アーティファクト

作中に登場する強力な秘宝の数々。
神々や古代の技術者に由来するという逸話は枚挙に暇がないが、全く由来が不明な物も数多く存在する。
これらのアーティファクトは英雄の出現に呼応するかのように世に現れると言われ、まるでそれ自体が意志を持つかのように英雄から英雄へ渡り歩くという。
一つ所有するだけでも強大な力を得ることができ、過去にはアーティファクトの力で組織の指導者や一国の王になった者も少なくない。
ただし、神々との取り決めやアーティファクト自体の意志により突然所有者でなくなった者は、往々にして悲惨な末路を辿ることになる。
ちなみに、シリーズファンにはお馴染みの物がほとんどだが、効果が変更されている物も多い。


アーリエルの盾

  • 年代:創造の時代
エルノフェイ戦争の折、ロルカーンの軍勢に対してエルフの神アーリエル(アカトシュ)自身が用いたとされる強大な盾。
アルドマーの神話では、アーリエルがロルカーン率いる人間勢力からアルドマーを守る力を求めた際に、創造神アヌ(アヌイエル)から直接授かった物とされている。
この盾は物理的なダメージを蓄積することができ、これを放出することで相手をよろめかせたり吹き飛ばしたりすることができる。
Arena、Daggerfall、Morrowindにも登場。

アーリエルの弓

  • 年代:創造の時代
ロルカーンの軍勢に対抗するため、エルフの神アーリエルが創造神アヌから盾と共に授かったとされるもう一つの秘宝。
ロルカーンを撃破した後、トリニマックからロルカーンの心臓を受け取ったアーリエルは、この弓を使って心臓をニルンに向けて飛ばしたとされている。
この弓は太陽を通してエセリウスの力を矢に注ぎ込み、標的を太陽の力で焼き尽くすことができる。
また、弓はどんな時であれアーリエルとの繋がりを持つとされ、様々な形で太陽を操作する能力があるとも伝えられる。
Arena、Daggerfall、Morrowindにも登場。

アズラの星

  • 年代:不明
デイドラの王子、黄昏の女神アズラが作り出した秘宝。
存在自体はタムリエル中でよく知られており、しばしばアズラの象徴として用いられる。
この星のような形の物質は通常の極大魂石とほぼ同じ働きをするが、一度使用すると壊れてしまう魂石と違い、何度でも魂の出し入れが可能。
魂の管財人として知られるアズラに相応しい能力と言える。
Daggerfall、Morrowind、Oblivionにも登場。

イスグラモルの盾

  • 年代:メレシック時代後期
有史以前に、アトモーラから500の同胞団を率いてスカイリムへの“帰還”を果たしたノルドの英雄イスグラモルが用いた巨大な盾。
現在は英霊達の魂と共にイスグラモルの墓に安置されている。
この盾は所有者に魔法に対する抵抗力を授け、体力を増強させる効果がある。

ウースラド

  • 年代:メレシック時代後期
有史以前に、アトモーラから500の同胞団を率いてスカイリムへの“帰還”を果たしたノルドの英雄イスグラモルが用いた黒色の両頭戦斧。
スカイリムにおいては非常に有名な武器であり、イスグラモルの象徴として扱われることも多い。
長い年月を経てこの武器の破片は各地に散らばっており、イスグラモルを永遠の長とする同胞団は威信をかけて破片の探索を行っている。
この斧はイスグラモルの戦歴に相応しく、エルフに向けて振り下ろした際に真の力を発揮する。

ヴォレンドラング

  • 年代:第一紀初期
かつて存在したドゥーマーの一派“ロアーケン一族”の王が用いた巨大な黒檀製の戦鎚。
第一紀初期、永きに渡る戦争の歴史を乗り越えてドゥーマーの王デュマクとチャイマーの王インドリル・ネレヴァルが同盟を結んだ際、これに反発したロアーケンの王は一族を率いてレスデインを去ることを宣言する。
王は自らが持つ戦鎚ヴォレンドラングを放り投げ、鎚の落ちる地点に一族を導いたと伝えられている。
その後、どういう経緯があったのか鎚はデイドラの王子マラキャスの手に渡り、現在ではかの神が所有する秘宝として広く知られている。
この戦鎚は対象のパワーを奪い、所有者に与えることができる。
TESシリーズの全てのナンバリングタイトルで登場している。

オグマ・インフィニウム

  • 年代:不明
知識を司るデイドラの王子ハルメアス・モラ(ハルマ・モラ)が持つ秘宝。
太古の昔、エルフの神アーリエルに書記官として仕えた“ザルクセス”自身が記したとされる書物。
オグマ・インフィニウムという奇妙な名前は、ザルクセスの妻とされる“オグマ”から取られている。
この書にはハルメアス・モラが持つ禁断の知識が記されており、力、影、神秘のいずれかの知識を読む者の頭に流し込む。
知識を与えた書は所有者の手元から消失し、再び知識のデイドラへと戻される。
Arena、Daggerfall、Oblivionにも登場。

キーニング

  • 年代:第一紀初期
ドゥーマーの天才技術者“カグレナク”の手で作り出された三つの秘宝、“カグレナクの祭器”のうちの一つ。
レッドマウンテンの地下で発見されたロルカーンの心臓から取り出したエネルギーを、人造神ヌミディウムの動力として加工するために作られた道具。
短剣のようにも見えるが、武器として作られたわけではない。
本来はエネルギーを引き出す戦鎚“サンダー”と、祭器自身の魔力から所有者を守る篭手“レイスガード”とセットで用いられる。
第一紀700年、レッドマウンテンの戦いの際にカグレナク自身の手で使用されたと伝えられているが、それにより所有者を含めた種族全員が消失してしまったためどのように作用したのかは不明。
その後、インドリル・ネレヴァルの相談役であったヴィヴェク、アルマレクシア、ソーサ・シルの三名(ダゴス・ウルを含めると四名)がネレヴァルを裏切って秘宝を我が者とし、ロルカーンの心臓に向けて使用し神の力を得た。
この秘宝を武器として用いれば、対象の持つ様々なエネルギーを奪い取ることができる。
かつてはサンダー共々レイスガードを装備せず、素手で触れようものならそれだけで即死するほどの強烈な魔力を有していた危険物であったが、第四紀201年現在ではその大部分が失われ特別な用意も才も無くとも持てる位と、当時の恐ろしさは見る影も無い。
Morrowindではメインクエストで重要な役割を担っていた。

救世主の皮鎧

  • 年代:不明
デイドラの王子ハーシーンの持つ秘宝の一つ。
狩猟の王であるハーシーンは、かつて自らのハンティンググラウンドから逃げおおせた唯一の人間に、褒美として自身の皮を贈ったとされる。
その人物は魔力を帯びた素材と皮を縫い合わせ、鎧として使用した。
この鎧は着用者を魔法による攻撃から守ることができる。
Morrowind、Oblivionにも登場。

クラヴィカス・ヴァイルの仮面

  • 年代:不明
デイドラの王子クラヴィカス・ヴァイルが持つ秘宝。
決して壮麗とは言い難い顔面を模した金属の仮面。
この仮面を着用する者は、自らの外見や態度を変えずとも人々から好意的な反応を得られるとされている。
が、クラヴィカス自身の性質が示すとおり、この秘宝を手にしようと試みた者は大抵の場合割に合わない対価を支払うことになる。
Daggerfall、Morrowind、Oblivionにも登場。

黒の書

  • 年代:不明
デイドラの王子ハルメアス・モラがニルンにバラ撒いた知識の書。
複数存在するが、その形状は一様にタイトルのない黒い本であり、表紙にはハルメアス・モラのシンボルが描かれている。
オグマ・インフィニウムとは違い中には普通の文章が書かれてはいるものの、その由来は全くの謎に包まれており、過去の文書と思しきモノもあれば未来が由来と思われるモノもある。
この本を開いた者の精神はハルメアス・モラが統治するオブリビオンの領域“アポクリファ”へと誘われ、奥地に存在する禁断の知識を学ぶ機会を得られる。
ただし、読んだ後に正気を失う者も多い。

ゴールドール・アミュレット

  • 年代:第一紀初期
ハラルド王の統治時代に活躍したアークメイジのゴールドールが愛用していたアミュレット。
派閥や種族を問わず広く尊敬を集めていたゴールドールであったが、彼の力を得ようと企む三人の息子により殺害され、奪われたアミュレットは分割されて持ち去られてしまう。
ハラルド王は配下の魔術師ゲイルムンド卿に三兄弟を追撃させ、その後一連の事件に関する記録を全て抹消したとされている。
アミュレットは着用者の能力を増幅する効果があるとされ、歴史から姿を消して数千年が経った今でも僅かな手がかりを元に探索を行う者が存在する。

黒檀の鎖帷子

  • 年代:不明
謀略を司るデイドラの王子ボエシアの持つ黒檀製の鎧。
ボエシアは自らが勇者として認めた定命の者にこの鎧を授けるが、この所有者がどれほどの期間所有するのかもボエシアの気まぐれに左右される。
そして大抵はその時点での持ち主を死に追いやり、新たなる持ち主の手に渡る事を繰り返すという。
この鎧は着用者の隠密行動をサポートし、接近した敵にダメージを与える黒色の霧を発生させることができる。
Arena、Daggerfall、Morrowindにも登場。

黒檀の剣

  • 年代:不明
デイドラの王子メファーラの持つ長剣。
漆黒の刃を持つカタナの形をしている。
斬りつけた相手の生命力を奪い取る効果があり、その特性から吸血鬼の剣と呼ばれることもある。
今作では永きに渡る封印で弱体化しており、親しい者の血を吸わせるというこの上なくメファーラらしい方法で真価を発揮する。
Arena、Daggerfall、Oblivionにも登場。

ザルクセスの神秘の書

  • 年代:不明
デイドラの王子メエルーンズ・デイゴン自身の手で書かれた極めて危険な書物。
アーリエルの書記官として知られるザルクセスが、オグマ・インフィニウムを記した際に得た知識をデイゴンに授けたとされる。
オブリビオンの動乱を引き起こすに当たってデイゴンから書を受け取った深遠の暁教団の教祖マンカー・キャモランは、書の力で“楽園”と呼ばれる世界を創造し、信者の扇動や自身の居城として利用していた。
その後、書はとある英雄により教団本部から回収され、戴冠前のマーティン・セプティムの解読を経て楽園への進入に使用されている。
前作Oblivionでは完全な姿を見ることができるが、第四紀201年現在では教団の子孫が焼け焦げたページを一枚所有するのみとなっている。

サングインのバラ

  • 年代:不明
デイドラの王子サングインの持つ秘宝。
薔薇のような形をした杖であり、大抵はサングインのバカ騒ぎに付き合って気に入られた者に贈られる。
第三紀最後の皇帝マーティン・セプティムも一時期所持していたことがある。
この杖はオブリビオンから強力なデイドラを召還することができるが、普通に召還したものに比べて制御が甘く凶暴であるとされる。
Daggerfall、Oblivionにも登場。

死霊術師のアミュレット

  • 年代:第二紀初期
かつてサイジック会に所属していた強大な死霊術師“虫の王マニマルコ”自身の手で作られた首飾り。
中央の装飾は人骨でできており、周りが翡翠などで飾られている。
このアミュレットは着用者の魔法の能力を飛躍的に上昇させるが、同時に着用者の肉体を弱体化させる強力な呪いをかけることで知られる。
TESシリーズの全てのナンバリングタイトルで登場している。

白き小瓶

  • 年代:メレシック時代後期
スカイリムが初めて雪に覆われ始めた時代に、古代ノルドの錬金術師クラルミルによって作り出された小さな瓶。
世界のノドに初めて降った魔法の雪で作られていると伝えられる。
小瓶は制作者クラルミルの死後に墓所の奥深くに封印され、以後の歴史から姿を消している。
この小瓶は、どんなものであれ中に入れた液体を補充することができるとされる。

スペルブレイカー

  • 年代:不明
デイドラの王子ペライトの持つ秘宝。
一見するとドゥーマーの盾のようでもあり、一般にもそのように知られる秘宝ではあるが、実際はペライト自身が作ったとも言われ、タムリエルに散見される秘宝の中でも最古のものの一つと考えられている。
第一紀初期、アークメイジのシャリドールが単身ロアーケン一族との決戦に挑んだ際に用いたとされる。
盾は現在でも初代の所有者を捜して英雄から英雄へと渡り歩いており、特定の人物の手元に長く止まることはないとされる。
この盾は、その名の通り所有者をほとんどの魔法から完全に保護してくれる。
TESシリーズの全てのナンバリングタイトルで登場している。

星霜の書

  • 年代:不明
シリーズのタイトルにも使用される伝説の秘宝。
その存在は第一作から言及されていたが、前作The Elder ScrollsⅣ Oblivionにてついに現物が登場した。
過去に起こった全ての出来事と未来に起こる全ての出来事が記された書物。
またの名を“創造の欠片”とも呼ばれ神々に由来するものと考えられているが、当の神々でさえこれに関わる事へは恐れをなすとまで言われ、いつ、誰が、何のために作ったのか等、全てが謎に包まれている。
一般には予言書として有名な物だが、そのような使い方は書の持つ力のほんの一部に過ぎないと言われ、様々な可能性が示唆されている。
予言書としての内容も通常の文書としては書かれておらず、解読は非常に儀式的なものとなる。
また、解読を試みる者は視力と正気を失う危険性と常に隣り合わせである事も理解しなければならない。
現在、星霜の書の研究解読を行う機関としては帝都の聖蚕会が有名。
彼等は通常自身への影響を最小限にするため準備と休息にそれぞれ数ヶ月もの期間を費やして解読を行うが、それでも最終的には視力を失い北方の修道院に隠居することになる。
他には、冒涜的なドゥーマーの科学者によって書の内容を記録媒体に写し取る施設が作られた事もある。
この書はムンダスの物質原理と異なった形で存在していると言われている。
タムリエル内にも同時に複数の書が存在しているものの、それらは数えられる状態では存在しておらず、正確な数は誰にもわからない。

堕落のドクロ

  • 年代:不明
悪夢を司るデイドラの王子ヴァーミルナの持つ秘宝。
角の生えたドクロがあしらわれた不気味な杖の形をしている。
この杖はヴァーミルナと繋がりを持つと同時に自らの意志を持っており、人々の記憶を食らって悪夢を見せると伝えられる。
Daggerfall、Oblivionにも登場。

ドーンブレイカー

  • 年代:不明
デイドラの王子メリディアの作り出した対アンデッド用の聖剣。
極端にアンデッドを嫌悪するメリディアに相応しく、アンデッドを破壊した際に周囲のアンデッドに影響を与えるエネルギー波を放つことができる。

ドラゴンプリーストの仮面

  • 年代:全てメレシック時代後期
かつて竜教団において大司祭の地位にあったドラゴンプリースト達が持つ仮面。
支配者たるドラゴンによって作られた物であり、服従を誓う見返りとして司祭達に与えられたとされる。
竜戦争と呼ばれる人間達の反乱により竜教団が打倒された際、ほとんどの仮面は所有者の司祭と共に埋葬、もしくは固く封印されている。
これらの仮面にはいずれも強力な魔法が込められており、所有者と同じ名前が付けられている。
確認されている仮面は、ヴォクン、ヴォルサング、オタール、クロシス、コナヒリク、ナークリーン、ヘブノラーク、モロケイ、ラーゴット、アージダル、ザークソリス、ドゥカーン、ミラーク、そして木の仮面の14枚。

ナミラの指輪

  • 年代:不明
デイドラの王子ナミラの持つ指輪。
この指輪を装着した者は、人間やエルフなどの死体を“食べる”ことで自らの力を増幅させる能力を得る。
Daggerfall、Oblivionにも登場。

ハーシーンの指輪

  • 年代:不明
狩猟の王、人狼病の祖として知られるデイドラの王子ハーシーンの持つもう一つの秘宝。
狼の頭部をあしらった小さな銀の指輪である。
ウェアウルフとして生きる者がこの指輪を使用すると自らの獣の血を制御できるようになり、野獣の力をより自在に使いこなすことができるようになる。
また、この指輪は所有者に不老長寿の肉体を授けるとも伝えられ、過去にはノルドでありながら何世代にも渡って指輪の所有者であり続けた人物も存在する。
Daggerfall、Morrowindにも登場。

不壊のピック

  • 年代:不明
デイドラの王子ノクターナルの持つ秘宝。
一般にこの秘宝は絶対に壊れる事のないロックピックとして知られ、事実どんな難解な錠前も開ける事ができる。
しかしそれは鍵の持つ側面の一つに過ぎず、秘宝としての真の価値は所有者の内側に隠れた才能や未知の可能性の扉を“開く”能力にある。
これにより所有者は不可能を可能にする絶大な力を得る事ができるとされる。
ただし、この鍵はノクターナルの統治するオブリビオンの領域エバーグロームとムンダスの領界とを繋ぐ通路“エボンメア”を解放する役割も担っている。
ノクターナルの司る“運”はエボンメアを通してムンダスに送られるため、鍵の紛失は即ちエバーグロームとの隔絶、次いで所有者を除く全盗賊稼業の不況を意味する。
TESシリーズの全てのナンバリングタイトルで登場している。

マグナスの杖

  • 年代:創造の時代
ロルカーンによるムンダス創世の時代に、ムンダスの設計を手掛けた魔術神マグナス自身が用いた黒檀の杖。
マグナスがロルカーンの企みに気付いてエセリウスに逃げ帰った際、彼は自らの杖をムンダスに置いていったと伝えられ、その後のタムリエル史においても度々姿を現している。
本来この杖は莫大な量のマジカを蓄える事ができたため、マグナス自身は杖をマジカのタンクのように使っていたと考えられている。
定命の者が使用した場合、杖は対象のマジカを流出させて所有者に与える事ができるほか、マジカを吸い尽くした後は対象の生命力をも吸い出す事ができる。
また、マグナスの杖はその性質上、莫大な量のマジカを内包する宝玉“マグナスの目”を制御する事ができる唯一の手段であるとも伝えられる。
この非常に強力な杖の存在が歴代の所有者を強大な魔術師にする一助となった事は疑いようもないが、実は杖自体に意志のようなものがあり、所有者が強大になりすぎて世の均衡に影響を与える前に自ら所有者の元を去ると言われている。
Arena、Daggerfall、Morrowindにも登場。

メエルーンズのカミソリ

  • 年代:不明
デイドラの王子メエルーンズ・デイゴンが作り出した短剣。
この短剣にはどんな相手でも即死させるという極めて特殊な効果があり、暗殺者達の垂涎の的となっている。
暗殺組織闇の一党などはこの短剣を巡る内紛により一時期壊滅寸前にまでなったとされる。
第四紀初頭に、短剣は深遠の暁教団とメエルーンズ・デイゴンに敵対する組織により回収された。
組織は短剣を3つの破片に分割し、二度と敵の手に渡らないよう子々孫々に至るまで守り抜くという誓いを立てたとされている。
Daggerfall、Morrowind、Oblivionにも登場。

モラグ・バルのメイス

  • 年代:不明
デイドラの王子モラグ・バルの持つ秘宝。
持ち主にちなんで“吸血鬼のメイス”としても知られる邪悪な武器である。
自らに服従した定命の者に与えられるほか、モラグ・バル自身も好んで使用すると言われている。
このメイスは対象のマジカを流出させることができるため、魔術師にとっては特に脅威となる。
Daggerfall、Morrowind、Oblivionにも登場。

ワバジャック

  • 年代:不明
狂乱を司るデイドラの王子シェオゴラスの持つ秘宝。
装飾の施された杖の形をしている。
この杖は対象を全く別の存在に作り替える能力を持つが、どのような影響を与えるかは全く予想できない。
Daggerfall、Oblivionにも登場。



参考文献:『モノミス』『星霜の書の整理』『星霜の書の考察』『ダイナス・ヴァレンのメモ』『失われた伝説』 その他TES3とTES4の作中書籍多数

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最終更新:2023年08月01日 00:42