楽典1

作曲講座番外編-1「音名と音程」

音名

 1つ1つの音に名前を付けたものが音名です。以上。というとそんなに難しくなさそうなんですが、実は4か国語があって全部用途があるのでなかなか厄介。ちなみにこの講座では普段はイタリア語、コードネームは英語、調の名前は日本語で書きます。なお、オクターブの違いは音名では無視します。

音程

 実は「音程」という言葉には2つ意味があります。まず、音の高さ。こっちはよく使いますね。もう1つの意味は、2つの音の間隔。2つの音がどれくらい離れているか、を表します。本項ではこちらを解説します。まぁ言葉で書くより見た方が早いと思うので図をご覧ください。
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 この2度とか3度とかいうのが「音程」です。もう少し例を挙げておきましょう。
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 なお、2~7度には2種類(本当はもっとあるけどよく使うものだけ)あります。たとえば2度。
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 左と右はどちらも2度ですが、左は半音、右は全音ですね。この違いを明記するため、左を「短2度」、右を「長2度」と呼んでいます。同じように、3~7度でも間に半音がいくつあるか、で次のように区別します。
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 あ、画像で見るのもOKですがなるべく耳で覚えるようにしてください。その方があとあと有利です。

というわけで某氏に「単なる知識のひけらかし」と酷評された楽典編その1でした。でもこれ番外編だからね。本編で分からない単語があったら辞書的に使ってね。

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最終更新:2012年01月08日 10:55
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