A.C.B(あいち調査士勉強会)ホームページへようこそ

このホームページはA.C.B会員の方とA.C.Bに入会を希望される方への連絡事項や
手続きについてのご案内、全国の青年調査士会の方々への情報発信、土地家屋調査士と
いう国家資格を広く知っていただくことを目的として作成しました。


A.C.B(あいち調査士勉強会)とは

1.土地家屋調査士の意識改革とブランド化を目指す有志団体です。
土地家屋調査士としての知識や技術を高めるために、愛知県内で土地家屋調査士登録を
している有志によって2011年11月に発足した有志団体です。
土地家屋調査士登録10年未満、または50歳未満である正会員108名、登録10年以上かつ50
歳以上の賛助会員16名で構成されております(平成24年3月現在)。
さらに土地家屋調査士の有資格者も準会員として参加いただくことができます。

2.勉強会グループや研修会などの活動を行います。
勉強会グループごとにテーマを決めて1~2年単位で研究を重ね、他のグループとの情報
交換によって多くの深い専門知識を共有することを目的としています。
また、土地家屋調査士の業務や倫理の特殊性から、全体研修や懇親会を通して会員間の
親睦を深めることも大切な事業と考えています。


土地家屋調査士とは?

1.全国に約17,000人の土地家屋調査士がいます。
全国に、弁護士は約28,000人(平成22年3月現在)、司法書士は約28,000人(平成21年4月
現在)います。一級建築士ともなると、全国に約343,000人(平成23年3月現在)います。
それらに比べると、土地家屋調査士は少ないのです。

2.不動産の表示に関する登記の専門家です。
土地家屋調査士は法務省管轄の国家資格で、土地や建物の登記に関して司法書士と車の
両輪のような関係にあります。司法書士が『この土地はAさんのもの』という権利(所
有権)を明確にすることを業としているのに対し、土地家屋調査士は『その土地はどこ
にあって、面積はどれ程で、どのように利用されているか』という物理的な状況を明確
にすることを業としています。ですから、物理的な状況を把握するために土地や建物の
調査・測量を行います。つまり『不動産の表示に関する登記』について必要な作業もあ
わせて行います。

3.土地の境界を明確にします。
隣接地との境界を明確にするための測量も行います。
ほかにも法務局に備え付けられる地図を作製する業務や隣接法律専門職としての知識や
経験を生かし、境界紛争を裁判外で解撤するADR代理等も行っております。

一般的にはあまり接することのない資格者かも知れませんが、一生に数回はお会いする
機会があることと思います。


代表挨拶



●所信表明
このたびA.C.B(あいち調査士勉強会)の6代目の代表に就任いたしました土地家屋調査士の神谷文彦です。
私はこの土地家屋調査士という職業が大好きです。この仕事を選んだ時から憧れの職業になればいいなとずっと思ってきました。
しかし土地家屋調査士の認知度は低く、隣接士業からも「家屋調査士さん」「家屋士さん」など正式名称で呼ばれることが少ない。
だから自分が選んだこの職業をどのように伝えれば分かりやすくできるのか、どうすればみんなに知ってもらえるのかを常に考えてきました。
いろいろな職業がある中で土地家屋調査士を選んでもらえるためには、今まさに土地家屋調査士である我々が、楽しく、
そして生き生きと仕事をしていれば自ずとその姿を見ている人からは、あの人達はなんだろうと興味を持ってくれるでしょう。
人に興味を持ってもらうには、社会に貢献できるだけの知識や技術はもちろん、人間的にも熱意のある行動ができる人、
つまりこの人と一緒に仕事してみたいと思われることだと思います。
その意識づくりをこの勉強会で構築していきたいとも考えています。
私は微力ながら、そのお手伝いができればと思い、代表になることを決意いたしました。みなさんで一緒に成長し、社会から憧れられる存在になりましょう。

●今年度の活動方針について
スローガン:「Return to the Beginning / 基本に立ち返る」
これは「習(しゅう)・離(り)・破(は)」を意識して「基礎」をとことん勉強し、知識と技術を研鑽することです。
「習」:一つのことについてトコトン掘り下げ、これ以上ないというくらい調べ尽くすこと。
「離」:離れること。調べ尽くしたら一旦そこから全く異なる分野に離れます。
「破」:はじける。つまり今まで学んできたことから違う何かが生まれるということ。新しいアイデアが生まれてくることを意味します。
この一年でここまで到達できるかどうかはわかりませんが、始めなければ到達できません。
まずはこの意識をもちながら基礎を学んでいきたいと思います。
ACBでは、土地家屋調査士の業務について、それぞれの手続きの内容と注意点を各グループで掘り下げ、意見集約し、
ACB版の調測要領を作成することも目標としています。
とにかく楽しい勉強会にしたいと思っております。みなさんで土地家屋調査士という職業を憧れの職業にすべく日々精進してまいりましょう。

A.C.B(あいち調査士勉強会)代表 神谷文彦




「代表の息子作画」
最終更新:2023年03月06日 10:49