#14「Smothered mate」
目次
- キャラクター相関図
- Q. 第14話のサブタイトル「Smothered mate」ってどういう意味?
- Q.戦闘が終わってるんだけど描写が省略されてないか?
- Q.残骸の中にアデスの旗とグラキエスのエグザイルの残骸があるんだけど、カイヴァーンとかやられちゃった?
- Q.あの溶岩は何?
- Q.トゥランのエグザイルなんか欠けてね? ていうかなんで縦になってるの?
- Q.グラキエス勢ってこのままずっとグラキエス語話続けるのか?
- Q.空賊生きていたのか
- Q.ファムが「空を飛びたいだけなのに」と言っていたけど元々の原因はファム達空賊だろ。
- Q.でも元はといえば祖先の空族がアデスの土地を奪って繁栄してそして滅ぼされただけで、空族のやってることは逆恨みじゃない?
- Q.サドリ元帥がルスキニアを推して正解だったよとかいってるけどどういうこと?
- Q.ミリアが「連邦を打ち倒し~」って言ってるけど、まだ戦争継続するつもりなのか?
- Q.アンシャル修復中ってどこにあるんだ?
- Q.シルヴィウスやられちゃったの?
- Q.ファムが「アナトレーの皆を戦力とか言わないで」とか言ってるのだが…。
- Q.ミリアがグラキエスを滅ぼしたリリアーナを打つと言ったことに何故ファムはおかしいとか言ってんの?
- Q.なんでミリアはテレザの腕の中でないてんの?
- Q.何でレースなんてやってるの?
- Q.アデスのヴァンシップが来ているのに警戒すらしない空賊の警備状態って今どうなってる?
- Q.ミリアが「幼いサーラに意思はないもの」と断言してるけどミリアもまだ15歳ぐらいじゃね?
- Q.ミリアは意思がなく、周囲の反ルスキニア勢力が立ち上がったって言ってるけど?
- Q.でもなんで反ルスキニアがこのタイミングで立ち上がったの?
キャラクター相関図
Q. 第14話のサブタイトル「Smothered mate」ってどういう意味?
- A. ラストエグザイルは第一期からサブタイトルにチェス用語を使っています。窒息。盤の角にいるK(キング)が、N(ナイト)によってメイトされる事。グラキエスがアデス連邦によって制圧され、グラン・レイク周辺統一が完了したことを指しているものと思われます。
- チェス用語小辞典(英和)
Q.戦闘が終わってるんだけど描写が省略されてないか?
- A.前回でグラキエスの壁対策にトゥランのエグザイルを呼び出した所までは描写されていたけど、今回冒頭で戦闘が終わっていたので具体的な戦闘描写は完全に省略されている。エグザイル対エグザイルの怪獣大決戦を期待していた視聴者からすると残念。
- Over The Wishes にて追加描写アリ。グラキエスの壁自体はトゥランのエグザイルとの触手による戦闘でほぼ崩壊していた模様。アニメ本編でも長老たちがグラキエスのエグザイルの最後のミュステリオンを唱えていたが、そのミュステリオンはグラキエスのエグザイルの主砲を発動させるためのミュステリオンで、発動と同時にアニメ本編でのグランエグザイルの主砲ほぼそれに匹敵するようなレベルでのビームを発射。それに対抗してトゥランのエグザイルはシールドを展開。トゥランのエグザイルは当初は持ちこたえたものの、その後の出力が増加したビームに耐え切れず半壊して半分機能停止。グラキエスのエグザイルも展開されたシールドを当初突破できず、主砲の出力を増加してトゥランのエグザイルを半壊に追い込んだはいいものの、シールドに押し込まれたビームがグラキエスのエグザイル(中枢部)にも到達。ビームの余波で長老たちやグラキエス国民もろとも消滅。ビームの跡は熱のせいか溶岩になりました。結果的にグラキエスは国民もろとも消滅してしまったので、アデスの戦略勝ちということに。
- 中野の展覧会の展示によれば、グラキエスのエグザイルはグランエグザイルに半分寄生しているとのこと。よってぶっ放した主砲は元々グランエグザイルの主砲そのものみたいです。よって、主砲を押しこまれた余波で壊滅したというよりは、元々がグランエグザイルの主砲なので使えば自爆必死のシロモノだったのかもしれません。
Q.残骸の中にアデスの旗とグラキエスのエグザイルの残骸があるんだけど、カイヴァーンとかやられちゃった?
- A.後のルスキニア、サドリ元帥の話からカイヴァーン、ソルーシュが健在であることが分かります。エグザイル対エグザイルの激しい攻防によって連邦の多数の戦艦もまきこまれたということでしょう。
Q.あの溶岩は何?
- A.グラキエスに温泉があった事から比較的浅い部分に溶岩溜まりがあるのではないかと。
- エグザイル同士の攻撃で地面が溶けた跡かも知れません。
- グラキエスのエグザイルがぶっ放したビーム(グランエグザイルの主砲)の跡です。Over The Wishes にて追加描写。
Q.トゥランのエグザイルなんか欠けてね? ていうかなんで縦になってるの?
- A.雲でわかりずらいですが上部がかけています。一体どういう戦いが合ったのが描写がカットされていますのでわかりませんが、欠けている以上、触手(アーム)による攻防があったのか、体当たりなどあったのか不明です。欠け、負傷した上部を頂上にしているため、まだ安全で戦える下を晒していると思われます。
- Over The Wishes にて追加描写。グラキエスのエグザイルの主砲(グランエグザイルの主砲)を防御した結果、耐え切れずに半壊しました。
Q.グラキエス勢ってこのままずっとグラキエス語話続けるのか?
- A.標準語を話せるのは本編中は8話でシルヴィウスに投降勧告をしたマグノーリアのみですが、国境警備の翼の乙女は約166機。364人の少女がいたため、国境警備という軍務上、マグノーリアと同じく投降勧告のためにバイリンガルの少女も何人もいたと思われます。
- ただ主要キャラクターでミリアもヴァサントもグラキエス語を話せるので、今後グラキエスが登場する場面は他のキャラも全部グラキエス語の会話になる可能性があります。
Q.空賊生きていたのか
- カルタッファルは戦艦の限界高度超えてる場所なので、戦艦の砲弾は届くけど戦艦自体は届かないので制圧し難い為、連邦第3艦隊(オーラン)の襲撃を受けた時点で一時的にどこかに避難していたのでしょう(描写は省略されていますけどね)
Q.ファムが「空を飛びたいだけなのに」と言っていたけど元々の原因はファム達空賊だろ。
- A.忘れがちになりそうですが、そもそも空族はアデス連邦による民族弾圧や粛清を逃れてきた周辺諸国の人々、政府に不満を持った人々によって構成されています。また連邦にとって移民である彼らの存在そのものが粛清の対象であるため、それらに対抗するためにアデス連邦の戦艦を対象とした海賊行為を行うことは当然の成り行きと言っても過言ではありません。
Q.でも元はといえば祖先の空族がアデスの土地を奪って繁栄してそして滅ぼされただけで、空族のやってることは逆恨みじゃない?
- A.その辺に関することはFAQ第1話~第4話、第11話及び本編&用語集を再度ご視聴されるとよく理解できますのでお勧めします。特にこの14話に特筆すべきものでも関するものではありません。
- 簡単に記しますと11話、10年前にてすでに世界中で100年以上も世界戦争が続いており、それを纏め上げたのがファラフナーズです。アデスだけというわけではなく、他の帰還民国同士の戦争も当然あった(公式用語集参照のこと)でしょう。その後、ルスキニアの反帰還民急進派が台頭してきて、征服が始まり、国を滅ぼされた人々が他国に流れたりそれぞれ集まってコミュニティを作りました。それが空族です。(用語集:空族参照)。ですから空族の発祥はアデス侵略が原因にあり、立場を替えればアデスが持っている船や戦艦は元々空族達の国や財産で作られたもの、強盗はお前らのほうだ国を返せと主張することも出来ます。
- 公式設定では空族は祖国を滅ぼされた人々が集まってできたもので、アデスの艦船だけを捕るというものです。他の帰還民国のバトス、ノトス、ボレアース、タ・オピステン、ラエトゥス、クマリ、アルシアー、セペルフ、グラキエスがそうであったのかは公式でも詳細不明です。アナトレーだけは無事に東に開墾できていますが。
- 公式ですでにご存知の通り、118年前にアデスのゴーニア民族を追い出し、開拓したのはトゥラン王国のみでそのほかの国は詳細不明です。(粛清時のトゥラン併合誓言を参照のこと)
- 以上より、空族=帰還民国ではありませんし、祖先も存在しません。戦争難民がいわば祖先です。メトーポン陥落時にも手を貸さず、戦艦を捕っていたことからよくわかります。むしろ滅ぼされた国の難民受け入れなどをしてきたから「迷う翼は風が支えよ」のような掟ができたのでしょう。
Q.サドリ元帥がルスキニアを推して正解だったよとかいってるけどどういうこと?
- A.10年前のあの日からおそらくルスキニアの帰還民廃絶の思想をもったサドリは、ルスキニアを総統まであがるように影ながら、助力していた、と思われます。その真意は不明ですが、最後のルスキニアがヘヴィーカーゴでどこかへいく様子から、サドリもこのグラキエスの地に眠る何かを目的としていたのかもしれません。
Q.ミリアが「連邦を打ち倒し~」って言ってるけど、まだ戦争継続するつもりなのか?
- A.字面では連邦と戦争し、打ち勝つという風に捉えられますが、後のシーンでミリアはリリアーナを殺す覚悟で戦争に挑もうとしています。つまりミリアの目標は「新生トゥラン王国がトゥラン王国の国王を打つ」ということです。連邦を打ち倒しの後のセリフにルスキニア、リリアーナと続いたのが不可思議で、本来なら個人名ではなく「征服された地域も取り戻して~」のような公式的なセリフが続くべきであり、ミリアはこの2人に執着していることが伺え、2人を倒せればいいと思われます。
- 意外に士気は高く、あそこまでぼろぼろにやられたカルタッファルの空族達はミリアを応援しています。
- くしくも、グラキエスではヴァサントが。アデス中枢ではアウグスタ・サーラが。ミリアが打ち倒そうとしていた2人だけが敵となる構図になりました。
Q.アンシャル修復中ってどこにあるんだ?
- A.どこにあるかの説明は作中では全くされていない。ヴェスパを必要としている事からカルタッファルではない遠方の地なのだろう。
Q.シルヴィウスやられちゃったの?
- A.ルスキニアの「シルヴィウスなき今~」という発言から、少なくとも戦闘可能な状態では無いことが伺えます。ただ、あの後に拿捕されたのか機関停止のままグランレイクに沈んだのかは描写が無いため不明のままです。
- あくまで推測として、1:拿捕されている場合、本国へ移送後ヴァサントが保護し反乱の協力を仰いでいる可能性 2:あのまま沈んだ場合、連邦はシルヴィウスの潜水能力を知らないはずなので、沈んだ時点で撃沈とみなし撤退した可能性 などが考えられます。
Q.ファムが「アナトレーの皆を戦力とか言わないで」とか言ってるのだが…。
- A.ファムはその生い立ちとこれまでの行動から家族や仲間と認めた者に対して強い信頼と執着心を持っています。最初こそファムもシルヴィウスを一戦力として見なしていましたが、アナトレーのクルーと行動を共にするうちに徐々に打ち解け、最後にはお互い仲間と認め合うほどの信頼関係を築きあげました。それはミリアやジゼも同様です。そんなミリアの口からシルヴィウスを”駒”として扱うような発言が出たことがファムにとっては許せなかったのかもしれません。
- 公式的な発言をとると「これからトゥランもアナトレーと共に繁栄を~」とザ・ホールのシーンで言っていますので、同盟国を一国のトップが一方的に「戦力」というのは「政治的にも」まずいことです。はっきりいうと日本で言う「失言」に当たります。ミリアはリリアーナのことで頭がいっぱいな状態なので思わず口にしてしまったというところでしょう。
- もっとも半年間も同じ釜の飯を食った仲であるシルヴィウスの国を、ディーオ達をそう言うなというファムの感情論が強いでしょう。
Q.ミリアがグラキエスを滅ぼしたリリアーナを打つと言ったことに何故ファムはおかしいとか言ってんの?
- A.ミリアからの立場からしたら、すでに連邦の「道具」として使われ、エグザイルを兵器として使用したリリアーナを打つことは、敵国であるアデス連邦に加担している国を(トゥラン王国)を打つということでもあり、また、元トゥラン王女、現、新生トゥラン王国国王の自分が実の姉を打つことに意義があると思っていると思われます。身内の仕出かしたことを身内で片付ける意味合いが強いですが、その矛盾にミリアも当然気づいています。(「私がやらなければならないことなの」と言った後ファムに「たった1人のお姉さんなのに」と言われはっとし、俯いてしまいます。)
- そのファムは簡単に実の姉を殺すなんておかしいと言っているわけでしょう。例え罪を犯しても説得すればとかルスキニアを打てばとか他にも方法があるんじゃないの? という空族の博愛的な掟から来る言葉かと思われます。無条件で8話にて敵国のグラキエス戦闘機を掟にて救った彼女らしい考えと思われます。
Q.なんでミリアはテレザの腕の中でないてんの?
- A.言葉通り「私だって……お姉さまを殺さずに済むのなら」と本音を言っています。政治的なことを抜きにすれば、ミリアはまだリリアーナ姉さまを慕っていると思われます。しかし世界的に姉はこちら側の敵になってしまっています。
- ミリアもその矛盾にどうすればいいかわからず、お姉さまを私だって殺したくないとテレザの胸の中で泣いています。
Q.何でレースなんてやってるの?
- A.テレザの説明どおり、昔から何か考え事でむしゃくしゃするとあのようにレースをする癖があるそうです。
- ファムとしてはまず故郷カルタッファル含め空族集落全部が攻撃されたこと、友人の(一方的ですが)ディアンがどうなったか分からないこと、シルヴィウスの安否、ミリアがリリアーナを殺すと決意しなければならないこのような戦争など悩み事がありすぎ、且つ重要なのは「どれも自分1人で解決してあげられない」ため、レース終盤で「畜生ー!」と叫んだと思われます。
Q.アデスのヴァンシップが来ているのに警戒すらしない空賊の警備状態って今どうなってる?
- A.あのように穴だらけに砲撃され、シュパルゲルに至ってはゴーストタウン化していました。見張台はオーランの砲撃で潰されていますので、修復作業で手一杯でしょうし、来る途中に使者であるという発光信号等上げたのでしょう。それにこの戦時下で小型機たった一機ならもし奇襲としても十分対処できるからです。またあの機体は10話終盤でファムを襲った機体と同型ですが、下部に発光信号用のライトがあることから偵察機型であり、機銃はついていません。
- ちなみに戦艦は高度限界の関係でカルタッファルには入れないけど、ヴァンシップ(アデスの物でも)ならば余裕で入れます。
Q.ミリアが「幼いサーラに意思はないもの」と断言してるけどミリアもまだ15歳ぐらいじゃね?
- A.思春期の若者の年齢比較としては、自身の年齢をつい、高く見てしまう傾向があります。10歳より11歳のほうが凄く年上、17歳より18歳のほうが大人というように、思春期、青年期の子供らはたった1歳違いでも「相手のほうが年下」ということへ目が向きます。20歳を超えると様々な人生の問題に突き当たる為、年齢の比較を気にしなくなります。(24歳も26歳も同じようなものだ、というふうに)。
- 日本でいえば、高校で留年しているだけでも浮いてしまいます。たった1歳年上というだけでも青年、少女達にはそのような価値観と疎外感の違いがあります。
- 年齢比較すると10年前のグランレース時のリリアーナが9歳なので、当時のリリアーナや現在のテディ(9歳か10歳)から判断しても「意思は無い」とは言えません。サーラはルスキニアが貴族粛清した時も自分が未熟である事を自覚しているので、未熟ではありますが傀儡とか意思が無いとか言うのは言い過ぎ。1話でもミリアはファム達の事を「空賊風情が」と下に見る発言をしていたり、ルスキニア総統を悪く言ったり(この点に関しては正解だった)、自分の気に入らない人間の事を低く見る傾向はあると思われます
Q.ミリアは意思がなく、周囲の反ルスキニア勢力が立ち上がったって言ってるけど?
- A.現状ではそう考えるのが妥当でしょう。諸外国から見ても「アデスは傀儡政権」ということぐらいわかっていたはずです。その延長でミリアはそのように断言したと思われます。
- しかし今回はアウグスタ・サーラの書名があり、ルスキニアとは違って使者も送り届けています。予告を見れば分かりますが、次回はファム達はアウグスタ・サーラと謁見します。その時、「今回の処断はだれが決定したのか」、それが明らかになるでしょう。
Q.でもなんで反ルスキニアがこのタイミングで立ち上がったの?
- A一番はヴァサントでしょう。属州艦隊に残存艦隊がなく、本隊健在とあればいくらヴァサントでも「ルスキニアに囮にされた」と察するでしょう。元からアデスは1枚岩ではありません。軍部内部や皇帝、サーラも今回の「兵を駒にする」というルスキニアのやり方が決め手で立ち上がったと思われます。
- 修正完了。 -- 名無し (2012-01-28 19:39:38)
- 修正完了。 -- 名無し (2012-01-28 20:34:25)
- 年齢修正しときました -- 名無しさん (2012-01-28 20:45:08)
- 修正完了。 -- 名無しさん (2012-01-28 21:32:37)
- 修正完了。 -- 名無しさん (2012-01-28 21:35:19)
- 修正完了。 -- KT (2012-01-28 21:41:45)
- 修正完了。 -- 名無しさん (2012-01-28 22:04:08)
- 修正完了。 -- 名無しさん (2012-01-29 00:52:45)
- 修正完了。 -- りりぃ (2012-01-29 03:41:39)
- FAQ作成完了。 -- 名無しさん (2012-01-29 13:55:00)