仏像彫刻 釈迦涅槃像(秘仏)

念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 五重塔


概要


中国工芸美術大師(人間国宝)仏師制作。
韓国重要無形文化財(人間国宝)李萬奉師及び直弟子・洪昌源師制作の、伝統的丹青技法による彩色が全面に施された総木造の五重塔内に安置されている。

中国人間国宝 佘國平佛師制作による金色に輝く念佛宗(念仏宗)無量寿寺の釈迦涅槃像は、人として生まれた目的である「大涅槃」を、釈尊自らが示されたお姿である。
四囲の柱には前面に彩色が施され、佛を守護する龍を描いた柱間に釈迦涅槃像は祀られている。
釈尊御入滅の折、沙羅双樹は、時ならざる花を咲かせて散華し、天の曼荼羅華(まんだらげ)が降り注ぎ、栴檀香(せんだんこう)も薫じた(くんじた)と伝えられている。
ここ念佛宗(念仏宗)無量寿寺の五重塔では、三国伝来の佛教美術が融合し、「大涅槃」の情景を厳かに示現している。

涅槃像を取り巻く天蓋板瓔珞には阿吽の鳳凰が透かし彫りされている。


 [参考資料]
 涅槃仏 ウィキペディア




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最終更新:2012年03月07日 20:12