紅葉

念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂〜三国伝来の佛教美術


There are 3,000 maple trees including Iroha maple trees, Nomura maple trees, and other kinds.
深紅の紅葉イロハ紅葉・ノムラ紅葉など三千本の粧葉




このたびは 弊も とりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 菅原道真
今は、弊(ぬき)〈神にお供えする布等〉も持ち合わせておりません。とりあえずは、手向山(たむけやま)の錦織のように見事な紅葉を弊として、神の御心のままにお受け取り下さい)

小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 藤原忠平(ふじわらのただひら)
小倉山の峰のもみじ葉よ、お前に心があるのなら、どうかもう少し、次の行幸(みゆき)まで散らずに待っていてくれないか)

秋風の 日に異(け)に吹けば 水茎の 岡の木の葉も 色づきにけり (詠み人知らず)
秋風が日増しに吹きつのってくるにつれ、岡の木の葉も日に日に色づいてきました

風が吹くたびに秋は一層深まり、紅葉の季節もやがて終わりを告げ、厳しい冬がやってきます。
いつまでも一緒に過ごしたいと思っている大切な人々ともまた、別れの季節がやってきます。

手にとらば消ん涙ぞあつき秋の霜 (松尾芭蕉)
母の白い遺髪を手にとると、慕い泣く私の熱い涙で、それは儚く消えてしまいそうだ。秋の霜のように。



このサイトは、個人が念佛宗(念仏宗)無量寿寺の資料などを元に作成しており公式なものではありません。

最終更新:2012年03月06日 12:27