獣人


カジート

エルスウェ-ア地方に住む猫型の獣人。麻薬効果のあるムーンシュガーを砂糖として日常的に使用する為郷土料理は甘い物が多い。
ムーンシュガーはただの調味料や嗜好品以外に摂取することで肉体から解放され神と一体化するという彼らの宗教にとって重要な役割を持つ。
過剰摂取が原因でエルスウェーアではムーンシュガーに耐性を持つはずのカジートに依存症が発症し、まともに歩けない姿すら見かけることがある。
生まれた時の月齢によって姿が決まるという奇妙な特徴を持っており、17種がいるといわれ二足歩行の種もいれば四足歩行でイエネコや虎に似ている種もいる。
その生態もあり、彼らは二つの月と自分たちに密接な関係があると信じており、それに基づいた思想や文化を多く育み保ってきた。
その起源については、タムリエルの原住生物から進化した説とエルフがエルスウェーアの環境に適応して進化して生まれたという二つの説がある。
カジートの一種オームス・ラートはエルフそっくりであったり、彼らの創世神話でも元々ボズマーとは同じ種族であったと語られている。
過去にモロウウィンドで奴隷として扱われていた。
今作の舞台スカイリムでは群を抜いて被差別の酷い種族であり、行商人ですら麻薬売人呼ばわりされ町にも入れない程。
しかし実際に麻薬の類を売買、日常的に使用しているところを見るに、彼らの麻薬への認識は他の種族のそれとは異なるようである。

カジートの形態


オームス
マッサー:新月 セクンダ:満月
  • ボズマーに似ているが、背が低い。
  • 多くのオームスは自身がカジートである事を示すために顔に入れ墨を施している。
  • 第一作「Arena」に登場した種。

オームス・ラート
マッサー:新月 セクンダ:上弦月
  • エルフ種に非常によく似ている。
  • 彼らは明るい色の毛皮や尻尾を持っているが、人間のようにかかとをつけて歩くため遠くからだと人間に見間違われる。

Suthay
マッサー:新月 セクンダ:新月
  • Suthay-rahtに似ているが小さい。

Suthay-raht
マッサー:新月 セクンダ:下弦月
  • 第三作「Morrowind」に登場した種。

キャセイ
マッサー:上弦月 セクンダ:満月
  • Suthay-rahtより大きく強い。

キャセイ・ラート
マッサー:上弦月 セクンダ:上弦月
  • キャセイよりも大きく強い。
  • 直立したジャガーのような姿。

Tojay
マッサー:上弦月 セクンダ:新月
  • テンマーの森や南部のジャングルや沼に住んでいる。

Tojay-raht
マッサー:上弦月 セクンダ:下弦月
  • 不明。Tojayを大きくした姿?

センシェ
マッサー:満月 セクンダ:満月
  • センシェは非常に大きいがPahmar-rahtに似ている。
  • 彼らはアルトマーと同じぐらいの背の高さでアルトマーの20倍程の体重がある。
  • 他のカジートは彼らに騎乗する。

センシェ・ラート
マッサー:満月 セクンダ:上弦月
  • センシェ・ラートはセンシェよりはるかに大きくそして遅い。
  • 彼らの足はまっすぐで体は短い。
  • 彼らはアルトマーの倍の背の高さでアルトマーの50倍以上の体重がある。
  • 彼らは特に戦いで騎乗される。
  • 帝国には「戦猫」と呼ばれている。
  • センシェ・タイガーとも呼ばれる。

Pahmar
マッサー:満月 セクンダ:新月
  • 虎ような姿をしている。

Pahmar-raht
マッサー:満月 セクンダ:下弦月
  • Pahmarに似ているが、さらに大きくより危険。

アルフィク
マッサー:下弦月 セクンダ:満月
  • 家猫に似ている。
  • 彼らは言葉を話す事はできないが理解はできる。
  • 魔法を唱えられるともいわれる。

アルフィク・ラート
マッサー:下弦月 セクンダ:上弦月
  • 不明。アルフィクを大きくした姿?

ダギ
マッサー:下弦月 セクンダ:新月
  • カジートでも馴染みの薄い種であり、テンマーの森の樹上で暮らしている。
  • ボズマーが乗ったら折れてしまいそうな高さにある枝に乗ることができる。
  • 高度な魔力を持っている。

ダギ・ラート
マッサー:下弦月 セクンダ:下弦月
  • カジートでも馴染みの薄い種であり、テンマーの森の樹上で暮らしている。
  • ボズマーが乗ったら折れてしまいそうな高さにある枝に乗ることができる。
  • 高度な魔力を持っている。

たてがみ(main)
第三の月
  • 俗に第三の月と呼ばれる天文現象が発生している間に生まれたカジートの事。
  • 生まれながらの王であり、たとえ下賎な身分の出でも部族の長として育てられる。
  • 成人後は諸部族の顔に蓄えられたたてがみを自身のたてがみに結いつけ、それを契約とする習わしがある。これによって「たてがみ」は自分で動く事ができなくなり、お付の者が四六時中世話をする。
  • 種族として分けられてはいるが、伝承で同じ時に複数のたてがみは存在しないと言われる事もあり、基本的に一人だけであるようだ。


アルゴニアン

ブラックマーシュ地方に住むトカゲ型の獣人。ブラックマーシュの沼地の環境に適応しているため疾病に対する耐性を持っている。
また、エラがあるため水中で呼吸が出来る。過去にカジートと共にモロウウィンドでは奴隷階級にあった。
知能が高く魔法に精通した人物も多い。また槍の扱いにも長けており、ゲリラ戦を得意とする。
種族として特定の神を信仰するということはしないが、ブラックマーシュに存在する「ヒスト」という種の樹木を神聖視している。
ヒストは太古の昔より存在する神秘の存在とされ、彼等の生や死、輪廻の多くの段階で密接な繋がりを持つと信じられている。
彼等が自らの種族を指して使う「サクスリール」という言葉には、「根の民」という意味が込められている。
羽化したアルゴニアンに名前はなく、数年間の観察の後にその人物を最も適切に表現する言葉が名前として与えられる。
多くはヒスト名と呼ばれるアルゴニア語の名前を名乗るが、公用語に翻訳した訳名を名乗る人物も存在する。(例:湿地帯の斥候)
今作では積年の恨みを晴らすように火山噴火で混乱したモロウウィンドに武力侵攻を展開、完全に制圧している。
アルゴニアンいう種族名はブラックマーシュのアルドメリ語での名前「アルゴニア」から取られている。
シャドウスケイルと呼ばれる影座生まれのアルゴニアンを、暗殺者として育てる習わしがある。彼らは皆ブラックマーシュの王に仕えている。
暗殺者故か闇の一党とも関わりがあるようで、一党が彼らの養成所へ支援を送る計画を立てていたりとある程度の協力関係にある模様。
しかし本編の時点において彼らは既に何らかの理由でほぼ全滅し、僅かな生き残りも大陸各地に散っているらしい事が判明する。
スカイリムにおいては勢力を拡大した割に軒並み普通に暮らしており、大抵が尊大でも卑屈でもない素朴な住民達である。

スロード

タムリエル大陸の南西にあるスラス島に住むナメクジのような獣人。彼らは魔術の達人であり非常に用心深い性格をしている。
幼生時は不定形で完全な水中生活をおくるが、成人になると両生類のように陸上で行動できるようになる。
若年時は両性具有のようだが、地上で生活できる程度に成熟してしまう頃には、生殖器官が吸収され消失してしまうようである。
しかし成熟するに従って体の巨大化と肥満が進行し陸上での行動が困難になるため、陸上生活では転移魔法を活用している。
魔法の中でも死霊術や転移魔法に特に長けている。死霊術師ガスタはこの種族出身。
死霊術師である蟲の王マニマルコを英雄としている。

イムガ

ヴァレンウッドに住む、大型類人猿のような獣人。

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最終更新:2014年06月29日 15:17