06年に結成された、川村、木塚、加藤、クルーン、4人の横浜救援陣の総称。
05年に優勝した阪神の投手継投必勝リレー「JFK」(ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之)に対抗してか、
頭文字が「K」の4人にちなんで付けられた。
「クワトロ」とはイタリア語・スペイン語等で「4」を意味する言葉。
クァトロK、クアトロKとも表記される。(→補足?)
この名前がメディアで使われたのは、おそらく1月のスポニチ?の記事が最初だろうか?(→補足?)
シーズン途中に球団がこの4人を売り出してから、この呼び名が定着したようである。
その売り出しの一環として、クワトロKが登板するときには、
ハマスタのスクリーンにかっこいい出囃子PV?が流れた。
しかし、売り出した時期にはクワトロK始め投手陣が大炎上を繰り返しており
横浜実況板の中では恥ずかしいから映像を流すのはやめてくれぇという意見もときどき見受けられた。
06年オフ、監督就任会見の日の夜に、大矢監督と斉藤明夫コーチが
フジ系スポーツニュース番組「すぽると!」 に出演。
その中でなんとクワトロK解散を宣言した。
☆☆☆'06〜'07横浜番組実況スレPart1☆☆☆
加藤・川村の先発転向で解散となるも、両者ともに07年シーズン途中でリリーフ復帰。事実上クワトロK復活となった。
しかしクルーンが07年オフに退団で一角が崩れると。川村が08年、木塚も10年シーズン限りで現役引退。
加藤も09年シーズン後にトレードでクァトロK時代は完全終焉となってしまった。
ちなみにクルーンを除いた3人は、スパッツ隊もしくはスパッチーズとも呼ばれている。→風林火山
2010年、野村コーチによって
真田(SANADA)、牛田成樹(SHIGEKI)、江尻慎太郎(SHINTARO)、山口俊(SHUN)
の "クワトロS" 襲名が宣言された。(→記事?)
JFK超え!横浜「クワトロK」強化(06年1月15日付スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/01/15/04.html
横浜のセットアッパー・川村丈夫投手が14日、木塚、加藤、岡本と 行っている神奈川・厚木での自主トレを公開。 今季の目標に木塚、加藤と中継ぎ「三本の矢」を形成し、 抑えのクルーンを加えた必勝リレーを強化すると誓った。 4人の頭文字と、イタリア語で「4」を意味する「クワトロ」を合わせた 「クワトロK」がJFK超えを目指す。
<横浜「クワトロK」売り出し>(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/04/25/05.html
球団は頭文字に「K」が付く救援陣の川村、木塚、加藤、クルーンの 「クワトロK」を前面に押し出すために、特別映像を使って4人の登板を演出する。 横浜スタジアムで名前が告げられると、大型スクリーンに戦隊シリーズのヒーローのように4人が並んで登場。 派手な効果音とともに頭文字のKが浮かび上がり、最後に投げる選手が紹介される仕組みだ。
映像初お目見えの様子
☆☆2006横浜実況スレ 4/27阪神タイガース戦part3☆☆
☆☆2006横浜実況スレ 5/3中日戦part7☆☆
この言葉が定着する前には、中継ぎ陣は色んな名前で呼ばれていた。
横浜「トリプルK」が「JFK」超え誓い合う
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-060115-0011.html
横浜の「トリプルK」が球界最強の中継ぎ軍団形成を目指す。 14日、川村丈夫投手(33)木塚敦志投手(28)加藤武治投手(27)が、 神奈川・厚木市で行っている自主トレを公開。 昨年、同一リーグで話題を独占した阪神中継ぎ陣の「JFK」超えを誓い合った。 中盤から8回までを3人でつなぐ形は昨年からのもの。 ロングも可能なタフネス加藤が木塚につなぎ、8回を川村に託す。 9回は守護神クルーンが締める「Kの方程式」はハマの勝ちパターンだ。 中盤の「トリプルK」のさらなる進化は、4年ぶりAクラスを果たした昨年の上を行く絶対条件。 だからこそ口にした「JFK」越えだった。 投手陣最年長の川村は「その自信はあります」と断言。 木塚も「注目の中で投げられたJFKは、同じ中継ぎとして見ても幸せ。追い付け追い越せでやります」。 加藤は「3人が去年の成績に上積みすれば強くなる」と自覚を口にした。 自主トレでは、シーズンを見据えた心肺機能の強化に主眼を置いている。 川村は「僕ら3本の矢が軸になれば、強いブルペンができる。 チームが1つの矢になれば優勝争いもできる」と話した。 8年ぶりのV奪還へ、「トリプルK」は、行動で示していく。【山内崇章】 [2006/1/15/08:47 紙面から] 写真=ランニングをする、左から岡本、加藤、川村、木塚の横浜中継ぎ陣
ハマの「4K」 川村、木塚、加藤にクルーンで盤石
ttp://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/jan/o20060114_70.htm
横浜・川村がゴムボールトレ…木塚、加藤と『3本の矢』になる
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200601/bt2006011506.html
2006年 1月15日 (日) 04:11 横浜・川村が14日、神奈川県厚木市内で自主トレを公開。 体全体を使って重さ4キロのゴムボールを投げる練習を披露した。 下半身の力を効率的に上半身に伝える目的で「投球も力みがないのが理想。 それがどれだけ現役を続けられるかにつながる」とプロ10年目のシーズンをにらむ。 さらに、ともに汗を流した木塚、加藤の名を挙げ 「『3本の矢』になって、強い救援陣にしていきたい」と意欲を見せた。
「クワトロ」の部分は、正確な発音に近いクアトロやクァトロを使う人も多い。
広報リポート2006年5月6日
土肥選手の先発で始まり、その後“K”で始まる中継ぎ&抑えの川村、木塚、加藤、クルーン選手 『Cuatro K(クアトロK)』がそろい踏みしました。
今日は軽食にカレースパゲティーというメニューがありました。選手や裏方さんに 「どんな味なのかな?」と話題になったそのメニューを、一番最初に食べたのは川端スコアラーでした。 もちろん、スパゲティーの上にカレーが乗っただけなのですが「ピリッと辛くて、ク ルルッときた。クワトロKのカレーでしたよ。」と良く分からないコメントをくれまし た。とにかく美味しかったということでしょう(笑)。 その後も何人かがカレースパゲティーを食べていたのですが、美味しかったという人 が沢山いて、口コミで大好評という今日の軽食でした。
練習前のロッカーの中での話です。 最近高宮選手が中継ぎに入ったということで、加藤選手が「クアトロKに一人増えたから新しく考えましょう」 と話していました。クアトロKのクアトロとはスペイン語で「4」を表します。「5」は「cinco」。 果たして名称はどうなるのでしょうか? ちなみに門倉選手は「ゴレンジャー」と呼んでいました(笑)
今日の練習の終わりに門倉選手と加藤選手と話をしました。19日、門倉選手が中継ぎ として登板して勝ち投手になりました。それを受けてか、加藤選手が「期間限定ですが クワトロKに加入したらどうですか」と私に提案していました。門倉選手に聞いてみる と、「最近僕の話ばっかりじゃないですか」と逃げられてしまいました。それでも捕ま えて聞いてみると「また先発に戻ることもあるだろうからクワトロKには入れないでく ださい」と話し、「また面白い話があれば使ってもらっても構いませんけど…」とも話 してくれました(笑)。
8回以降は川村、加藤、クルーンの「クワトロK×4分の3」の継投で追加点を与えずぴしゃりと抑えました。
大矢大胆改革!“クワトロK”解散(デイリー)
http://www.daily.co.jp/baseball/2006/10/20/0000144391.shtml
横浜・大矢明彦新監督(58)が、31日からの沖縄・宜野湾で行われる秋季キャンプで、 今季リーグワーストのチーム防御率4・25に終わった投手陣の再編に乗りだす。 大矢新監督は「受けてみたい」と、ブルペン捕手を務めることを明言。 「実際に受けると球の回転や質が分かるし、投手のイメージが変わってくるからね」と、 自ら投手陣の実力を見極めるつもりだ。 さらにこの日、横須賀総合練習場を視察した斉藤明夫投手チーフコーチ(51)は、 川村、木塚、加藤、クルーンで構成される救援陣「クワトロK」の解散を示唆。 「木塚、加藤が横手の同じタイプで全員右投手。左腕を2枚加えたい」と川村、加藤を先発にし、 今季不調のGキラー左腕・土肥を中継ぎとしたい意向だ。 同コーチは「直球はコース、握り、球速の変化などで24種類はある。 しっかり投げれば直球だけで抑えられる」と持論を展開。 キャンプでは「変化球禁止」など、大胆な手法を用いる構えだ。
尾花ベイ「クワトロS」で浮上だ!
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/04/06/27.html
今度のクワトロは「S」だ。4日のヤクルト戦(神宮)で日本ハムから移籍した横浜・江尻が1回を3者凡退デビュー。 「経験があるし、ああいう場面を任せられるメドが立った」と絶賛した野村投手コーチは 牛田、山口にロングリリーフをこなす真田を加えた4人を救援陣の柱に指名した。 さらに真田(SANADA)、牛田成樹(SHIGEKI)、江尻慎太郎(SHINTARO)、山口俊(SHUN)の頭文字から 「クワトロS」と命名した。 チームでは06年、川村、木塚、クルーン、加藤の「クワトロK」がフル回転。 4人計228試合に登板して防御率3・17と好投した。 今季は9試合で4人計16試合、防御率2・42と好投を続ける新生クワトロが、チーム浮上の鍵を握る。 [ 2010年04月06日 ]
横浜「クアトロS」江尻加え4人の救援陣
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20100406-614718.html
フル回転の横浜救援陣が「クアトロS」を襲名し、今季初めての連勝をサポートする。 緊急トレードで日本ハムから加入した江尻慎太郎投手(32)が4日のヤクルト戦で好投。 野村弘樹投手コーチ(40)は5日「経験があるし、牛田、山口と後ろを任せられる」とセットアッパーで起用する方針を明らかにした。 「牛田→江尻→山口」が現時点での勝利の方程式。ロングリリーフもできる真田を加えた4人でゲームを締めくくる。 横浜では06年、木塚、川村、加藤、クルーンが「クアトロK」を結成、4人で228試合に登板した。 今季は(江尻)慎太郎(牛田)成樹(山口)俊+真田で「クアトロS」。 野村コーチは「活躍して新聞に取り上げてもらえるようになれば」と期待する。 [2010年4月6日8時27分 紙面から]