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満月(外伝)
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430 :満月(外伝):2007/04/16(月) 21:48:43 ID:Bm1ei4hG
日常的に顔を合わせることの無い武忠にとって、その少女が外山家の跡取りだと判断するのには時間がかかった。
武忠と月の二人は、軍議の間や先陣を切って戦っている時、そこでしか顔を合わす機会が無い。
真紅の甲冑を身につけ、槍をふるう月の姿は、武忠の目にはまるで軍神が降臨してきたのかと見間違うほどだった。
水色の寝間着を身につけ、あどけない表情をした月の姿が、武忠の判断を幾ばくか遅らすのは仕方のないことだった。
「殿ーのーおなーにー」
武忠が、どす太い声で言い間違えると、周りの家臣たちは目を丸くした。
429 :満月(外伝):2007/04/16(月) 21:46:32 ID:Bm1ei4hG
「(何言ってるの!この人!)」と月はかなり顔を赤らめたが、武忠はお構いなしと言い繕う。
「お、おっほん
男性が当主の場合は、勝ち栗・昆布・打ちあわびを食し、縁起を担ぎますが、
女性の場合は家臣の前で自慰することが、通例になっております
そうであろう?新次郎よ」
筆頭家老の武忠に睨まれ、小さな声で頷くしかない。
「ささっ こちらに座られ、儀式を執り行ってください」
月は促され、当主の座へ向かう。
座布団の上にちょこんと座るも、これからどうしていいかわからない。
「殿! 自慰の仕方がわからないのでありますな
なれば、このわしが・・・」
「え? い いいよ 分かった 分かったから」
以前、物好きな女中に教えられ、色の知識も少しはある
武忠が、偽りを述べるとは夢にも思わず、
まだ発達しきってない胸に左手を伸ばし、くにくにと動かした。
本人は真剣にやっているだろうが、そのじれったさに、武忠は暴走する。
「おい! 武義! 武義はおらぬか!」
その呼びかけに、なぜか、西山の当主が返事をした。
「武義を持ってきてやたのじゃ 今は当身を食らわせ、眠っているだけだがのう」
「おお 話しの都合上 ちょうど良い
さあ 殿! ‘これ’を使い、日ごろの欲求をぶちまけましょうぞ」
431 :満月(外伝):2007/04/16(月) 21:50:12 ID:Bm1ei4hG
目の前にどさっと武義の体が落とされる。
正直、とても嬉しかったが、今は何人もの家臣がこちらを見ている。
逸る気持ちを抑えながら、月は手を握ったり、顔を抱きしめたりした。
しかし、外山の影と呼ばれたものはそんなんじゃ納得できない。
「殿!! それで敵に勝つ気がございますか!
ここは、某が手取り足取り・・・」
「わ・・わかった わかったよう」
羞恥で半分なみだ目になった月であったが、自分の気持ちに素直になることに決めた。
武義の太ももにまたがり、自分の陰部を上下にこすりつける。
お互い春物の服を着ていたが、気にならないぐらい気持ちよかった。
432 :満月(外伝):2007/04/16(月) 21:51:24 ID:Bm1ei4hG
それでもまだ物足りなくなり、胸に顔をうずめ、抱きつく形にして、密着度を高くする
「んっ♪ んっ♪ んっ♪ んっ♪ んっ♪」
上下にゆれるリズムにあわせ、嬌声のメロディを奏でる。
全身で呼吸をしても、まだ酸素が足りない
「んっ♪ んっ♪ はふぅん んあ♪ ん♪ んあ♪んあ♪」、
テンポが乱れ始め、いよいよ絶頂へと翔る。
「んん♪んあ♪んん♪んん♪ぅんんあ♪んああああああああああぁぁぁぁぁっっっ」
頭が真っ白になり、すべての体重を武義にあずける。
「すばらしいですぞ!殿!!
だが、もっとすばらしく、必勝の儀式もございます
やはり某が手取り足取り・・・」
「うっせえ!この変態親父!!」
いつの間にか目が覚めていた武義は、ふところ刀を父に投げつける。
「ぐは!」
こうしてこの儀式?は終了した。
月が身をはって、がんばったにもかかわらず、今日の戦で敗れたのは言うまでも無い。
いままでエロがなかったので、パロディとしてつくりました
全作品が完成してからの方がよかったかなと、感じなくもないですが
早く投下したい!という気持ちに負けてしました 許してください
まだ、ストーリーが半分終わったとこなんで・・・
あと、全然二人きりになる場面がないですが、今が前振りと思ってください
長々とした駄文にもかかわらず、読んでくださっている方には感謝してます
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最終更新:2007年08月14日 11:36