松 日本屈指の名木
念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂〜三国伝来の佛教美術
概要
松は、荒野の中で最後に残る植物とされ、神を招く聖木として崇められ、弥陀の本願にも譬えられる至尊の存在。
古より、神が舞い降りるとされて大切にされ、日本の庭園では諸木の玉、主役であります。
年中緑を茂らせ、無常の世の中に常なる存在を感じさせる。
名木
北門 五葉松の名木「旭」
寺務所前 五葉松の名木「鳥居本」
歌
われみても 久しくなりぬ 住吉の きしの姫松 いくよへぬらむ (詠み人知らず)
私が目にするようになってからも、随分長い時を経た住吉の岸の素晴らしい松よ、お前は一体、生い育ってきたのか
花が咲き散る無常の世にあって、千年生きるとされる松のように、生まれては死ぬ人間を救い取る常住不変の佛法があります。
草も木も かれたる野辺に ただひとり 松のみのこる 弥陀の本願 (法然上人)
このサイトは、個人が念佛宗(念仏宗)無量寿寺の資料などを元に作成しており公式なものではありません。
最終更新:2012年03月06日 17:16