド)の平和な日々はドゥーマーが恐るべき計画を立てていることをダゴス・ウルが知らせたことで終わりを迎えた。ドゥーマーの上級技師カグレナクの計画とは、偶然発見されたロルカーン神の心臓を動力源とした人造神ヌミディウムを建造し、その力でドゥーマーの全ての民を不死にするというものだった。チャイマーはこの冒涜的な計画に強く反対したが。ドゥーマーは聞く耳を持たなかった。


700年・・・レッドマウンテンの戦いとドワーフ消失

  • インドリル・ネレヴァルとデュマック王の度重なる交渉は失敗に終わり、両者の仲は険悪となり戦争に突入した。レッドマウンテンの決戦ではチャイマー軍はドゥーマー要塞の軍を外へ誘いだし、ネレヴァルとダゴスは内部に潜入しデュマック王を倒した。
  • カグレナクがロルカーンの心臓に道具を使用した結果、戦いの最中にハンマーフェルのロアーケン一族も含んだドゥーマーの民全体がタムリエルから消えてしまった。ドゥーマーの消失が惨憺たる失敗の結果なのか、それとも不死化の成功なのかは不明なままである。
  • カグレナクの道具はチャイマー軍によって確保され、ネレヴァルは心臓の間の道具の警護をダゴスに任せて妻と将軍たちトリビュナル(アルマレクシアとヴィベクとソーサ・シルの三者)の助言を求めに行った。道具を保管し研究すべきだとするトリビュナルに対し、ネレヴァルはドゥーマーのような下劣な意図で道具を決して使わないとアズラに固く誓わせた。玄室へ戻ったがダゴスは道具を引き渡すことを拒んだために力ずくで奪い取りダゴスとその家来は逃げだした。
  • 数年後にネレヴァルは不可解な死を遂げ、トリビュナル神殿はデュマックと戦ったときの傷が元で亡くなったと公式に発表した。それとは別にトリビュナルが指導者であり夫であるネレヴァルを裏切って暗殺したというアランドロ・スル著の記録もあり、アシュランダーの遊牧民が支持している説である。
  • 戦後、ソーサ・シルは道具の機能を解明しトリビュナルの三者はレッドマウンテンで自らを神へと変えた。アズラは罰として全てのチャイマーの民の肌を灰色に、瞳を炎の色に永久に変えてしまった。これ以降、チャイマーはダンマー(ダークエルフ)として知られるようになる。さらにアズラはいつの日かネレヴァルがトリビュナルの不死を終わらせに帰還すると予言した。こうした出来事にもかかわらず、トリビュナルは慈悲深い神王としての役割を果たし、先例のない繁栄の時代にダンマーの民を導くことになる。
  • 第一評議会戦争の後、レッドマウンテンは噴火した。ノルドには「夏の日に冬の訪れた年」、カジートには「太陽の死」として知られている。


737年

  • ヨクーダ大陸の皇帝ランディック・トルンの死。ヨクー帝国全土は混沌に陥り、先の三百年の混乱さえも色あせるような内戦が始まった。


792年・・・ヨクーダ大陸沈没

  • 詳細は不明だがヨクーの剣聖団ヒラダージュは戦争に敗北したため、ヨクーダ大陸に大災害を誘発したと言われている。生き残ったヨクーの民は沈没する大陸から離れるしかなかった。


808年頃・・・レッドガードがハンマーフェルに到達

  • ヨクーの民はヨクーダ大陸からの脱出後、タムリエル大陸の沿岸部に到着した。斥候隊が本土へ出航している間にヘルネ島を拠点として安定させた。ハンマーフェル地方への最初の攻撃軍はヨクー語で『戦士の波』を意味するラ=ガーダと呼ばれている。(後に『ラ=ガーダ』は『レッドガード』という発音で帝国に理解されハンマーフェルの民の総称として使用される)ラ=ガーダはゴブリンとネディック人の原住民を虐殺し、ヘルネ島の同胞のために道を開いた。
  • フランダー・ハンディングは未知の土地を調査するため部隊を率いたが、ゴブリンの襲撃で戦死した。フランダーの息子のディヴァードは反撃してゴブリン軍を打ち破り、レッドガードに前進の神フーンディングと崇められる。
  • ヘルネ島の支配者層も本土へと移りハンマーフェルへの二度の移住はヨクーの民を2つの大派閥へ分割することになる。ヨクーダの伝統的な支配者層ナ=トタムブは『クラウンズ』となり、ラ=ガーダの先兵たちは『フォアベアーズ』となる。


948年・・・ブレトンとレッドガードの同盟

  • ハイロック地方ではオークの強国オルシニウムが近隣諸国に対する大きな脅威になっていた。ダガーフォールのジョイル王はレッドガードのダイアグナ会のガイデン・シンジに手紙を送り、オルシニウムへの共同攻撃を提案した。同盟は成立し、共通の敵ができたことでレッドガードとブレトンの確執は緩和されることになる。


980年・・・オルシニウム陥落

  • ダガーフォール王国とハンマーフェルのセンチネル王国とダイアグナ会による連合軍が第一紀950年にオルシニウムへの攻撃を開始した。 だがオルシニウム王国のオークたちの守備隊は強力で、『オルシニウム包囲戦』は陥落するまで30年続き、ガイデン・シンジなどの偉大な戦士や英雄が戦死した。現在もオークは戦いの才能に優れた種族として有名である。


1029年

  • アレッシア帝国の女帝ヘルタは西のコロヴィア地方を強化して、帝国の国境をハイロック方面に拡大した。さらにノルドのスカイリム王国との外交を重視し両国の関係は改善された。


1033年

  • 女帝ヘストラはトパル湾の海賊との戦いを開始しブラックマーシュ地方の近くまでシロディールを拡大した。


1100年・・・ウェイレスト王国建国

  • オルシニウム王国の没落は、小さな村であったウェイレストに幸運をもたらすことになった。ビョルサエ川の交易の中心となったウェイレストは短期間のうちに独立王国となった。ガードナー朝のファランゲルが最初のウェイレスト王である。


1200年~2208年・・・ドラゴンの突破

  • アレッシア会の狂信派である『マルカティに選ばれし者』は八大神筆頭のアカトシュに古代アルドメリの神アーリエルという一面が存在していることに不満を感じていた。マルカティに選ばれし者の秘匠たちはオルビスそのものに干渉し、エルフの神という側面を除去しようとした。杖あるいは塔が顕現し、それが身を捩じらせて震え上がり真名を語り出すまで彼らは踊り続けた。塔は八つの破片に砕け、時(ドラゴン)を突破した。かつての夜明けの時代の非線形的な時間状態へと戻ったこの事象は中間の夜明けとして知られている。塔の破片が再び定命者世界に留まるまで『1008年』の間、タムリエルは眠りに落ちていた。
  • ファル・ドルーン著作の『ドラゴンの突破』によれば、この事象はタムリエル百科事典に記載された年代の誤植が元となって第三紀後期になってから終末論とヌミディウム主義に煽られて提唱された説だとされている。


2200年・・・スラシアン疫病

  • スラシアン疫病は、タムリエル総人口の半数以上を死に至らしめた。この疫病はスラス珊瑚群島の王国に住むナメクジ人であるスロードによって放たれたものである。ダガーフォール、ウェイレスト、センチネルの貴族たちはバルフィエラ島へ避難した。
  • コロヴィア地方のアンヴィル王であるベンドゥ・オロは強力な海軍を率いてスラスに向かい、スロードたちを殲滅した(だが完全に滅ぼしたわけではなかった)。大魔道士シラベインがこの戦いの主役を演じた。シラベインはウォーロックの指輪の思慮深い利用方法によってスラシアン疫病から多くの人々を救った。
  • この出来事の後、シロディールの支配権は東のアレッシア会から西のコロヴィア領へと少しずつ移っていく。そして後の正道戦争でアレッシア会の支配は終わりを迎えることになる。


2260年

  • スラシアン疫病はカジートの諸部族を一掃した。16の部族のうち、わずか2部族(ペレタインとアネクイナ)を残すのみとなった。


2321年・・・正道戦争

  • シロディールで内戦が開始される。アレッシア会の神官たちは属国への締め付けを急速に強め、ついに西のコロヴィア人は東のニベン人の支配に対して立ち上がった。かつてタムリエルの大部分を支配していたアレッシア会はこの戦争で壊滅し、アレッシア帝国は崩壊した。


2703年・・・アカヴィリの侵略

  • 東方のアカヴィル大陸からツァエシ(蛇人)の軍がスカイリムへ上陸。コロヴィア領のレマン一世が東のニベネイ地方の軍勢を傘下に入れシロディールを統一し、スカイリムのペイル・パスの戦いでアカヴィリ軍に勝利した。レマン一世はアルドメリ勢力に対抗するため、アカヴィリの侵略者たちの降伏を受け入れ帝国軍を再編した。第二帝国の始まりである。
  • レマン一世はペイル=パスの戦いで活躍したカントゥス・ジェリルをコロール伯領の最初の伯爵に任じた。


2714年

  • シロディール帝国がヴァレンウッド地方を征服。


2811年

  • アルゴニアの戦いで、アルゴニアンの最後の組織だった軍隊がシロディール軍に敗北。


2812年

  • ブラックマーシュ地方がシロディール帝国に組み込まれる。


2813年

  • シロディリック言語がアルドメリ言語に代わって、すべての法的文書に使用されるようになる。シロディリック言語は現在のタムリエリック言語の基礎となった。


2837年

  • 征服されたブラックマーシュの沼沢地が、正式に帝国の属州になった。この土地はエルフにアルゴニアと名付けられたため、そこに住むトカゲ人はアルゴニアンと呼ばれている。


2840年頃・・・八十年戦争

  • レマン朝のタムリエル支配の最後の地域であるモロウウィンドへ、シロディール帝国が侵攻を開始する。これが悪名高い八十年戦争の始まりだった。


2911年

  • サマーセット諸島のアルトマーとスラス群島のスロードの間でユヴィチル戦争が起こる。


2920年・・・第一紀最後の年

  • シロディール帝国はアルド・マラクの防衛部隊を破りモロウウィンドに降伏を勧告。ヴィベクは帝国の後継者ジュイレック王子と交渉して、降伏の条件と今後の両国の関係について合意に達した。
  • しかしジュイレック王子と皇帝レマン三世が続いて暗殺されたためレマン朝は断絶した。帝国の支配権はアカヴィリ人のヴェルシデュ・シャイエの手に落ちた。支配者ヴェルシデュ・シャイエは第一紀の終わりと第二紀の始まりを宣言した。第二紀は空位時代としても知られている。
  • メエルーンズ・デイゴンが魔女によって召喚され、モロウウィンドの首都モーンホールドを破壊した。遅れて到着したアルマレクシアとソーサ・シルの二人の現人神によってメエルーンズ・デイゴンをなんとかオブリビオンへ追い返すことができた。

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最終更新:2012年06月13日 09:26