524 :名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 12:52:57 ID:3QjPaP4l
両親の仕事の都合で一人暮らしをしている男がいる。
その男が風邪で寝込んだのを知り、看病しに行った幼なじみ(女)。そしてその日は看病してるうちに寝てしまう。
次の日、男の風邪はよくなり、自宅に帰る幼なじみ。だが、両親がいるはずの自宅の鍵は閉まっていて、携帯や自分の鍵は家の中のため、鍵を開けることも連絡をとることもできなかった。
涙目で男の家に帰り、男に事情を説明する幼なじみ。
そして二人きりの生活が始まる。

こんな電波を受信したのだが、文才がないのでこのスレの職人様に書いてほしい。
ちなみに俺の頭の中では、幼なじみは捨てられたという設定ではない

526 :有紀と亜子:2008/09/13(土) 13:50:05 ID:xCLnSGDP
「げっほ、げっほ……参ったな、熱が下がらないや」
 病院で薬をもらい、水分をたくさんとって、休養。
 これ以上なく体を休ませているわけだが、有紀はまだ回復に至らなかった。
「ったく、こんなときに両親でもいてくれたらな」
 有紀の両親はとっくのまえに亡くなっていた。戦争によるものだった。
 ピンポーン。
 突如、誰かの来訪を告げる音が鳴った。
 有紀は知っている。それが新聞の集金か、セールスか。だけどもっとも可能性の高いものは……
「有紀さーん。いますかあー」
 亜子だった。彼女とはもう生まれたころからずっとのお隣さんだった。いわば幼じみというやつだ。
 彼女もまた両親はいないと聞いているので、有紀はより感慨深い共感を抱いていた。
「おお、亜子、また遊びにきたのか?」
「いえ、今日は、その、あの、有紀さんがさっき病院に行っているのを見て、お体大丈夫かなっておもって来たんですけど……」
 亜子はこのような人だった。
 思いやりのある慈悲深い性格。
 有紀はそんな彼女のやさしさをしっているので、丁寧にお礼を言った。
「あ、やっぱり具合が悪そうですね。私はお邪魔でしたかしら」
「ん? いやそんなことないよ。来てくれただけでも元気がでたよ」
「そうですか、そういってくれてうれしいです」
 亜子はにこっと笑った。
 彼女は有紀がまだお昼を取っていないことを知り、手作りの料理を振る舞ってくれた。
 ひととおり食べ終わると部屋の中を簡単に掃除をして、看病も定期的に見てくれた。
 そして、
「なにかあったらまた呼んでくださいね」
 といって帰っていった。
 二分後……
「カギがなーい!」
 亜子はどうやらカギをなくして家に入れないようだった。
 そう彼女はドジっ娘だったのだ。(×)
 そう彼女はもう半分ぼけていたのだ。(○)
 これでは生活もままならないなとおもった有紀は、来年七十になる亜子に結婚を申し込んだ。
 亜子は顔のしわをめいいっぱい伸ばして、笑った。


 後悔はしていない。反省もしていない。むしゃくしゃしてやっつけおっつけしたかっただけなんだ!

580 :名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 16:46:40 ID:xgmPAaRZ
ああ、なんか即興で書きたくなってきた

だれか「タイトル」と「物語設定」と「男のスペック」と「女のスペック」を書き込んでくれ
レスくれてから10分以内にSS書いてやんよ↓

581 :名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 16:57:51 ID:224cq5Pv
タイトル:>>580にお任せします。
物語設定:ライダーとヒッチハイカー
男のスペック:バイク・ねらー
女のスペック:クーデレ

こんなもんで良いかい?

582 :580にお任せします:2008/09/15(月) 17:21:06 ID:xgmPAaRZ
 工藤は動けるインドア派だ。
 今日も2ちゃんをやりながら、それに飽きると外へと飛び出す。
 と、いってもバイクを使って片道5分のコンビニに行くだけだが……
「あれ? 誰かいるぞ?」
 コンビニに行こうとしている工藤が見たのは、セミロングの少女だった。
 大学生の工藤より一回りぐらい若い。
 その女の子は画用紙のようなものを掲げていた。
「なんだろ? ヒッチハイクかな?」 
 工藤はなおも前進する。
 そして、その画用紙には<758>と書かれているのがわかった。
 工藤は女の子の意図がわからなかった。
 一思案をして、それが彼女の現在の所持金かなと思ってみたりした。
 彼はその女の子に近づき、
「お金持っていないの?」
 と聞いてみた。
 女の子は無愛想な表情で、
「うん……だからヒッチハイクをしている」
 と答えた。
 工藤はすぐ目の前に私鉄の列車があることに気づいて、その駅まで案内した。
「あ、758円だったらけっこういいところまでいけるよ」
「いや……違う……」
「ほら、お金出して」
 工藤は少女から無理やり財布を奪い、そのなかから580円分の切符を買った。
「580にお任せします」
 工藤は少女に切符を渡し、にこやかに笑ってその場を去った。
「いいことをしたなあ」
 呆然と切符をにぎりしめる少女を置き去りにして、工藤はコンビニで100円ウーロン茶でも買おうかと思った。
 だって俺金ないもん。

ごめん つまんね 失敗した感がある とりあえず工藤なんか死んでしまえ

682 :名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 03:19:42 ID:eDHfW/YG
山の中で…
201X/8/2 某県某山にF-15EJが墜落した。
異音がした直後、エンジンが停止し、最後の通信はWAF(女性航空自衛官)の声で
「アンコントロール、ベイルアウト」096号機は火を吹き斜面に突っ込んだ。同刻、斜面では…
ACES2射出座席から離れた男女が居た。前座は木に引っかかり、後座は岩に引っかかっていた。
「柳一尉、大丈夫か!あと、サバイバルキットは持ち出したか…」男は岩の下に居た女に聞いた。
「沢田一尉、持っている。私達はどうやら二晩位覚悟した方が良いようだ。」雨が降り始めた。
ビニールシートにくるまった二人は暗灰色になり行く空を見ていた。
翌朝。二人はキャンプに来た子供の様に語り合い、寝ていた。やる事が無い上、酷く疲れているので仕方がなかった。一日目は…
墜落三日目、天候が回復した。白と黄色の救難ヘリが二人を回収した。
二人は軽傷で意識は明瞭、骨折も見られなかった。
ただ…柳一尉と沢田一尉の体には、打撲以外のうっ血痕が所々見られたが…
「両名は腰を打ったのか、ぎこちない動きだった」と救難員は語った

858 :名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 22:19:21 ID:CJYQsufZ
体育倉庫内
   「……閉じこめられちゃったね」
   「……うん……どうしよう……」

体育倉庫外
   「わしが二人きりにさせた」
   「これが星野先生流の仲直り方法……!」


ぱっぽー、ぱっぽー。二時間経過。


体育倉庫内
   「うっ、くっ……中に、出すよっ……!!」
   「うんっ、私にキミの赤ちゃん孕ませてっ……!!」

体育倉庫外
   「……わしは二人きりにさせとらん」
   「星野先生……。二人ともー! ダメよー! 避妊しなさーい!
    隙間から! 隙間からコンドーム入れるからーーー!!」


うん。まあそんなわけで。
扱い辛い縦ネタは消化したから心置きなく普通のSSを投下してくれ……ッ!!

869 :名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 01:11:24 ID:txnBQVpL
「ほぁぃょぅ……」
「ほぁぃょぅってなんだほぁぃょぅって。さっさと起きろ」

朝はこいつを起こしに来るのが俺の日課。
低血圧のため、中々起きやしない。

「……」
「……あゆ? 」
「……くー」

……うん。
これは、必殺技を使うしかないらしい。
使ったとたん俺も自爆するというもろ刃の剣だが。

「……あっちゃん」
「どうしたのるーちゃん? 」

……普通に起きやがった。
何かいいようのない感情が顔面に出そうだったので、
すぐに後ろを振り返る。

「……るーちゃん? 」
「……遅刻するぞ早く起きろあゆ」
「はーい、でもその前に……」

肩を軽く叩かれて、後ろを振り向いた瞬間。
……俺の唇にあゆの唇が触れた。

「……毎朝起こしに来てくれてありがとう。
 今日も大好きだよ。ルイくん」

向日葵のような明るい笑みを浮かべるあゆ。
そんなあゆを見て。
もうすぐクリスマスなのに今日も熱い日になりそうだと思う自分がいた。


腕慣らしに保守ネタ。
石榴のころとは比べ物にならないほど堕ちたなorz

878 :繋がる人:2008/12/14(日) 00:45:06 ID:dJ64AdgE
「小ネタでいいから書きなさいよ! 」
「いや、書くのは構わねーけどさ……」
「けど?」
「……この状況でどうやって書けと」

病院の屋上に閉じ込められました。

「そもそもなぜわかった!? 」
「電波」
「おまえはアンテナか……」

俺はセブンスターを、コイツは不○家の棒付き飴を口にくわえたままボーっとしていた。

「で、だ。どうするよ? 」
「何を? 」
「この状況」

温暖化のせいかどうか知らないが、
12月なのにまだ10月ではないのかと思うほどあまり寒くない。
しかし、寒いことには変わりはなく、このままだと風邪をひく。

「病院だからっていう理由で携帯は持ってきてない」
「そーね」
「入口は一つだけ、さらに言えば扉は閉まっている」
「そーね」
「頼みの綱は親頼み」
「そーなのかー」
「そーなのかーじゃなくて、なんか考えろ」
「……わはー☆」
「……そんなキャラじゃないだろお前は」

そんな調子で、俺たち二人が屋上から解放されたのは、
コイツの親がイチャイチャし終わった三時間後でしたよっと。


「空が壊れた……」
「光がノってくれない……」


ほっしゅ!

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最終更新:2008年09月28日 14:06