アカヴィリ

アカヴィリ(Akaviri)とはタムリエルの遥か東方に位置するアカヴィル(Akavir)大陸に住んでいる種族と、彼らの国家のこと。
アカヴィルは「竜の国」を意味し、実際は野獣の王国である。現在、人間もエルフも暮らしていない。
かつて人間は住んでいたがツァエシに食べられてしまったといわれている。
タムリエル側に正確な研究資料がほとんど存在しないため、未だ多くの謎に包まれた人々である。
過去に度々タムリエルの軍勢と戦火を交えてきたが、現在は二大陸間に交流はない。

第一紀2703年、タムリエルに侵攻したアカヴィリ軍をレマン1世がペイル峠で撃退。
第三紀288年、ユリエル5世率いる帝国軍がアカヴィルへの侵略を開始。2年後のイオニスの戦いにてアカヴィリ軍が帝国軍を破り、
ユリエル5世は死亡。帝国の遠征は失敗に終わる。




カマール

カマールとは雪の地獄という意味。
悪魔のはびこる土地。夏がやってくると活発になり、毎年のようにタン・モーに攻め込むが、勇敢な猿人たちが彼らの侵略を許さない。
悪魔の王、アダスーム・デア・カマールがモロウウィンドの征服を目論んだものの、レッドマウンテンでアルマレクシアとアンダーキングに敗れた。

ツァエシ

ツァエシとは「Snake Palace(蛇の宮殿)」の意。
アカヴィルの人間を食いつくしたのはこの蛇人ではあるが、その姿はどことなく人間のようでもある。
美しい金色の鱗をまとい、人間の上半身と蛇の下半身をもつという。ゴブリンを奴隷として使役し、また食料としているらしい。
ペイル峠の戦いでレマン1世に敗れたツァエシ軍の捕虜の中には、その武勇を買われ、皇帝の近衛兵として抜擢される者もいた。
この近衛兵が皇帝の親衛隊「ブレイズ」の前身となる。現在でもブレイズが使用している独特の武具は彼らが使用していた物。
その後レマン朝の後継者が全て暗殺されたため、帝国はツァエシのヴェルシデュ・シャイエが支配した。
タムリエルでアカヴィリといえばほとんどはこの種族のことを指す。
書籍『アカヴィルの不思議』ではアカヴィルの人間は大昔にツァエシに食べつくされたとあるが、
『子供向けのアヌの神話』ではツァエシがアカヴィルの人間だと書かれている。

タン・モー

タン・モーとは「千の猿の島」という意味。その名の通りに大小数多の島々からなる国家である。
いろいろな種類の猿人が暮らしており、みな一様に気さくで、勇ましく、単純である。
地理的に周囲の国家の干渉を受けやすく、襲撃によって奴隷にされかけたことが何度かあるため、もしものときは軍隊も組織する。
かつては仲たがいしていた時期もあったが、カ・ボツーンとは同盟関係にある。

カ・ボツーン

カ・ボツーンとは「虎竜の帝国」という意味。アカヴィルで最も強大な国で、その力はツァエシをも凌ぐ。ただし海戦ではまだかなわない。
猫のような種族が住んでおり、彼らは虎竜(Tiger-Dragon)であるトシュ・ラカによって統べられている。
トシュ・ラカは世界最大の竜であり、その身体はオレンジと黒色をしている。
ツァエシの蛇人は人間を食いつくしたのち、竜族を食いつくそうとした。赤竜はなんとか奴隷にしたものの、
黒竜はボツーン(当時の名称)に逃がしてしまった。大戦が勃発し、猫人も蛇人もぼろぼろに衰弱し、竜族は絶滅した。
そのときから、猫人は竜族になろうとしてきた。その最初の成功例がトシュ・ラカである。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2016年03月27日 03:13