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TcpAckFrequencyについて

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verklart

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TcpAckFrequencyについて

TcpAckFrequencyの設定を変更する、といっても、わからない人にとっては拒否反応が出るんじゃないかと
思うので、ここでは、私(あくばる)なりにいろいろ噛み砕いてわかりやすく説明していこうと思う。

まず、TcpAckFrequencyとは何か
簡単にいうと、Windowsの通信に関する設定項目のひとつ
[Tcp - Ack - Frequency]という単語に分けられるんだけど、
Tcp : TCP/IPというWindowsの通信のひとつで、みんなのほぼ全員がTCP/IPを使ってネットにつないでる。
Ack : 通信のパケットレベルの言葉なんだけど、簡単に言えば「応答信号」。
    パソコンと家のネット機器との間での通信のやりとりには、必ず、送った「信号」とそれに対する
    「応答信号」がある。『送った信号のアック(Ack)が返ってこない』なんて良く使う。
Frequency : これは英単語。頻度という意味。
つまり、TCP接続における応答信号の頻度の設定、ってことだね。

次に、なぜ、TcpAckFrequencyを設定しなおす必要があるのか
実は、Windowsは意図的に0.2秒待ってACKを返してるんだよね。
なんでかって言うと、すぐ返すより少し待ってから返したほうが、通信の渋滞が起こる可能性が低くなる。
イベント会場の入場規制と同じ。
で、その0.2秒の規制をなくすことで、通信を滞りなくやりとりできるようになる
当然、その分大量の通信のやりとり、通信の処理が増える事になるので、それ相応のマシンスペックが要求
されることになる。古い性能の低いパソコンだと悲鳴をあげちゃうんだよね。

そして注意しなければならないのが、ラグナロクでの効果については、メリットとデメリットがあるという点。
もうちょっというと、職業毎にメリットとデメリットが顕著に表れる。
なので闇雲に設定変更すればいい、という類のものではないのが残念。
それと、Windowsは昔からTCP/IPの設定部分にバグがあって、バージョンが古いと、設定しても有効にならな
い場合があるので、自分のパソコンのWindowsのバージョンの確認も必要だね。
対応しているOSは…
(以下、検証Wikiより転載)

  • Windows 2000(Editionによる違いがあるかは不明)
  ※TcpAckFrequencyという値はなく、TcpDelAckTicksという値で代替する。
   Tuneappを使用する場合は同じ項目に0を入力。
   http://support.microsoft.com/kb/321098/jp
  ※いずれのエディションでもSP2以前は設定したレジストリが有効にならないバグがある。
   http://support.microsoft.com/kb/311833/ja

  • Windows XP(Editionによる違いがあるかは不明)
  ※いずれのエディションでもSP1以前は設定したレジストリが有効にならないバグがある。
   http://support.microsoft.com/kb/815230/

  • Windows Vista (Editionによる違いがあるかは不明。x64でも効果があることを確認)
  ※x86/x64共に、SP1を当てていないと設定したレジストリが有効にならないバグがある。
   http://support.microsoft.com/kb/935458/ja


じゃあ実際どんなメリットとデメリットがあるのか。
(以下、検証Wikiより転載)







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