その1

私は現在融資業務を担当しています。
個人ローンに関する業務に携わっており企業の自己査定をすることはありませんが自己査定に興味があります。
自己査定のやり方や結果の見方を学び、習得したいです。

クレディスコアやキャスター総合表の見方を学びました。
自己資本比率、損益分岐点比率、総資産回転率等の指標がどれくらいの水準以下なら危険であるなどの目安がわかりました。
在庫の水増しによる粉飾の事例を通じて、粉飾の仕組みを理解しました。

今回学んだ指標等の見方を生かしつつ、指標が正常な値を示していない場合は疑問を感じることができるようになりたい。
その上で疑問点を実態調査やヒヤリング等により解明していきたい。
利益を計上しているかだけではなく利益の中身にも気を付けたい。

危険な会社(粉飾の疑いがある会社)には営業キャッシュフローが連続でマイナス、経常損益と収支に
大きな乖離がある、棚卸回転期間が異常に長くなるなど見るポイントがあるとわかりとても勉強になりました。


決算書の分析等を通じてその会社がどのような状況か読み取ることができるように
スキルを習得したいです。
その上でリスクに合った貸付をしていきたいです。

倒産事例の紹介により危険な会社の兆候を学びました(融資取引開始後1年程度で倒産した事例)。
よくわからない流動資産や投資のある事例や不況により資金繰りが悪化した事例など今後決算書を読み解く上で非常に有用なものでした。

いずれも正常先から1年のうちに破綻先もしくは実質破綻先となった事例で大変驚きました。
たとえ正常先であったとしても今回の事例と同じような決算書やキャッシュフロー計算書を見たときに異常を感じることができるように経験を積んでいきたいです。

今回の事例においてはリーマンショックの影響により急速に資金繰りが悪化した事例もあり決算書の分析だけでは限界があると改めて感じました。
資金繰り表の徴求や定例訪問による実態把握の重要性を再認識しました。

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最終更新:2012年01月27日 21:44
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