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白い牢獄 番外編
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15 :白い牢獄 番外編 ◆SSSShoz.Mk :2007/08/25(土) 22:59:38 ID:E6vf38KJ
◆白い牢獄 番外編
留美は、自分に向けられている、絡みつくような視線に覚えがあった。
それは――あまり思い出したくはない、一ヶ月ほど前の記憶。
留美は、電車の中で、痴漢にあってしまった。その痴漢は粘着質で、留美が何度車両を移動しても、後をつけてきて、胸や太股を撫でてきた。
いい加減、抗議の意を示そうと、勇気を出して、男を見上げた。そして……目が合った。
その時の男が、丁度、こんな目をしていたように思う。
「たっ、大変なことになったねえ。これからどうしようか……?」
男は、部屋の中を一通り歩き回った後、留美の頭の天辺から爪先までを値踏みするように眺め回しながら、留美の隣に座った。
縦横共に大きい、太った男である。その重みに耐えかねて、ベッドがキィ、と、踏み潰された蝙蝠のような悲鳴をあげる。
それから男――多々良朝人(たたら あさと)と名乗った――は、留美に肩を押し付けながら、一方的なマシンガントークを繰り広げた。
しかし、それは多々良の身の上話であったり、留美のプライベートを穿り返すような話……所謂『どうでもいい話』ばかりで。
驚くべき事に多々良からは、この閉塞状況を打開する為の提案どころか、状況そのものへの言及すらありはしなかった。
おかげで、留美まで話を切り出し辛くなってしまい『この状況をどう思っているのか』など、本当に大切な質問はできなかった。
多々良は、この不条理な状況から、意識して目を逸らしているように、留美には思えた。正面から向き合ったら、きっと、心が折れてしまうから。
その気持ちはわからなくもないけれど、やはり、先程の下心満載の視線と併せ、二人きりで閉じ込められるには不安な相手だと言えた。
※
16 :白い牢獄 番外編 ◆SSSShoz.Mk :2007/08/25(土) 23:00:31 ID:E6vf38KJ
その日。眠っていた留美は、足に虫が這うような感覚で、目を覚ました。
ベッドに横たわったまま、視線を下に向ける。と、多々良が、息を荒げながら留美の太股を触っていた。
スカートは、もう、下着が見えるか見えないかというところまで捲り上げられている。
どうやら多々良は、留美を起こさないようそっと近付き、スカートを捲りながら、太股の感触を楽しんでいたらしかった。
「な、何するんですか……!」
慌てて、捲れ上がったスカートの裾を直し、ベッドの上に座る。
そんな留美の抗議に、多々良は最初こそばつの悪そうな顔をしたが、すぐに開き直った。
「ちょっとさあ……興奮しちゃって……これ、どうにかしてくれないかなあ」
そう言って、右手でジーンズの前を擦る。股間の部分が、膨らんでいた。
「ほら、素直に言うコト聞いてくれればさあ、乱暴したり、無理矢理入れたり、そういう汚すような真似とかしないから……要は、留美ちゃんのカラダでさあ、鎮めてくれればいいんだよ、これを」
どうせ、ここには俺の行為を咎める者はいない。そういう不遜な自信が、多々良の態度を大きくしていた。
その口振りは、先程までのものとはまるで別人のようで、目も据わってしまっている。
逆らわない方がいいのはわかっていたが、だからと言って「はい」と従順に受け入れる気にもならない。
留美は黙って、目を逸らした。無言の抵抗のつもりだった。
「じゃあ……そうだなあ、口でしてもらおうか」
そんな留美には委細構わず、多々良は勝手に話を進める。ジーンズとトランクスを脱ぎ捨て、下半身を露出させる。
「わかる? これを咥えるんだよ、口で」
勃起したペニスを軽く扱きながら、多々良が言う。
「返事は?」
留美は俯いたまま、答えない。
「もう一度だけ聞くよ、返事は?」
多々良は苛立ちながら、再び同じ言葉を繰り返す。それでも、留美は答えなかった。
と。強烈な平手が、留美の頬を打つ。小さな悲鳴をあげて、留美はベッドに倒れ込む。
「返事は!?って聞いてるんだよッ!」
そのままブラウスの襟元を掴んで捻り上げ、至近距離で怒鳴る。
「…………はい」
その剣幕を前にして、留美も屈する他なかった。
どちらにせよ、多々良が本気であるならば、留美には抗う術はないのだから。
17 :白い牢獄 番外編 ◆SSSShoz.Mk :2007/08/25(土) 23:01:41 ID:E6vf38KJ
「そうそう、いい子いい子」
襟元から手を離すと、子供番組の司会者よりわざとらしい作り笑顔で、多々良は留美の頭を撫でた。
「でも困ったな、留美ちゃんがぐずるから、折角勃ってたのに、萎えちゃったよ」
多々良の言う通り、ペニスは先の半分程度の大きさになっていた。
「誘惑してみてごらん。それで、もう一度これを大きくするんだ」
「は……はい」
今度はすぐに答えを返す。もう、従うしかなかった。
留美はカーディガンを脱いでベッドに畳むと、太股に両手を置いて、パンツが見えるくらいスカートを捲った。
続いて、ブラウスのボタン上四つを外し、ブラジャーのフロント部分を露出させる。
それが、今の留美にできる精一杯の、稚拙な誘惑。
それでも、多々良は満足したようだった。羞恥心が伝わってくるようなたどたどしい動作が、興奮を高めたのかもしれない。
ペニスは先よりも大きく屹立し、刺激を求めてびくびくと震えている。
「そのまま咥えて」
多々良は、留美の唇にペニスの先端を押し当てる。数秒の逡巡の後、留美はペニスを口に咥えた。
「舐めたり、口を窄めたりして、刺激して」
言われるがまま、亀頭の周辺を舐め、竿を口内に出し入れする。
「口から抜かない。咥えたまま唇で扱く」
最初こそソフトクリームを舐める動きと大差なかったフェラチオだったが、指示に忠実なおかげか、時間が経つにつれて、十分に男を射精に導けるものへとなっていく。
「そう、いいよ」
多々良もいつしか指示を忘れ、快楽に身を委ねていた。腕を下に伸ばして、服の上から、手の平サイズの胸を撫で回す。
次第に抽送のスピードが速まり、ちゅぱちゅぱと卑猥な水音が部屋に響く。そろそろ、我慢の限界だった。
「ああ、いきそうだ」
射精が近付いてくるに従って、快感を搾り取ろうとでもするように、胸を触っている手の動きも激しくなる。
もう、撫でているとか揉んでいるとか言うより、鷲掴みにして揺さぶっていると表現した方が正しい。
「いっ……く!」
両胸を揺すっていた手の動きが止まり、指先に力が込められる。
同時に、ペニスが脈打ち、大量の欲望が、留美の喉奥めがけて勢い良く吐き出された。
「……っ! げほっ、けほっ!」
精液が気管にでも入ったのか、留美はまだ放出を続けるペニスを口から吐き出して、激しく咽る。
口で受け止め切れなかった精液が、留美の顔や髪を白く汚した。
※
18 :白い牢獄 番外編 ◆SSSShoz.Mk :2007/08/25(土) 23:02:37 ID:E6vf38KJ
溜まっていたものを出し終え、多々良が自分のベッドに戻った後も、留美は暫く放心状態だった。
開放されてから数分間、乱れた衣服を直すことすら忘れていたくらいだ。
まだ、喉の奥に何かが付着しているような違和感がある。乱暴にされた胸が、少し痛む。
つい昨日までは、こんな目に遭うなんて、夢にも思っていなかった。
明日も同じ朝が来て、学校へ行って、勉強をして、友達と遊んで……そんな、退屈だけれど平和な毎日が、当たり前のように続くのだと。
何故、こんな場所に閉じ込められた挙句、見ず知らずの男の玩具にされなければならないのだろう。
悔しくて、悲しくて、知らず頬を涙が伝った。
一時間も経たない内に、多々良はまた留美のベッドへとやってきた。
ぎらついた視線と、ジーンズのホックを外す仕草で、留美は多々良が何をしようとしているのか察する。
多々良は、抵抗できないよう留美の両手首を掴むと、そのままベッドに押し倒した。
「い、いや! もういや……!」
「入れないから……! そのまま大人しく寝てるだけでいいから!」
多々良はスカートを引き上げて、拒否するように閉じた太股の間にペニスを挟みこみ、腰を動かす。
薄布一枚越しに、大切な部分にペニスを擦り付けられ、留美は、自分が犯されているような錯覚に陥る。
「あっ、や、やっ」
多々良は留美の両腕を封じながら、上半身を傾けて、強引に抱き着く。
両腕を押さえ付けられた状態で、無遠慮に多々良の全体重をかけられて、留美は押し潰されそうになる。
暑くて、重くて、息をするのも苦しい。
「……ん、うっ」
そんな留美の唇から、小さな声が漏れたのを、多々良は聞き逃さない。
「感じてるの? 可愛いねえ」
耳元で囁く。留美はその台詞に、背中を無数の虫が這い上がってくるような生理的嫌悪感を覚えた。
こんなの気持ちいいわけない! 息ができなくって声が出ただけなのに! 変態! 最低! 人間失格!
留美は心中であらん限りの罵詈雑言をぶつけるが、多々良は誤った解釈で、勝手に興奮しているようだった。
留美の首筋に獣のような吐息を吹きつけながら、腰を動かすペースを速める。
ペニスの痙攣と、内腿を伝う生暖かい感触で、留美は多々良が達したのを知った。
多々良は暫くの間、留美に覆い被さったまま、射精の余韻に浸っていた。
やがて、名残惜しそうに体を離し、横たわる留美を見下ろす。
内腿と、パンツのクロッチ部分に、濃い白濁液がたっぷりと吐き出されていた。
今日二度目とは思えない量の精液だった。多々良はそれを確認すると、満足そうに踵を返した。
※
19 :白い牢獄 番外編 ◆SSSShoz.Mk :2007/08/25(土) 23:03:45 ID:E6vf38KJ
それからことある毎に、多々良は留美を求めた。
最期まで一線を越えることこそなかったが、多々良はあの手この手で、留美の体を弄んだ。
いつしか、一着しかない洋服は、下着を含めて、精液特有の黄ばんだ染みだらけになっていた。
水色の箱の中身である飲料水と食料は、多々良が独占、管理しており、留美が従順に多々良の欲望を満たせた時に『ご褒美』と称してそれらを与えたりしていた。
留美にとっては、地獄のような日々であっただろうことは想像に難くない。
※
「そんな、享楽的な生活の末に、二人は飢えて死にましたとさ。めでたしめでたし」
どこからか、くすり、と女の笑い声。
それは、物語の終わりを示す合図だった。
project whitebox 『多々良朝人編』
――GAME OVER――
20 :TIPS ◆SSSShoz.Mk :2007/08/25(土) 23:04:54 ID:E6vf38KJ
TIPS『多々良朝人』
自信過剰にして攻撃的な、三流大学生。
彼はまだ生きている。が、死ぬのは時間の問題だと思われる。
色欲に溺れたのが運の尽きだった。
余談だが『白組』でない『勇一』は、彼に同情的らしい。
TIPS『眠っていた留美』
留美は『智信編』では、最初の夜を泣き明かしていた。しかし『朝人編』では、大人しく眠っている。
その理由はと言えば、この男には弱みを見せられない、と、無意識の内に留美が判断したからに他ならなかった。
極度の緊張が、不安と恐怖を抑え込んだのだ。
TIPS『興奮しちゃって』
多々良ほど手が早くなくとも、密室に若い男女が閉じ込められれば、何れこうなることは自明の理。
そういう意味では、智信は比較的紳士だったのかもしれない。
TIPS『カーディガンを脱いでベッドに畳む』
どんな状況であっても、人の本質は変わらない。几帳面な人間はとことん几帳面だ。
TIPS『人間失格』
言わずと知れた、太宰治の名著。
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最終更新:2007年08月25日 23:11