787 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 07:31:09 ID:s+Ful4dr
788 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 07:36:12 ID:qFmioxPP
789 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 07:46:11 ID:qGuWyX1W
790 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 08:09:37 ID:g/PPvucw
791 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 10:08:57 ID:M2zCshEj
792 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 12:27:34 ID:jKU1MOHk
793 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 12:42:21 ID:o1+fZd7H
794 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 13:20:50 ID:bkmr3WRh
795 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 13:57:28 ID:aw4fAevg
796 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 15:00:23 ID:XB8F5KOW
797 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 15:39:40 ID:0fluflDQ
798 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 16:03:10 ID:WKSkrSUj
799 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 16:35:06 ID:ic8aKLCQ
800 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 16:35:59 ID:yx2V589E
801 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 16:38:22 ID:6UrHcC5q
802 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 16:48:14 ID:aLGRoXJ6
803 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 22:24:54 ID:pWfhrQUP
804 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 22:57:20 ID:Qew+jm3x
805 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 23:22:14 ID:kZGac3xo
806 :名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 00:25:42 ID:+wWQKXU1
807 :名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 00:44:07 ID:R70kSgGB
808 :名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 00:55:29 ID:v5/yQCMS
821 :(´・ω・`)HAZUKI-はづきー:2008/11/14(金) 15:12:23 ID:A4mzNWV2
どこにでもいるようなフリーター、それが俺、尾矢寺参(おやでらまいる)三十八歳だ。
俺には普通の人間にはありえない特殊な能力がある。
指向性があり任意で出せる気功、又はフェロモンと言ったところか、勿論効くのは女限定だ。
これを喰らわせた女は、否応無く男が欲しくなるという夢のような能力だ。
イケメンには程遠い俺が、それ以上のたらしのような気分を味わう事ができるんだ。
能力を手に入れた当時は使い方も知らず、効果を把握するために色々な無茶もやらかしたりもした。
まあ、若かったんだろうな、年齢は30を越えていたがな。
こんな俺でも家庭というものがあり、今年一歳になったばかりの娘もいる。
察しがいい奴なら気付いたと思うが、娘の母親ーつまり嫁さんは『能力』を使って
手に入れた。
いや「手に入れてしまった」と言ったほうがしっくりくるか。


時は二年前まで遡る


当時の俺は小さな塾の講師を務めていて、生徒達の評判も悪くは無い標準的な男だった。
女を発情させる能力という類の無い力こそあったが、ある理由で自粛していたため
極平凡なサラリーマンだったからだ。
能力を手に入れて使い方もそれなりに覚えてきた俺は、女と「いたす」ために
自分が住んでいる場所から幾分遠くの地域まで足を伸ばした。
万が一、教え子に見つかってしまわないためだ。
仮にも人に物を教える立場にある俺だ、醜聞はなるべく避けたい、ならば
慎重に慎重を重ねるぐらいが丁度いい。
元々うちの塾の性格上、生徒は区内に住んでいる者に限定して募集したため、県を跨げばその心配も無い。
しかし毎夜出かける車のガス代で、俺の財布はペラッペラになっていた。
手持ちの金が心もとないこともあり、惣菜をまけてもらおうと近所の弁当屋のオバちゃんに
能力を使ってしまい逆レイプされそうになったのは記憶に新しい。
「いくよ」
女蛮族のようなその一言が、今でも耳に残っている。
どこにイクというのが、何がイクというのか
「屠所のブタのように…青ざめた面にしてから
お前のちんこの温かさを、あぁぁ味わってやる!」
大きな物音に気付いた弛んだ肉の悪魔の…いや、オバちゃんの旦那が、彼女を羽交い締めに
して正気に戻してくれなければと思うと、ぞっとする。
行為後は素に戻ってしまうという事には気付いていたが、外からの干渉でも能力の効果が切れるという
特性を知りえたのは僥倖だった。
822 :(´・ω・`)HAZUKI-はづきー:2008/11/14(金) 15:13:12 ID:A4mzNWV2
それから一週間
浮かれ過ぎていた自分に猛省、己を見つめ直す意味でも能力の使用を自粛する事にした。
女を漁る毎日からネットでエロ画像を漁る毎日に逆戻る。
初日は久々にネットでのズリネタ探しに戻った事で
「うーんっ、たまのネットサーフィンも楽しいもんだ」
気分は賢者、そんな軽口さえ叩けたのだが、二日、三日と経ていくごとに
「じゃかましわ!」
いつもならなんとも思わない、それどころか嬉々としてズリネタにしていた隣の部屋の住人が
ギシアンする音にさえブチ切れしてしまう程に耐え切れなくなった。
右手左手とスイッチしながらの自慰を行う一週間だったが、つい最近まで女をティッシュ代わりに
散らかしていた俺だ、凄まじい精神的抑圧が達する事を許してくれなかった。
いつものように遠出をするにはガス代が足りない、かといって給料が振りこまれるまではまだ
幾分日数がかかる、とても性欲を我慢できるような状況ではないがどうする事も出来ない。
もう部屋を出て初めに目に止まった女をターゲットにする、老婆?幼児?そんなの関係ねえ!
抑えきれない欲求にリスクの高い方法を選ぼうとしたまさにその時、天啓が舞い降りた。
「そうだ、生徒がいるじゃあないか」
逆に考えるんだ、生徒に見つかる危険性があるならその生徒自体を虜にすればいいと。
どう考えてもミイラ取りがミイラ、一番リスクの高い方法を選んでいたなど、性欲に頭が支配された
この時の俺は気付いていなかった。

「おやっさんばいばーい」
「おやっさんさようなら!」
「おう、気をつけて帰んな」
塾の玄関口、そろそろ受験を控えた初等部の生徒達の帰りの挨拶に、俺も手を振って答える。
跳ねるように帰路についていく生徒達、今時の子供にしては元気で礼儀正しい
ちなみに「おやっさん」とは俺の名前からとられた愛称である。
中、高等部の生徒になると流石に言ってくる生徒も極少数だが、渾名を言われる程度には
親しまれ、信頼されているのだ。
その社会的信用が地に落ちる、下手を打てばそれだけでは済まない。
現代に生きるリーマンとして生きるか死ぬかの瀬戸際、しかし、勝算が無いわけではなかった。
一人だけ、たった一人だけ心当たりがあった。
講義が終了してからまだ三十分すら経ってはいなかったが、既に校内には人の気配が殆ど
感じられなくなっている。
講師連中は各自職員室で添削、ポツポツと残る生徒も無駄話に飽きてその足は外に向き始めていた。
図らずも、俺が望むようにお誂え向きな展開になっているようだ。
ふって沸いた運のよさに少しの心強さを覚えつつ、再度教室に向かう。
一度人払い、生徒達を下校に促そうと玄関まで足を運んだのだが、その必要はなかったようだ。
電気はついているが、空寒ささえ感じる廊下を音を立てないように忍び歩く。
誰一人残っていないと思われた自分の教室内から、吐息のような、微かな声が響く。
ほんの僅かに開いた扉の隙間から目を凝らすと

ーいた
823 :(´・ω・`)HAZUKI-はづきー:2008/11/14(金) 15:13:55 ID:A4mzNWV2
案の定、今日もしていたようだ。
俺の机の前でブレザーの上着をモゾモゾとまさぐっている女子生徒、桃瀬唯(ももせゆい)。
何をしているのかは明白だった。
自慰、すなわちオナニーだ。
誰もいなくなった中等部の教室、切ない表情で小指をくわえながら、手をブレザーの
上着の中に入れてじれったく動かしている。

桃瀬唯は頭が良い、成績はこの塾の中等部の生徒の中では五指に入る。
顔も可愛い系で、その整ったパーツは将来さぞかし美人になるだろう事が想像できる程だ。
今でこそオナっている桃瀬だが、この塾に入ってきた当初は模範的な生徒だった。
今でも模範的には変わりないが、講義が終わると御覧の通りだ。
「大方受験へのストレスと言ったところか」
今年受験の桃瀬は成績は問題無いのだが、考え過ぎてしまう嫌いがあり、自分に
自信が持てないのだろう。
その事には真面目で控えめな性格も一因している。
好都合な事に、控えめで溜め込むタイプの桃瀬は格好の獲物だ。
何度か積極性を持たせるために話し合ったりもしたのだが、結局変える事は出来なかった。
一度落ちた消しゴムを拾ってやる際に、意識的ではなく俺の指先が桃瀬の胸に当たった事があった。
「あ…っ」
叫ばれると思い焦ったのだが、その心配は杞憂だった。
桃瀬はぎゅっと目を閉じて何かに耐えているようで、悲鳴をあげる事も無かったのだ。
何も言われない事にほんの少し気が大きくなった俺は、この日から機会があるごとに
百瀬の胸に触れていた。
初め指に当たった感触でノーブラであることを知ってはいたが、ここ一年で成長期を迎えたのか
AからEにまでサイズアップしたにも関わらず、未だに付けていない。
体を硬直させつつも無抵抗、そのくせいっちょ前に快感は感じているらしく、顔を耳まで赤くして
乳首は硬くシコっていた。
思えばこの時既に下地は出来ていたのだろう。
性的な快感でストレスを発散させるというすべを、桃瀬は知らず覚えていたわけだ。
そんな事もあって、なんともなしに桃瀬の仄かな好意が俺に向けられていたのも感じていた。
それでも俺は、ことが明るみに出てしまう危険性の大きさに尻込み、ヘタレて手を出せなかった。
桃瀬も踏ん切りがつけないのか、意思を顕にすることは無かった。

だが今、この状態で、俺が我慢する事など何も無い。
全てを…解き放つ!
824 :(´・ω・`)HAZUKI-はづきー:2008/11/14(金) 15:14:25 ID:A4mzNWV2
机の角で性器を刺激するわけでもない、ただ胸をまさぐる拙い自慰に浸る桃瀬。
それでも気持ちが高ぶったのか、軽い絶頂を迎えたようでヒクンと小さく体を
跳ねさせた後、しばらく硬直していた。
体が固まり、弛緩して気もそぞろになる一瞬、これを機と見て俺は行動を開始した。
速やかに扉を開閉、後ろ手に鍵をかけることも忘れない。
かける体重にきしむ床が
きしり
小さく音を立てた。
無音であった教室の中では、小さくとも感づかせる事は充分であったらしく
桃瀬は下げていた顔を驚愕に染め持ち上げようとする。
まだ慌てる時間じゃない
「ハッ!!!」
その口から悲鳴が上がる前に、気合を篭めて能力を発動する。
ピンクがかった靄としか形容の出来ない何かが、桃井の全身を包むように広がり
ブ厚い鉄の扉に流れ弾丸にあたったような音が、俺の頭の中に響いた。
俺の能力である
『どんな女の感情も羞恥心に染め上げ情欲で自ら股を開かせるはづかしい(旧仮名遣い)気功』

「恥気(はづき)」が確実に流れた証拠だ。

「桃瀬、紛い物の自慰しか知らないお前は、本当の快感というものを知らない。」
「紛い物の…おな…にー…ぁうっ?」
変化させられた思考に体が追いついていないだろう、おぼつかない様子である。
「性器が疼くだろう?今までのお前なら胸だけで満足していたはず」
いや、桃瀬の性格を考えると怖がっていただけかもしれない。
しかし今の百瀬は男が欲しくて欲しくて堪らないはず…
「あううぅっ、何これぇ」
俺の憶測を証明するように、桃瀬の性器からはつつぅーっと愛液が太ももを伝っていた。
「ああぁやだぁ」
くちゅくちゅと音を立てながら性器を指で弄る、初めて感じる性器からの快感に
自分を抑えられなくなっているようだ。

「桃瀬、先生が男というものを教えてやる」
825 :(´・ω・`)HAZUKI-はづきー:2008/11/14(金) 15:16:18 ID:A4mzNWV2
自身もはちきれんばかりに滾っている陰茎をなだめすかしながら、表面上は紳士を保つ。
もう直ぐ訪れるだろう快感を思うと、先走って先走りが出てしまいそうになったが
よろめく桃瀬を支えるべく、素早くその身に手を伸ばした。
「ぃやっ」
だが予想していた反応とは違い、桃瀬は俺が差し伸べた手を払ったのだ。
「も、桃瀬?」
「おまんこいいよぅ…ほんとうのおなにーいいよぅ」
依然性器を弄り回す桃瀬、その顔は
だらしなく口の端からよだれを垂らし、白痴の如くだらしの無い表情、所謂
「アヘ顔」で、肉欲に染まっている事は確かだった。
それなのになぜー
「な、なぜだ!なぜ俺の恥気が効かない!?」
能力で耐え切れない疼きに身悶え、俺の身を持って愛を与えてやろうとした桃瀬は
性器から快感を得る本当のオナニーがしたくなっただけだという。
「くひっ」
しばらくの間放心していたのだろう、俺は桃瀬の声で自分を取り戻した。
身を震わせ虚空に向かい舌突き出した桃瀬はイってるのだろう、既に何度か
達しているはずなのにそれでも自慰を止める素振りは見せなかった。
「せんせ…せんせ」
俺の名を呼んでいるくせに、目の前にいる俺を無視しているかのような
変わらず痴態を晒している桃瀬に、言いようの無い怒りが陰茎の中から込み上げてきた。
なんなのだこの女は
俺のことが好きではなかったのか
「俺のことが好きじゃなかったのかよおおおお!!!」

俺は怒りに身を任せた。自慰に夢中になっている桃瀬
その愛液に濡れた指を強引に引き離し、体を頭上まで持ち上げる。
そう、大して鍛えているわけでもない俺の力でも持ち上がるくらい
桃瀬は人一倍体が小さく、そして軽かった。
勢いのまま下、陰茎に向かって桃瀬を振り下ろす
ぶつん、と何かが切れた感触と共に根本まで暖かさが広がった。
「ぃううぅぅぅっ!?」
桃瀬が何か叫んだようだが、理性を捨てた俺の耳には届かず、後ろから前から
ケダモノの如くガンガン犯した。
「いだっせんせ、やめ」
「せんせ、いっ、せんせっ」
「すきっ!せんせ、せんせっ」
「あひぃ!せっくす、せっくすすごっ!」
「ちんぽっせんせっ、ちんぽっ!」
「せんせのちんぽでいぐっ!おまんこいぐぅぅぅ!!」
桃瀬は処女だった

そして、妊娠した
826 :(´・ω・`)HAZUKI-はづきー:2008/11/14(金) 15:17:00 ID:A4mzNWV2
「ゆうべはおたのしみでしたね」
夜通しのハードな性交に失神して、気付いた桃瀬の第一声がそれだった。
怒るでもなく、怯えるでもなく、愛情を向けてくる彼女に拍子抜けした。
「せんせとわたしはもう、合歓綢繆です」
「合歓綢繆(ごうかんちゅうびゅう)…」
男女が深く愛し合うことのたとえで、相思相愛よりも濃密な言葉だ。
講師としての俺が、こいつに教えた言葉だった。
おとなしい性格の桃瀬が、こんな懐の大きな女だとは思ってもみなかった。
事後の後にとは卑怯かもしれないが、俺はこの時こいつを好きになったんだと思う。

その後は大変だった。
講義が終わり、さあ寛ごうかと思った矢先、真赤な顔した桃瀬が言った。
「赤ちゃん、できました」
桃瀬は一人でも育てると言って聞かなかったが、俺にも親父として、人間としての
プライドというものがある。
妊娠がわかったその日に、俺は桃瀬の両親に全てを話し、殴られ、罵倒され、父親の足に
涙と鼻水を出しながらしがみつく桃瀬と二人、地に額をこすりつけ
最後にはしぶしぶ許された。
しばらくは塾の講師としてそのまま教鞭をとっていたが、日に日に大きくなる桃瀬の腹に
ついに隠し切れなくなった俺は塾長に申し出、辞職した。

俺は肩書きこそフリーターだったが、ネット講師として、桃瀬は子供を抱えながら
通学する愛らしいヤン(過ぎる)ママとして生活している。
あれから恥気についてわかった事がある。直接ではなくても回線など間接的にも通すことが
できるらしく、その場合は効果が著しく落ちるのだが、好意などは充分過ぎるほど持たれるのが
判明し、評判も上々だった。
桃瀬、いや唯からは
「直接使わないなら、いいです」
との許しを得ていたが、生徒から俺宛のメールを読む度にぷぅと頬を膨らませていた。
案外嫉妬深いなと思ったが、逆の立場だったら俺は憤死しているかもしれない。
ふと、なぜ唯だけに能力が効かなかったのか、
恥気を受けて本当の自慰がしたくなっただけなのかを問うてみたことがある。


「元から好きな人に、効くわけ無いじゃないですか。…か、覚悟はできてましたし」


なるほど、言いえて妙である。
827 :(´・ω・`)HAZUKI-はづきー:2008/11/14(金) 15:17:40 ID:A4mzNWV2
余談だが、最近困っている事が、一つある
俺との関係をクラスメイトや教師から訊ねられる時だ。
そんな時、二人が結ばれて以来そ多用する事になった言葉を使い、唯はいつもこう答えるらしい。
「ごうかんちゅうびゅうです」
熟語がわからない人間には誤解される、俺が強姦して中出しした鬼畜に聞こえるからだ。
あながち外れてない事が恐ろしいが、なんとかしてもらいたい。
とは言えないのが、惚れてしまった弱みかもしれない。


                             おわり

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年11月15日 08:57