■ミドル2:上杉 謙信(その2)

ティリス以外は登場不可

GM:さて、どういう演出にするか要望はある?

GM:っていうか、そもそも二人はどこで暮らしてるとか決めてないなあ‥
ティリス:謙信ちゃんの完全なる世界っつーと、惑星芙蓉なのかね
謙信:どうだろう?舞台とかは決めてなかったけど‥‥
雨宮翼:そーゆーときは「描写しない」のも手だぜw
謙信:そうだね
ティリス:まぁとりあえず仲睦まじい二人の所に乱入‥‥あぁ、気が引けるなぁw
雨宮翼:どこか「平和な場所」ならよかろ。イメージ優先♪
GM:まあ、隅田川っぽいうらぶれた下町の
GM:なぜか戦乱の話も聞こえない平和な‥都合のいい場所

謙信:とりあえずOPでは仕事に出かけるまでをやりましたよね?
謙信:ではその日の夜と言うことにしましょう。
ティリス:ほむほむ。
謙信:なんだか今日一日、気がつくと誰かから呼びかけられているような、或いは問いかけられているような気がしていました。

GM/信長:「お、おかえり!」
GM:待ちかねたように、部屋の扉をあけて出迎えてくれる。
謙信:「はい、姉さま、ただいま帰りました」 心配掛けないように、にっこりと。
謙信/???:『謙信‥‥な‥‥‥?』
謙信:(あ、また)
謙信:では、場面がちょっと進んで夕食のシーン
謙信:「いつも申し訳ありません、姉さまに食事の用意までさせてしまって‥‥」
謙信:あ、信長お願いします
GM/信長:「な、なあ、謙信。‥‥お前は、どこにも行ったりしないよな?」
GM:食事をちゃぶ台に運びながら、不安そうに聞いてくる。
謙信:「どうしたんですか? 急に」 そう言って微笑む。
GM/信長:「なんか、今日はずっと‥‥おまえがどこかに、行ってしまいそうな気がして‥不安でいっぱいだったんだ」

謙信:愛していると言ってください
GM/信長:「謙信、俺はお前を愛してる! だから――」
謙信:「私は、どこにも行ったりは‥‥ あ」
謙信:その信長の一言で、記憶が揺り動かされ、回想シーンに入っても良いですか?
GM:どうぞ

謙信:~~~~~~~回想シーン~~~~~~~

雨宮翼:「なぁ。‥‥謙信ちゃんってさ。信長のこと、凄ェ好きだよなぁ!」
雨宮翼:「やっぱ胸か?」
謙信:「バカ者! お主はそう言うところにしか目がいかぬのか!」 ちょっと自分の胸を気にしつつ。
謙信:「勿論、ワシは生まれたときから信長姉さまのことを慕っておる」
謙信:「しかし、あえて言うならあの時から、あの方のために命を賭けても良いと思うようになったのじゃ」
雨宮翼:「へーぇ」 にんまり。「何があったんだ?」
謙信:「うむ、まあ‥‥ よかろう」
謙信:「ワシがこの飛鳥の艦長に任ぜられたときの事じゃ」

謙信:「姉さまはこう仰った。『いいか、不識庵、いや、謙信』」
謙信:「『もしお前を見捨てねばこの宝永が危機にさらされるようなことがあるとしたら‥‥』」
謙信:「『俺はお前を躊躇無く見捨てるからな』とな」
雨宮翼: 腕組みしつつ。ちょっと眉をひそめる。
謙信:「分からぬか?」
雨宮翼:「‥‥いや、なんとなくわかる気もするけどさ。なんでだ?」
謙信:「信長姉さまはな。まだ未熟であったろうこのワシを、ひとかどの武将と認めてくれたのだ」
謙信:「妹ではなく。信頼する家臣としてな」

雨宮翼:「妹ではなく‥‥か」 なるほど、と頷き。
雨宮翼:「なら」 にっかり笑って。謙信ちゃんの頭を撫でくり。「‥‥そん時は、おれが謙信ちゃんを助けるよ」
謙信:「なんじゃ、お主はワシを子供扱いか? やはり姉さまとは違うの」
雨宮翼:「‥‥信長の代わりに、な」 不器用なウィンク。
謙信:「‥‥?」 目をぱちくり。
雨宮翼:「信長はさ。謙信ちゃんのことがとても大切なんだと思う」
雨宮翼:「だから、おれと謙信ちゃんで頑張ろうぜ? 信長が、安心できるように」
雨宮翼:サムズアップ。

謙信:~~~~~~~回想シーン終了~~~~~~~

謙信:「‥‥あ」
GM/信長:「ど、どうした謙信?」 心配そうに覗き込んでくる。
謙信:悲しそうに見つめ返して。その後、中空を見上げる。
謙信:「‥‥お主だったのじゃな、ティリス殿、ワシに気付かせてくれようとしていたのは」

ティリス:「えっ」 中空じゃなくて、同じ地面の目の前にティリス実物が。
謙信:オチを付けるかw
ティリス:だって、登場してるんだもん‥‥あたしこのシーンに登場してるもん。
雨宮翼:そーいやそうだった!w

GM:周囲の部屋と、信長を含んだ“世界”は、時間が止まったように静止している。

ティリス:すげぇ気まずいけど、口を開く
ティリス:「“摩利支天”上杉謙信公。あなたには、選ぶ権利がある」
ティリス:「私や他の全てを忘れて、己の理想の世界で生きる。それを選ぶことを私は否定しない‥‥ 否定できない」
謙信:「ひとつ‥‥ 確かめさせてはくれぬか?」
ティリス:「――はい」
謙信:信長の方へと振り返る。
謙信:そして時は動き出す。

謙信:「信長姉さま、もしもワシを見捨てなければ宝永が危機に陥るような事があるとしたら、あなたはどうしますか?」
謙信:助けに行くと言ってくださいw
GM/信長:「そんなこと、決まってるだろう? 艦が無くったって助けに行くぞ!」
謙信:「例え、その事で宝永が滅んだとしても?」
GM/信長:「俺にとって、お前に代えられるものなんて無い!」
謙信:「‥‥‥ありがとう、姉さま。謙信は幸せでした」 涙を一粒こぼす。
謙信:「ティリス殿、ワシを導いてくれるか。みんなの元へ」
ティリス:「えぇ―――行きましょう、あなたが本当に会いたいと願う人物が居る、あの世界へ」 手を差し伸べる。
謙信:その手を掴む。

GM:では、シーン終了前に何かあればどうぞ。
ティリス:ここで飛鳥が顕現したらどうかな。
GM:おお‥‥
雨宮翼:それはカッコイイな!w
謙信:良いですね、そうしてそのシーンを去るわけですが最後に幻想の信長が本物っぽいことを言ってくれると嬉しい。

GM:“世界”が書割のように崩れていく。
GM:そこは“飛鳥”の甲板の上であった。
ティリス:「これは―――!!」
GM:“世界”とともに崩れ去っていく信長の口が、かすかに動くのをキミは見た。
GM/信長:「いいぞ。行け」
GM/信長:(振り返るな。前に――進め!)
謙信:「あ‥‥ はい、姉さま」 最後に、その信長にもう一度微笑みを送る。
謙信:それは、幸せな幻想への訣別。
謙信:「機関全開、全速前進!」

シーンEND


謙信:すいません、長引いちゃいました
GM:いえいえ、良いシーンでした>謙信

GM:手札とかパスの処理をどうぞ
雨宮翼:あー。新規パスでさ。「謙信からの期待」もらってもいいかな?
謙信:どうぞ
雨宮翼:さんきゅー!w
ティリス:既存パス「“摩利支天”上杉謙信からの忘却」を「信頼」に変更かな。
謙信:うーん、おかしい‥‥ このシーンで「タスクへの愛」を取る予定だったのに。
ティリス:わぉ
GM:狙っていたのか‥‥恐ろしい子!(白目
雨宮翼:フ。モテる男はつらいぜ(キラキラ☆
ティリス:新パスどうしよう。「ネロへの期待」かな。あっちでちゃんとやれてるだろうか。
謙信:「ネロからの忘却」はもう変えて良いのかな。
ティリス:まぁ、ティリスと会ったらパーティのことも思い出すでしょう。
謙信:じゃあ新規で「ティリスへの感謝」を取得、既存パス「ネロからの忘却」を「ネロからの信頼」に変更。
雨宮翼:さて。おっさんが「タスクからの忘却」を書き換えるかどうかだが‥‥どうやらそのままかw

GM:さて、タスクのシーンに行くよー




最終更新:2011年12月29日 20:44