17 :名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 22:19:37 ID:Sqy81YtR
18 :名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:35:56 ID:Tz8VGukD
19 :名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:45:03 ID:s5oAia8b
20 :名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 01:23:41 ID:UmKyPEem
21 :名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 03:50:48 ID:ZBc5q7NK
114 :名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:28:11 ID:Kw+RbB22
>>17-21 ほしのうみ

まだ少し肌寒い五月上旬の真夜中。
ここ数日続いている好天のお陰で、今日も空一面に天の川が広がっていた。

「陽菜さん。すごい天の川ですね。此処なら光害もあまり関係ないみたいだ」
「ええ……綺麗……」

陽菜と呼ばれた女性、彼女は愛車のアスカが故障してしまった為に、幼馴染で酒飲み仲間の健次郎に助けを求めた。
健次郎が到着したのはそれから二時間後。仕事で愛用している4tローダーで急行してきた。
故障した愛車をローダーに載せ、ふと見あげた夜空、それがとても綺麗だった。
…流石に五月だけあって、まだ肌寒い。身震いと共に、くしゃみが出てしまった。

「陽菜さん、寒くないですか?ローダーに毛布が積んであるんで、持って来ましょうか?」
「え、ええ…大丈夫」

大丈夫とは言ったものの、正直体の調子は良くない。
寧ろ風邪の初期症状が出始めている。

私はたまに、町の夜景がよく見える高台へ行く事があった。
大抵仕事で叱られたり、嫌な事があった時の気分転換なのだが。
そして今日も、そのつもりだった。
だが、愛車が故障してしまった。色々考えた挙句、健次郎に連絡した。

「…ねえ、健次郎さん」
「はい?」
「私、たまにこの上の展望台で街の夜景を見ているんです」
「なるほど。確かに此処の景色は昼夜を問わず最高ですからね。…あっ!」

一瞬瞬く流星。
本当に一瞬。しかし赤く力強く、音も聞えるような非常に大きなものだった。

「……」

一瞬の沈黙が私達を包み込む。
私は願掛けをし損ねてしまった。…健次郎は?

「健次郎さん?…何か願い事し損ねたの?」
「…いや、むしろ出来ました」
「?」

「こんな時に言って良いか判りませんが、はっきり言います。陽菜さん、俺と付き合ってください!」

「……!?」

吃驚仰天。心臓が5秒ほど止まったかのように感じたのは久々だ。
…でも、健次郎なら……。

私達の間には昔からの腐れ縁が有る。物心ついたときから幼馴染だから。
だから、私は「はい!」と、快諾した。


正直お題に繋げられているかちょっと疑問だが、保守代わりに書いてみた
あと全然エロく無くてごめんな


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最終更新:2009年07月07日 10:44