◎ミドルフェイズA◎



ミドル1:「夜の夢こそ真」

マスターシーン
登場難易度:40 ※ネロのみ難易度20で登場可能

GM/???:「今ここに、すべての邪龍石がそろっている!」
GM/???:「そして、お前たちのおかげで、俺以外の邪龍石は休眠状態というわけだ!」

 漆黒の甲冑を身をまとった謎の剣士が吼える。
謎の六つの石からそれぞれ光が解き放たれ、一つに集う。

GM/???:プロミネンス《破滅の顕現2》によって《「造物主」の悪意》《心砕き》《夢魔の王》を使用。

GM/???:「――――の名において! 今こそ“大いなる力”発動の刻!」

大いなる光が、キミたちの居る巨大な断崖を‥‥ いや、世界そのものを覆いつくしていく。

その時
     
大いなる力が
          
発動した!

GM:いつもなら、夢はそこで途切れるはずだった。
GM: 
GM:さて、登場判定する人は居ますかしら?
雨宮翼:‥‥つまり、登場判定に成功すると「つづき」が見れる?
ネロ:しましょう(ダイスを振る)‥‥はっはっはっ。出目「1・3」、バイクの修正+2込みで達成値7。
ネロ:仕方ない。自分に《教師》。出目「6・3」にして、フレアD9使用。達成値21。
GM:なんとww

ティリス:あたしも、特技とか使えば何とかなるかもしれないので頑張る。
ティリス:【根源】12。自身に《無言のエール》で+6、あとは出目次第‥‥(ダイスを振る)「6・1」で達成値25。
ティリス:エース切っちゃえば出れるわね ということでCA使用で登場。
雨宮翼:おっと。思い切りがいいね! なら、ここは任せるぜ。おれは様子見ぃー
謙信:同じく
GM:他に判定する人は、居ないね? では描写を続けよう。

 光が収まった後には、生物の気配が途絶えたオリジンの大地が、静かに広がるだけだった。
だがそこに、フレアの粒子が凝固し、二人の人間の姿を取る‥‥

 ※ どのように夢から覚めたかは、自己演出で構いません

ネロ:「フン、何か妙かと思えば、やはり茶番か」
ネロ:「我が帝釈鳳凰拳は世の理すら歪めることの可能な拳。あんな偽物打ち砕くことは容易い」
ティリス:まだ記憶は戻って居ないと思うので、つばの広い帽子に旅行用のおしゃれな服装で登場。
ティリス:「え、あれ‥‥ここは?」
ネロ:「――ん? ティリスではないか。お前も醒めたか?」
ティリス:「あれ、ネロ帝――― ネロ、さん‥‥? あれ、ネロって、あなたは誰‥‥?」
ティリス:初めてあった人のはずなのにはじめた有ったという感覚が無いので混乱している」
ネロ:「――まだ醒め切っておらぬようだな。我はネロ――この三千世界全ての帝王」>ティリス
ティリス:「私は、ティリス‥‥ここは、ここは、オリジン‥‥うぅ、頭が、頭が痛い‥‥」

 その場所は、光に取り込まれる直前より変化していない。大断崖の底だ。
どうも世界の様子というか、気配が違って感じられた。

 断崖を覆う濃密な霧は、一体どこに行ってしまったのか?
この断崖に満ちているはずの危険な幻獣どもの気配すら感じないのは、何事なのだろう?
いや、そもそも‥世界のフレアが‥停止している?

ネロ:「――何だこの違和感は」
ネロ:「一体何事だ。我が庭であるこの世界が――改変されている」
ネロ:「――ふむ、そうか」
ネロ:「ダスクフレアの仕業だ!」(キリッ
雨宮翼:w
ティリス:「だ、だすく、ふれあ?」 それも覚えて無いけど聞き覚えがあるので思い出そうと必死になる

ティリス:「お、教えて‥‥」
ネロ:「何だ?」
ティリス:「私は‥‥ 私は、誰?」
ネロ:「お前はティリスだ」
ティリス:「そう、私はティリス‥‥」 そこでやっと顔つきがいつものティリスっぽく。
ティリス:「今、分かった‥‥ 私が私の世界で出会っていた“彼ら”は、全て私の思い描いた彼らで、私の思い描いて居た世界‥‥」
ネロ:「――そういうことだ。我らは度し難い茶番に付き合わされておったのさ」
ティリス:「ネロ帝、あなたは自力でココに辿り着いたの?」
ネロ:「無論」(きっぱり
雨宮翼:二人ともあたまいいなぁ(感嘆w
ティリス:「私はずっと、あのまどろみのなかに沈んでいた‥‥では、私は何故ここにこれたのだろう‥‥」
ネロ:「さぁな、何らかの因果でもあるのであろう」
謙信:夢にどっぷり浸かっている謙信はまだまだお子ちゃまなのかも知れませんね

GM:さて、そこで更なるフレアの凝固が発生する
GM/???:「わたしが現世に干渉できるとは‥‥ 一体何が起こったというのでしょうか?」
ネロ:「――うむ?」
GM:ぼんやりとした姿が浮かび上がる‥このフレアの波動は、アムルタートのものだが‥?

GM/ウングル:「わたしは、睡龍皇ウングル」
GM/ウングル:「今、現世にたった二人だけのあなたたちに、何が起きたのかを問わねばなりません」
ネロ:「――こちらが問いたいくらいなのだが」
ティリス:「睡“龍皇”、ですか」

GM/ウングル:「あら? あなたから感じる懐かしい気配は‥‥ディオスの?」
GM:ティリスのほうを目を細めて見つめる。
ティリス:「ディオス―――」 さっきまで夢で見てたファンキーなおっさんディオスが咄嗟に浮かんで、頭をぶんぶん振って忘れる。
ティリス:「えぇ、私は“星王ディオス”とは縁があるのですが‥‥」 “星王”部分を強調。
GM/ウングル:「経緯はよくわかりませんが、貴女はディオスの導きでここに来ているようですね」
ティリス:「ディオスの導き――― というと。よもや、あっちのあの人の言っていた“私を連れてきたかった場所”って‥‥?」
ネロ:「ほう? ディオスの手によるものか――やはりな」(どや顔

GM/ウングル:「今、オリジンは休眠状態になっています」
GM/ウングル:「この弧界に居た存在は、何者であろうとも夢の世界に封じられている状態です」
GM/ウングル:「夢に干渉する能力を持つものでも、この夢の封印を突破するのは困難でしょう」

ティリス:「孤界一つの全ての存在を夢の世界へ封じ込める‥‥ それが、邪龍石の真の力‥‥?!」
GM/ウングル:「邪龍石? すると、これはあのシステムが引き起こしたものでしたか」
ネロ:「ほう? 邪龍石にはそんな能力が?」
ティリス:「我々は邪龍石と、それを求めるモノ同士の戦いに巻き込まれ、結果的にその覚醒を促してしまったのです‥‥」 沈痛な面持ちで

GM/ウングル:「本来、これは遥か対戦以前に作られたシステム。荒ぶり始めた造物主への対抗措置でした」
ネロ:「――ほう」
ティリス:「対造物主―――?」
GM/ウングル:「造物主は、夢を見ない」
GM/ウングル:「だからこそ、造物主は己の心の歪みを癒せぬまま、暴走してしまったのです」
ネロ:「‥‥哀れと言えば哀れよな」
GM/ウングル:「そんな造物主に“夢”という休息を与え、その荒ぶる心を鎮めてもらう為のシステムを作ろうとしていたのです」
GM/ウングル:「ですが、結果として、この夢の世界転換システムは必要なくなってしまいました」
ネロ:「それはまた何故だ?」
GM:造物主との大戦が起こり、そして造物主が討たれたからである。
ネロ:成る程
ティリス:間に合っていたら大戦も起こらなかったのであろうか‥‥

GM/ウングル:「造物主が討たれたことで、不要となったこの『完全なる世界』へのアクセス権限は、厳重に封印されたはずでしたが‥‥」
GM/ウングル:「いつの時代からか、何らかの要因で“邪龍石”として、システムへのアクセス装置が現世に出回ってしまいました」
GM:ウングルは、探るように停止した世界を見回している。
ネロ:「そこには恐らく、倣岸なる造物主の意志があったのであろうな」
ティリス:「本当にあそこが、あんな世界が『完全なる世界』なんて呼べるものなのでしょうか‥‥」
ネロ:「ヒトにとって、完全なる世界などに何の価値もない」(言い切る

GM/ウングル:「でも、この夢の封印はダスクフレアすら封じている」
GM/ウングル:「まさか、このシステムを邪龍石として改変したものは、ダスクフレアを封じるために‥‥?」
ティリス:自分の世界の中に引き篭もれば、エゴも満たし放題だよなぁ。
ティリス:「しかし、邪龍石を巡る諍いでは、多くのダスクフレアが生まれ、人や大地を傷つけました」

GM/ウングル:「この世界は停止しては居ますが、もはや滅びることもありません」
GM/ウングル:「人々は夢の中で完全な理想世界をすごしています」
GM/ウングル:「これも、一種の平和ではありませんか?」
ネロ:「――ふむ」
ネロ:「まぁ我が善良な人間ならばそれで納得もしよう」
ネロ:「だが――このような世界、我には物足りぬ」
ネロ:「あの程度の茶番劇が、我の理想? 笑わせる」
ネロ:「我は怠惰な平和など元より望んではおらぬ」
GM/ウングル:「なるほど、夢の封印を突破してきただけはありますね」
GM:ネロに微笑みを返す
ティリス:「私も―――これが世界の真実ならば、『完全なる世界』を認めることは出来ません」

GM/ウングル:「で、あれば再び夢の封印に飛び込むしかないでしょう」
GM/ウングル:「もし失敗すれば、今度こそ封印から脱出できなくなるかもしれませんよ?」
GM/ウングル:「それでも行きますか?」
ネロ:「無論。こんな茶番は早々に終わらせる」
ネロ:「ヒトは不完全でなければならぬ。ゆえに完全を目指す倣岸さ。それこそがヒトの生きる意味」
ネロ:「すなわち、欲望だ」
ネロ:「欲望を眠らされておるような連中を助けるのも、また王の務め。行くしかあるまいよ」

GM/ウングル:「では、私がここから貴方達を導きましょう」
ネロ:「うむ、頼むぞ」
GM:さて、あなた方2人のもつパスの夢の中へ飛ばしてくれますが
GM:誰のところに行きますか?
雨宮翼:つまり、ジーアとか黒剣士さんを救出できるのかw
GM:できるけど‥‥まあ、その結果何が起こっても知らん。
ネロ:面白そうだがしねえw

ティリス:とりあえずパス通りだとアタシは謙信に会える
ネロ:我はタスクだな。
GM:二手に分かれるか、おk
雨宮翼:ぎゃー。ありがとう(涙目)

ティリス:ところで。ここで《星の伝説》を使って全ての“完全なる世界”へ言葉や思いを伝えたり出来ますか?
GM:お、やるですか。内容は?

「‥‥私が、私の世界で描いていた生活、そして私の望んだ彼らです。その理想を否定することは出来ない」
「そして、彼らが思い描く理想の世界を否定することも出来ない」
「ですが、それらは全てこの世界での出会いがあったからこそ、思い描けた夢なのです」
「私が、私の会いたい彼らではなく、私の思い描いた彼らとこれ以上語り合うことはもう出来ません‥‥」
「この世界でもなく、私の世界でもなく」
「私を育ててくれた優しい幻獣の家族みんな、私を生み育ててくれた両親、ともに勉学に励んだ仲間」
「運命に巻き込まれて出会った、小さな身体で巨大な戦艦を乗りこなすあの少女」
「そして―――」
「あの人たちが、己の世界で出会う私が、私ではないことを、私は許せない」
「会いたい‥‥ あの人たちと出会った、この世界で、本当の私と本当のあなたで、また触れ合いたい」

ティリス:こんな感じの想いを。
ティリス:胸に手を当てて《星の伝説》。つたわるといいなぁー
GM/ウングル:「よき想いです。届くといいですね」
GM/ウングル:「では、行きますよ!」
GM:二人の身体が、再びフレアの粒子に還元される!
GM:シーン切る前に何かあればどうぞ
ティリス:「―――タスク、あなたに、会いたい―――」 呟いて光に包まれる。

シーンEND


ティリス:以上
GM:では、手札処理とかをどうぞ
GM:GMのチェックも2つ目がついたぜ。
謙信:ふむ
ネロ:ではそうだな。「ティリスへの感服」を取っておこう。
雨宮翼:新規パスはなし。既存パス「ティリスからの忘却」⇒「ティリスからの素直な気持ち」に変更。で、いいかな?w > ティリス
ティリス:いいよ! ちゃんと届いたって実感できて嬉しい。
ティリス:とりあえず新規パスで「完全なる世界への喪失」を取得。
ティリス:やっぱりちょっと勿体無いとはどこかで思ってる‥‥
雨宮翼:ああ、だから喪失なのねw
謙信:なるほど
ティリス:でもいいの、完全な世界より大切なものを取り戻しに行くから

ティリス:んで、諸々の処理は終了
GM:では次は謙信のシーンだ。




最終更新:2011年11月15日 22:50