Compiz 全体の外観や動作に影響する設定を含む。
Compiz が起動すると、デスクトップ環境の標準ウィンドウマネージャと置き換わるので、Compiz が起動してから急にショートカットが働かなくなったり、ワークスペースの数やその他のウィンドウ制御の振る舞いが変わった場合には、ここの各種設定をチェックする必要あり。
※ CCSM ver.0.6.99 を元にして記述
Compiz 全般のキーやマウスボタンの割り当てについて
<Super> と表記されているのはいわゆる「Win キー」のこと。
<Button1>,<Button2>,<Button3>,<Button4>,<Button5> というのは、順番にマウスの「左ボタン」、「中ボタン」、「右ボタン」、「上スクロール」、「下スクロール」のことを指す。
General
Compiz のすべてのアニメーション効果をスロー再生に切り替えるキーボードショートカット。
もう一度キーを押すと通常の再生速度に戻る。
通常、ウィンドウのタイトルバー上で右クリックすると表示されるメニュー。
そのメニューに対するマウスボタンの割り当てをここで設定。
画面上のすべてのウィンドウをどかせて、デスクトップを表示するためのエッジの指定。
指定したエッジにマウスポインタを置くと、デスクトップを表示。
ウィンドウのどかせ方については、「
デスクトップの表示」または「
デスクトップへのフェード」プラグインで指定。
システムベルが鳴るイベントが発生した時に、スピーカーからビープを鳴らすかどうかの設定。
"デスクトップの表示"モードに入った際に、タスクバーに現れていないウィンドウも隠すかどうかの設定。
デスクトップを表示させるとき、ウィジェットなどはデスクトップに表示させたままにしておきたい場合は無効に。
(要編集)
ウィンドウが応答しない場合に、そのウィンドウのグレイアウト表示を開始させるまでの待ち時間。
(要編集)
特にアイコンの指定がないウィンドウに使用されるデフォルトのアイコン。
Commands
Commands
下記の Key Bindings で設定した各キー割り当てによって実行されるコマンドの指定。
Key Bindings
上記の Commands で指定した各コマンドラインを実行するためのショートカットキーの指定。
Run terminal command
端末ウィンドウを開くコマンドラインの指定。
端末ウィンドウを開くショートカットキーの指定。
Screenshot commands
画面全体のスクリーンショットを撮るコマンドラインの指定。
単一ウィンドウのスクリーンショットを撮るコマンドラインの指定。
Screenshot key bindings
画面全体のスクリーンショットを撮るショートカットキーの指定。
単一ウィンドウのスクリーンショットを撮るショートカットキーの指定。
Desktop Size
ビューポートの横方向の数。「デスクトップキューブ」プラグインでキューブ状に表示するためには 4 以上必要。
ビューポートの縦方向の数。
デスクトップの数。各デスクトップそれぞれが上で指定したビューポートのセットを保有するので、ビューポートのセットをいくつ持つかを指定する数であるともいえる。
注意:
ビューポートとデスクトップではコンセプトが異なるため、Gnome や KDE などでデスクトップやワークスペースの数を変更することと、Compiz でビューポートの数を変更することは同じではない。ビューポートは1つのデスクトップの一部分を表示する範囲であるので、1つのデスクトップは複数のビューポートを持つことが可能。ビューポートの数は、1つの大きなデスクトップをいくつに分割して表示するかの指定と言い換えられる。
Display Settings
テクスチャ・フィルタの質を低めると、Compiz による描画が速くなる。逆に質を高めると描画速度は遅くなるが、その分ビジュアルの質は向上する。
Compiz にスクリーンの更新レートを自動検出させるかどうか。
有効にすると、オブジェクトの画面手前に面しない部分が暗くなる
更新レートの自動検出を有効にしていない場合に、ここで更新レートを指定。
有効にすると、スクリーンの更新レートに合わせて画面を更新。ちらつきを抑えることができる可能性がある一方で、アニメーションが滑らかでなくなる可能性も。
画面の大きさを自動検出するかどうか。
Focus & Raise Behaviour
ウィンドウのクリックでフォーカスを移すか、マウスオーバーによってフォーカスを移すか、の設定。
フォーカスされたウィンドウを自動的に最前面に表示するかどうかの設定。
フォーカスされた後、そのウィンドウを自動的に最前面に移動開始させるまでの待ち時間
ウィンドウ内のどの場所をクリックしても前面に上がるように設定。無効にすると、前面に上げるにはタイトルバーをクリックする必要。
ファーカスが奪われないようにするウィンドウの指定。
Key Bindings
ウィンドウのマネジメントに関するキーやマウスのショートカットの設定。
Opacity Settings
ウィンドウの非透過率を上げるマウスショートカットの設定
ウィンドウの非透過率を下げるマウスショートカットの設定
上のマウスショートカットが1回押されるごとにどれだけ非透過率を変化させるかをここで指定。
Window opacities
開かれた時点であらかじめ指定の非透過率で表示させるウィンドウのリスト。
最終更新:2007年12月26日 18:26