初心者向けページ

目次


はじめに


売ってる場所、買うまで


ひとまずやってみる、基本ルール


バトルについて


プロセスと優先権について


補足、間違えやすいルール


慣れてきたら、デッキ構築や公認大会


おわりに




はじめに

 このページはファンタズマゴリアを始めようとしている、または始めたばかりという人向けのページです。
「作品に釣られて買ったはいいけど相手はおろかルールすらわからん」とか「興味は持ったけどやり始めるための一押しが欲しい」みたいな人の力になれたらと思います。

売ってる場所、買うまで

 売っている場所についてですが、とりあえず近場のカードショップでも覗いてみましょう。
シングルの取り扱いはともかく、多くのショップで構築済みデッキやブースターパックが売っていると思います。
また、他のカードゲームを取り扱っている店舗があるヨドバシカメラなどの店でも買えることもあります。
「近くにショップとかねーし」という人は、Silverblitz通販のページやアマゾンなどのインターネット通販サイトを利用するといいでしょう。
 次に始めるにあたり、何を買うべきかですが、最初は構築済みデッキから始めるといいでしょう。
構築済みデッキにはルールブックも付属しています。また各構築済みデッキに収録されている限定カードの類(特にEXスキル)は強力なカードや汎用性の高いカードが多いです。
その上、デッキ構築においてほぼ必須級イベントカードも収録されているので買って損をすることは無いでしょう。(注・先行構築済みデッキには限定カードが収録されていません。入門という意味では、最初は先行構築済み以外のデッキを購入することをお勧めします。)
2014年2月9日現在構築済みデッキは6+1種類発売しています。
それぞれがある程度のテーマに沿った構築になっているため、興味を惹かれたデッキや好きなキャラの入っているデッキなど個々人の好みで選ぶといいでしょう。

ひとまずやってみる、基本ルール

 とりあえず好きな構築済みデッキを購入したら、さっそくやってみましょう。
対戦相手がいないという場合は、「ショップ内でファンタをやっているプレイヤーに声をかける。」「もう1つ構築済みを買っていき友人にぶん投げて相手してもらう。」「初心者講習会に出る。」「webカメラがある場合はスカイプなどのビデオ通話のできるツールを使って誰かと対戦する。」などの方法を試してみましょう。
 ルールに関しては、公式に簡単なルール詳細なルールがありますが、このページでも大まかなルールについては記載します。
※引用元は公式の簡易ルール(http://phanta-dev-static.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2011/09/rulechart.png)です。

必要なもの

  • デッキ(60枚)※同番号のカードは4枚までしか入れられません。
  • エースカード(1枚)※デッキの60枚とは別です。
  • EXスキル(最大3枚)※デッキの60枚とは別です。
  • カウンター(キャラの蓄積ダメージを示すものです。サイコロでもおはじきでもお好きなものをどうぞ。サイコロの場合8個くらいで大体足ります。)

勝利条件

以下の条件を満たした瞬間にあなたは勝利する。
  • 相手のエースキャラが場から離れる
  • 相手のダウン置き場にカードが3枚置かれる。
  • 相手のデッキが0枚になる。

ゲームの準備

①デッキをシャッフルする。
②じゃんけんなどを行い、勝った方が先攻
③デッキからカードを7枚引き手札にする。(このとき、手札の内容が気に入らない場合は1度だけすべてのカードをデッキに戻し、①の処理を行い引きなおすことができます。)
④お互いのエースを表向きにして行動済み状態で登場させる。(エースのMHPは表示されている数値の2倍の数値として扱います。)

ゲーム進行

①スタートフェイズ
(1)ウェイクアップ・ステップ(ターンプレイヤーのすべての行動済み状態のキャラを未行動状態にします。)
(2)ドロー・ステップ(ターンプレイヤーはデッキからカードを2枚引きます。)
※先攻1ターン目のみドロー枚数が1枚減り、ドロー後に手札を1枚捨てる必要があります。

②メインフェイズ
メインフェイズではターンプレイヤーは以下の行動を好きな回数、好きな順番で行うことができます。
  • キャラの登場(使用代償を支払いキャラを行動済み状態で登場させます。)
※自分の場に登場できる前衛の上限は5体までで、同番号のキャラは基本1体までしか登場できません。
  • 特殊能力の使用(場に登場している味方キャラの特殊能力を使います)
  • イベントの使用(手札にあるイベントを使います)
  • EXスキルの使用(EXスキル置き場にあるEXスキルを使います。)
※EXスキルは1ゲームに1枚しか使用できません。
  • アイテムの装備(手札のアイテムを場のキャラにアイテムを装備させます。)
同番号のアイテムは1キャラに1枚までしか装備できませんが、番号の違うアイテムなら何枚でも装備できます。
  • バトルの配置(手札のバトルカードを自分のバトル置き場に未使用状態で配置します。)
※場に配置することのできるバトルカードは各プレイヤー3枚までです。
  • バトルの破棄(場に配置されたあなたのバトルを破棄します。)
  • 攻撃宣言(味方未行動状態のキャラ未使用状態のバトルがある場合宣言できます。)

非ターンプレイヤーもターンプレイヤーの上の行動(EXスキルの使用を除く)に対応して以下の行動を行うことができます。(EXスキルだけは即時解決なので対応するタイミングが発生しません。)
  • 特殊能力の使用
  • イベントの使用
  • EXスキルの使用

③エンドフェイズ
(1)終了ステップ(ステップの頭に「ターン終了時」と書かれた効果の処理や各プレイヤーが以下の行動を行うことができます。)
※優先権はターンプレイヤーにあります。
  • 特殊能力の使用
  • イベントの使用
  • EXスキルの使用

(2)手札調整ステップ(ターンプレイヤーの手札が8枚以上の場合7枚になるまで手札を破棄する。)

(3)リフレッシュ・ステップ(全ての「ターン終了時まで」と書かれている効果やキャラのイベント、特殊能力、EXスキルによって受けた能力修正、及び 修正が失われます。)


バトルについて

バトルの処理の順番を説明します。
①攻撃宣言
②攻撃キャラを味方未行動状態のキャラから指定
③防御側が、味方の未行動状態の前衛キャラかエースキャラを防御キャラに指定(エースは行動済みでも防御できます。未行動状態の場合は行動済みになります。)
④バトルを攻撃側が未使用状態のバトルの中から指定(このとき相手の配置したバトルも指定できます。)
⑤お互いがパスをするまで、「特殊能力の使用」「イベントの使用」「EXスキルの使用」が好きな順番で好きな回数行えます。
⑥それぞれのキャラの の数値を比べ、を上回っていた場合ダメージを受けます。(これは攻撃側も防御側も両方で処理を行います。)
⑦キャラに蓄積されたダメージがMHPを超えた場合、そのキャラはダウン置き場に置かれます。
⑧「バトル終了時まで」と記されている効果が失われ、「バトル終了時」と書かれた効果を解決します。(解決順は、ターンプレイヤー→非ターンプレイヤーとなります。1人のプレイヤーが複数の効果を処理する場合、処理の順番は効果を発動したプレイヤーが好きなように決められます。)

プロセスと優先権について

 メインフェイズと終了ステップで行われるEXスキルの使用以外の全ての行動と誘発効果は解決されるまえに一度プロセスとして積まれます。
「プロセスとして積まれる」というのは、行動を解決する前の準備期間にして順番待ちのようなものだと思ってください。
プロセスに積まれた後、全てのプレイヤーはその上にさらに「特殊能力の使用」「イベントの使用」「EXスキルの使用」を宣言し、プロセスとして積むことができます。
この場合、宣言をしていないプレイヤーに優先権が移り、宣言をすることができます。(優先権の持ったプレイヤーが何らかの宣言をしたとき、宣言をしていないほうに再び優先権が移ります。)
上の宣言を繰り返し、お互いがパス(何の行動も起こさないこと)を宣言した場合一番新しく積まれたプロセスから1つずつ解決していきます。
※誘発効果の場合、条件を満たした瞬間にプレイヤーの宣言無しで自動でプロセスに積まれます。


①ターンプレイヤーXがイベントカードAの使用を宣言(この時点でAはプロセスに乗ります。)
②非ターンプレイヤーYが特殊能力Bを対応宣言(現在のプロセス B→A)
③Xはパスを宣言(プロセス B→A)
④Yもパスを宣言(この瞬間にBの効果が解決されます。)
⑤Xが何らかの宣言
⑥Yが何らかの・・・

優先権は基本ターンプレイヤーが持っていますが、ターンプレイヤーが優先権を放棄した場合、非ターンプレイヤーが宣言を行うことができます。(何らかの宣言をして、それが解決された後は、再び優先権がターンプレイヤーに戻ります。)

補足、間違えやすいルール

間違えやすいルールについて、割と起こりそうなものを解説します。

  • 対象を取る効果は、解決の際に指定した対象がいなくなった場合、効果の解決は失敗します。
  • 攻撃宣言のプロセスが解決される際、攻撃キャラに指定できるキャラがいない場合やバトルを指定できない場合はバトルには突入せず、その時点で宣言失敗に終わります。
  • バトル中にバトル種目として指定されているバトルが場を離れた場合でもバトルは中断しません。
  • 乱入ダイビングアタックで登場するキャラは登場の上限には引っかかりません。(つまり6体目以降の前衛として登場可能)
  • 同番号キャラが使用代償を支払って自分の場に登場しようとしたとき、登場せずにゴミ箱に破棄されます。
  • 救出などで移されたダメージは、バトルダメージならバトルダメージとして移されます。
  • 使用代償がHP-000系の特殊能力は、HPが書かれている数値未満の場合宣言をすることはできません。使用代償を支払った場合HPが0になるときは、特殊能力を持ったキャラは支払った瞬間にダウンしますが、対象が正しい場合、効果はプロセスに乗り正常に解決されます。
  • バトルが中断した場合、攻防の数値によるダメージ計算は行われずにバトルは終了します。「バトル終了時まで」や「バトル終了時」と書かれた効果は中断した直後に処理します。
  • 「あなたの場の~のキャラがX体以上なら・・・」系の効果などのあなたの場のキャラの数は基本エースキャラも含めます。

その他は公式のFAQのページなどをご覧ください。

慣れてきたら、デッキ構築や公認大会

 ゲームに慣れてきたらブースターパックを買ったり、先行構築済みを買ったりしてデッキを強化しましょう。
好きなキャラをエースにしたり、好きな作品で組んだり、デッキレシピのページを参考にデッキを組んだりしてみましょう。
先行構築済みはデッキを強化するうえでは有用なパーツが多いためお得です。
またデッキの組み方は、公式のスタッフからのお知らせのデッキの作り方のページを参考にしてみるのもいいでしょう。
デッキのタイプやエースによって各カードの枚数は変わりますが、大まかな作り方として。

  • キャラは22~27枚(12種類以上だとわりと安定してキャラが出せる印象)
  • バトルは8~13(攻撃回数や早く攻撃しにいくデッキほど枚数は増える)
  • アイテム0~4(4枚入れれば1ゲームに1枚は大体引ける)
  • 残りにイベント
  • EXスキルはデッキやプレイヤーの性格に合わせて好きなものを入れてください。

また公認大会や公式大会、公式主催のバトルラッシュなどに参加してみるのもいいでしょう。
普段見ないような色々な相手と戦うことができます。
公式大会やバトルラッシュなどの情報は公式で公開されています。
また公認大会は公式に公認大会予定一覧のページがあります。

おわりに

 とりあえず初心者が始めるのに必要であろう知識や内容を書いてみました。
プレイングなどの話は個々人の思考は性格に大きく影響するため、ここでは書くことをあえて避けますので、人に教えてもらうなり自分で学ぶなりしてください。(需要があるようなら最低限の部分くらいは書くかもしれません。必要ならご意見板に書いてください。)
最初のうちはバトル計算も遅くて手間取るかもしれませんが、回数をこなせばすぐに慣れます。
あとは、嫁エースを極めるもよし、強いエースやデッキで勝ち抜いていくもよしです。

以下編集後記的なアレなのでスルーしていいです。

 あったほうがいいんじゃないかという考えのもと、とりあえずで書いてみました。
1人で書いた記事のため、内容に誤りや個人の先入観などがあると思いますが、多くの人に共通する内容を選んで書いたつもりです。
このページを見て、1人でも多くのファンタプレイヤーが増えるといいと思います。
ファンタズマゴリアの公式ページなどのリンクを勝手に張ったことを、ここに謝っておきます。
苦情などが来るようであればリンクは消してください。
あと「ルール違うぞオイ」とか「これ追加したほうがいいんじゃなイカ?」みたいなところがあれば追加や修正をしてください。

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最終更新:2012年04月09日 19:00