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絵師について

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匿名ユーザー

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【絵師】
原画担当の作業の流れ
0、最初にスレにとりあえず参加したい旨のレスと共に絵を投下してみよう。
いい反応があったら、自分の作業の速度(最速で○日で上げられるではなく、1月平均で○枚なら上げられると書く)と、
立ち絵何枚、イベントCG何枚位までなら描く自信があるかを宣言しよう。
それで向うから参加してくださいって言われたら、今日から君も製作スタッフさ。

1、細かい設定画(※1)やイメージラフ(※2)を数点描いて、
ライターや塗りに自分が今からどんなキャラクターを描くのかを最初に明確に伝えておこう。

2、設定画が全員分そろったら各キャラクターの身長相関図を作り実際にキャラクターを並べて、
見た目がかぶっているキャラがいないか等、全体のバランスを見てみよう。

3、ようやく立ち絵作成開始。
立ち絵を作るのは普通にイラストを描くのとはまったく別の「作業」だという事を最初に頭に入れておこう。
デジタルとアナログで作画する場合に大きく方法が異なるので注意。
  • アナログの場合
画面にキャラクターを複数表示した時、立ち絵ごとに線の太さが違うと違和感がでるので、
最初にどの大きさの紙のどれ位範囲にどんな線の太さで描くかを決めてから描こう。
綺麗に描けば鉛筆画でもかまわないが、ペン入れが得意な場合はペン入れするのを推奨。
(ペン入れすると線の太さが統一されるし、何よりスキャンした時に綺麗に取り込めるので便利)
スキャンする時の解像度は塗りに指定してもらうのが一番だが、
ある程度大きい解像度でないと画像の透過処理に手間がかかる為、
指定がない場合は高めの解像度で渡してあげよう。
  • デジタルの場合
(詳しくないから誰か書いて)

  • 共通
キャラクターの服装が1種類の場合、いきなり服を着た線画を起こすのもありだけど、
服装が複数ある場合は一旦肌のラインがわかる服装(裸・下着等)で立ち絵を作り、
その後服や装飾具を描いて重ねた方が便利。
完成した画像を塗りに渡す前には影指定も忘れずに。
画像をどのレベルまで整形してから塗りに渡すかは塗りと相談し、お互いの作業速度にあわせた割合を考えよう。
差分を含めると、気の遠くなるような枚数を仕上げなくちゃいけないから挫折者が一番でやすいパート。
一時の勢いで乗り切れるような楽な作業じゃないので、無理のない計画を立て、毎日コツコツ進めていこう。

4、イベントCG作成
基本的にやる事や注意する点は立ち絵作成とほぼ一緒。
ただ、シーンに合ったCGを作らないと意味がないので、描く前にシナリオとじっくりと打ち合わせをし、
何度かラフを描いて見せ、双方共に納得した上で描き始めるようにしよう。
それだけでリテイクがかなり減らせるはず。

※1)設定画…キャラクターの外見上の設定をまとめたもの。
描き方は絵師の数だけあるが、基本は三点図(正面、側面、背面から見たそのキャラクターのイラスト)と、
細かいパーツや布が重なっていて構造が判りにくいパーツを拡大し個別に描き出し、それを必要な服装の数だけ用意する。
カラーで作って色の指定までここで済ませておくと後が楽になる。

※2)イメージラフ…キャラクターの表情やポーズのラフスケッチ。
描けば描くだけライターのモチベーションが上がる魔法のスケッチ。
いきなりきちんとした立ち絵を描いても「表情やポーズがキャラとあってないからリテイク」となる可能性があるので、
沢山描いておいて損はない、むしろ必要な表情やポーズの数だけ描いておいた方が作業が効率的に行えるようになる。


塗りの作業に関して
  • 貰った影指定、色指定を無視しない。明らかに指定がおかしい箇所は原画に相談してから修正しよう。
  • 間違っても独断で指定を無視しては駄目。自分の方が間違っていた場合、赤っ恥をかくだけでなく、原画との関係が一気に悪化する。
  • 立ち絵に統一感が出るように一貫した塗り方で塗ろう、無駄な個性は邪魔だけ。
  • 会心の一塗もそれ以外の絵がしょぼく見える原因になるのでいらない。全部一貫して自分のレベルにあった塗りを心がけよう。
  • 特別に重要なシーンの塗りに関しては例外、そのシーンを印象付ける為に持てる全ての力を出し切って塗りあげよう。
  • 立ち絵はどんな色の背景の上においても綺麗に見えるように丁寧に透過しよう
  • 輪郭線に浮いてる薄い色の点は親の敵だと思え
  • 自分の作業のしやすい画像の大きさを最初に原画に伝えておいて、そのサイズで原画を作ってもらおう
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