国鉄14系客車
国鉄14系客車(こくてつ14けいきゃくしゃ)とは、日本国有鉄道(国鉄)が1971年(昭和46年)より設計・製造した客車の形式。客車の冷暖房用などのサービス電源を、床下のディーゼル発電機でまかなう「分散電源方式」を初めて採用した12系客車をベースとし、同じく分散電源方式を採用しつつ、特急列車としての使用を前提とした車内設備を持たせた客車がこの14系である。昼行特急列車や座席夜行列車に使用する座席車と寝台特急列車に使用する寝台車があり、さらに寝台車は製造時期や仕様の違いにより14形と15形に分かれているが、いずれも機器などは基本的に同一である。
第15回(1972年)鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
最終更新:2012年01月07日 16:52