C/C++ソースからテストケースを作成するツール
ツールの概要
C/C++ソースにコメントからTestLinkのテストケース用XMLを作成するツールです。
C/C++ソースに以下の形式でコメントを記述すると
/*
* @tltestcase テストケース名
* @tlsummary テストの概要
* @tlsteps テスト手順
* @tlexpectedresults 期待される結果
* @tlkeyword キーワード
* @tlnotes キーワードの説明
*/
下記のXMLファイルを生成します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<testcases>
<testcase name="テストケース名"><summary><![CDATA[<p>テストの概要</p>]]></summary><steps><![CDATA[<p>テスト手順</p>]]></steps><expectedresults><![CDATA[<p>期待される結果</p>]]></expectedresults><keywords><keyword name="キーワード"><notes><![CDATA[<p>キーワードの説明</p>]]></notes></keyword></keywords></testcase>
</testcases>
このXMLファイルをテスト仕様->テストスイートのツリーを選択->テストケースをインポートからインポートすることによりテストケースがTestLinkに追加されます。
ツールの利用方法
コマンドラインでの使用
1. TestLink用のJavaDocタグをUnitテストのソースコードに記述してください。
2. c2xml.cppをコンパイルしてください。
g++ c2xml.cpp -o c2xml
3. 以下のコマンドを入力してください。
c2xml <対象となるUnitテストコードのファイル名>
Doxygenからの使用
Doxygenの設定ファイル(例えば、Doxyfile)に以下のパラメータを追加してください。
INPUT_FILTER = c2xml
制限事項
- 現在のバージョンでは、全てのタグがないと挙動不審になります。
- もとのソースコードがUTF-8でないと、UTF-8のテストケースを出力してくれません。(出力ファイルを再度UTF-8に変換すれば大丈夫です。)
→次のバージョンで文字コード変換機能を追加予定
- それもあり、空白文字の処理などもいい加減のままです。
アーカイブ
最終更新:2007年11月17日 11:04