4-方舟

2013/11/10

担当:内田

  • 冒頭は「A:ア」とは思わずに「一番鳴る音」で歌う。
  • 48~74小節(ガラッと雰囲気変る部分)夢見る感じをもっと(「ひとよ~まどをあけて」)。
  • 75小節以降は厳しい現実(「よるのおくに~」)。
pではあるが表現したい事を優先して良い(結果、音量が大きくなったとしても)。
  • 80小節「あゆみいれば~」のcresc.をショッキングに!
  • 95小節「おらびながら~」のcresc.もしっかり!
  • 97小節「このほしが~」のバスは言葉をしゃべらず響く母音でしっかり歌う。
  • 105小節「はとたちが~あかるいはやしを」明るい夢みる様な声にガラッと変える(身体を拡げる)。
  • 111~114小節ベース系「ひさしい」子音多めに母音少なめに(だんだん音域が下がるテナー系とバランスを取る為)。
  • 121~小節「あいするものよ~」テナー系、息絶え絶えにならない(低い音は鳴らなくて良い)。
  • 126~小節「てさえ~」このあたりから切実感が増加する(「あいするもの~」は柔らかく優しく)。
  • 134~小節「そらをわたれ~」母音を圧倒的に響かせる(初めのs子音のみでも良い)。
  • 「それをわたれ~そらをわたれ~いかりをあげるせいざのせんだん」は4小節を繋げる。

2013/10/27

担当:秋山

134小節:‘空を渡れ’は、違う響きになるので必要以上に‘あいうえお’を言い直さない。
      同じ場所で響かせる。

2013/09/29

担当:秋山
  • 22小節、f ffからmfにかわります。感情のためを。
  • 24小節、日常会話の歌い方にならないように、どこを見渡しても見えない、遠くを見るイメージで。
  • 41小節、人間から獣になる夜叉になるイメージで、‘か’の所でグワッと広がりを持たせて。
  • 57小節、時代劇調で‘まこと’とうたう、マコト君への呼びかけではありません。
  • 78小節、平成の気持ちを保って、何が起きているのか確かめる様に。

2013/08/11

担当:伊藤

4曲目「方舟」の103-107小節目「かわはかれ はとたちが」の部分。
「かわはかれ」は絶望感。ショック。
次の「はとたちが」は「明るい林を去ってからすでに」と続く部分の主語だから、はと
には希望を見ている。
そのあたりを表現するためには

「かわはかれ」は強くてすさまじい切羽詰まったf→ff
(重心を落としたり走りこんだ時に出るfの声)

「はとたちが」は大きく包み込むような豊かなff→f
(胸を広げたり両手を広げてみる)

ここははっきり音色を変えて世界を変えましょう。

2013/07/28

担当:秋山

91小節目 フレーズの途中かのcrescは、直前で延ばしている間も止まらず、振動するように。
       ‘したたりながら’の8分音符が小さくならいように。
96小節目 この星の‘こ’、79小節目 ふるさとの‘ふ’は頷いて歌わない、
       ブレスをせず、crescを効かせる。
103小節目 piu fで音楽を展開させる。
102小節目 ショック感を忘れずに。
P64 134小節目のfより、132小節目のaccel crescを効かせる。
149小節目 星座の船団 2拍目4分音符前の語尾をしっかり歌いきる。
150小節目 Es-Dorの和音をしっかり感じて歌って、Barの第5音、Basの根音を味わう。
       Bas系‘そんだん’、Sec‘すんだん’、Top‘すんどぅん’と、軽く歌って、重く張り上げないように。

2013/06/30

担当:内田

  • 指揮に対して合唱、伴奏の完全な一致。会場を揺るがす指向性の鋭い豊かな声量。この2つが最終目標!
  • ffとfの差をもっとはっきり(ffをもっと強く)。
  • mpやpは裏声の様に(ともしびはちきゅうに~、むな~しくさがす、ひとよ~、まこと~、等)。
  • 85小節「ぞおおの」上方向と下方向の引っ張りのせめぎ合いの結果その中間の声で(イメージ)。
  • 97小節「このほしが ふるさとであるか」伸ばす音は鼻腔共鳴をキープしたままcresc.。
  • 105小節「はとたちが~」から、だんだんと柔らかい広がった声にかえていく。

2013/06/23

担当:面矢

60~74 もっと夢幻の美しい世界を歌う時の声
76~ その大切な美しい「現世」が燃えている悲痛な感じの声に切り替える
   ただし 77の音量指定は「p」で始まることも忘れずに
79 「歩みいれば」で1歩踏み出す感じの cresc.が必要
81 「地球を彩る血の帯ははためくだろう」が大きく1つのフレーズ いまは切りすぎ
85 「憎悪の」は「ぞーーーの」じゃなくて「ぞ・お・お・の」と歌う
94 「おらぶ=叫ぶ」だってこと理解して歌ってね
99 (特にトップ)ち『わー!』ちをうか『べー!』‥‥じゃないよね
148 「星座のせんだーーん星座の船団っっ、星座のせんだーーーん」です

2013/06/09

担当:小菅

第4曲の「方舟」では、自分が歌い終わったから次に行くのではなく、歌い終わって数えてから次に行くのでもなく、まず拍を数えることを意識。その数えているカウントが指揮と共有できてそれから歌があると思ってください。
 13小節目アウフタクトの「い か ー り を あ げ」の3拍目の4分音符を休符に変えて歌う練習をしました。この練習をすることによりタイミングがより正確になります。意識してみてください。
 24小節目の4分休符、上三声は以前ノンブレスの指示がありました。気をつけてください。
 続く「と も し び は」の「も」の音量が大きくなりがちです。また発声が胸に落ちた暗い発声になりやすいので注意してください。軽いスタッカートのつもりで歌ってください。続く「は」は、その後に歌う「ひ しゅ う は」の「は」とは音価が違います。気をつけてください。
 また「ち きゅう に」の「きゅう に」や「ひ しゅう は」の「しゅう は」のタイミングがなかなか揃いません。その前の「ち」や「ひ」をあまり子音を立て過ぎず、軽く歌うようにして「きゅう」で揃えるようにします。
 28~9小節目のトップとセカンド、「こ す い の」の「こ」(8分音符)を慌てたり遅くなったりすると次の「す い の」でタイミングが合いません。ここはあたかも吸っているような感じで間違っても押しつけるように歌わないこと。練習では「こ」をお休みして「す い の」で合わせるようにしてみましょう。
 全パートとも29~30小節「こ す い の ー か ぜ に ー」の「の」と「か」の間にブレス(休符)を入れないこと。「こ す い の か ぜ に」で一山になるように。またここはクレッシェンドの指示が付いています!
 それと「あ」の母音で開かないこと。開くとその音がリズムの中心(強拍)になりがちです。さらに音色も揃いません。あまり口を大きく開け過ぎないように注意しましょう。
 32小節目のピアノの右手「ラシド」の音をあまり意識しないこと。このラインを叙情的に感じてしまうと、次の3+2のリズムが甘くなります。
 33・34小節目のT系、「む な し く さ が す」の「な」の2分音符は4分音符二つと思って歌ってみる。またセカンドは「な」であまり口を開け過ぎないこと!
 T系とB系とは人種も時代も違う、ということをなるべく考え過ぎない程度に意識すること。まったく考えないで歌うとパートの色が出ません。ですがユニゾンはしっかり合わせること。ベースらしら、テナーらしさをそれぞれ出して欲しいのですが、それが欠点にならないよう注意。
 40小節目~「み え な い」を一定の響きで歌うこと。「え」にアクセントを付けない。
 現段階では、24小節目アウフタクトから39小節目までは強弱を意識することよりもリズムを合わせることに集中。拍の頭ではないところで重くならないこと。自然の音量で、拍がずれないように練習しましょう。
 自分勝手に身体を動かして拍を取って指揮を見ない人がいますが、それは絶対やめましょう!
 51小節目~まずセカンドは、52小節目の「よー」、54小節目の「て」、55小節目の「ごう」と、小節の頭の音を意識して、それができたらその前の「ひ と」や「ま ど を あ け」、「そ ら を あ お」を軽く歌うつもりで練習しましょう。
 特に「ま ど を あ け て」でジタバタしているので、練習中は、「ひ と よ~お~(お)ま ど を あ け て」と、拍ごとに「お」を歌い、「ま ど を~」の前の8分休符に「お」を付けて歌ってみてください。つまりここはノンブレスです。セカンドが拍感を持つようになるとトップも入りやすくなりますね。トップも同じように練習してみてください。
 ベースも、52~4小節目の3拍目「よ」、55小節目「ごう」など、その拍の音を捉えてそれができるようになったら軽くその前の「ひ と」や「あ お」を歌うようにしましょう。
 64小節アウフタクト~T系「か が み の よ う に」の「か」で響きを落とさないこと。
 71小節目全パートとも「も り よ り も」は「あ~も り よ り も」のつもりで歌うとタイミングが合いやすいので意識してください。
 72小節目、特にB系は「う つ く しい」を一音一音打ち付けないこと。
84小節目~「ぞ う お の」「ぶ り な が ら」「た た り な が ら」これらのフレーズの強弱が逆に歌われています。強弱記号を意識して、正確に表現しましょう。ベースは90小節目の「し じ ま に」で音が跳躍しますが、決して叫んだり大声にならないよう注意。
 121小節目~今までの練習ではここからはあまりテンポを変えずにさらってきましたが、この日から少しずつテンポを動かした練習を始めます。
「あ い す る も の よ」はT系、B系とも同じ音域を歌いますが、「あ」から「い」へ移る時、ベースはいつも言われているコインの表をそろそろ裏に返そうかな? どうしようかな? ということを感じて歌いましょう。またT系は「あ い」の音域が普段歌う音域よりかなり低いので、息が漏れたようなカスカスな声にならないこと。
 この日中村さんがタクトを叩いてテンポを示してくれましたが、特に1拍目と3拍目のみ叩いた時になかなかテンポについて行けませんでした。叩く音を聞くだけではなく、指揮を見てタクトの振り下ろす間隔(スピード)も必ず見てテンポ感を感じてください。テンポについて行くコツは、途中で拍がずれてしまったらすぐに諦めて次の小節の頭で合わせるようにしましょう。

2013/05/26

担当:秋山

間違ったと思った時や、リズムに乗れないと思った時は、無理に歌ったり、ついて行こうとはせずに、
一度立ち止まって後から入りましょう。演奏のジタバタ感が無くなりますよ。

ALL 61小節目 空
○そら ×そらっ ただし休符はしっかりと表現して下さい。
ALL 63小節目 夜の海はの‘は’アクセントは付いていません。付いているのは、BAR、BASの
海はの‘う’の音です。興奮しないように。

2013/04/27~29春合宿

担当:須藤

  • 声を出すときに、音を集めることを意識して。
  • 指揮に合わせてスイングして、スイングに合わせて歌うこと。
  • 12123、の5拍子の、最初(小節のあたま)の1をあわせるのが一番重要。
 ずれたと思ったら、全部歌わなくてよい。1拍目を合わせる。
  • 全体を合わせる箇所の前は、休符にしてみる。例:60,62,71,73,85,91,97,101小節目など。

※以下は「小節番号(何小節目か)/該当パート/指示」です。
21/全体/ 「いかりをあげる」の「りを」に入るタイミングが遅れないように。12 123、を感じて。
24/全体/ 「ともしびは」からのpは、2000人のホールにささやく。子音はっきり母音しっかり響かせて。
38/全体/ 「はためいていた」の「は」には重きを置かない。「た」のタイミングを合わせて。
51~/全体/ 「ひとよ」からは、気張らない。焦って聞こえる。
53~/Sec/ 「まどをあけて」「そらをあおごう」は、一かたまりで。
60/全体/ 「ひめられた」の「ら」、「よるのうみは」の「の」のタイミングを合わせる。
61/Bar,Bas/ 「そら」「そら」の間の休符を子音[s]でつぶさないこと。
63/Top,Sec/ 「かがみの」は、透明なもの、映るもの、なので明るい響きで。
66/Top,Sec/ 「ひかるだろう」の「ひ」は軽く。
68/全体/ 「まこと」は、本当に、という意味を込めて。
71/全体/ 「もりよりも」に入る裏拍のタイミングで遅れないこと。
77/Top,Sec/ 「よるのおくに」の歌いだしで、うなずかないこと(喉をアゴでつめない)。
81~/全体/ 「ちきゅうをいろどる」は、全員でmp。大きくならないこと。
90/Top,Sec/ 「よるの」「しじまに」の間でブレスすると遅れるのでブレスはしない。
93,94/Top,Sec/ 「おらびながら」の三連符は、12 123でなく、1- 1--のかたまりで感じて3つ入れる。
97,101/Top,Bas/ 「このほしが」「ふるさとであるか」は、1拍目「の」「る」のタイミングを合わせる。
105/全体/ 「はとたちが」からは、やわらかく。「はと」は過去の世界。無くなってしまったことへの苦渋。
108/Top,Sec/ 「あかるいはやしをさってから」息を漏らしながら子音を。母音は深く。
130~/全体/ 「そらをわたれ」に向かうクレッシェンドは、正気を失っていく感じ。指向性の強い声で。
148~/全体/ 「星座の船団」が3回。3回目の直前の休符はあるが、ブレスはしないほうがよい。

2013/04/14

担当:伊藤
  • ざっと途中まで通しました。

2013/03/24

担当:秋山

Top Sec Bar:24〜26小節 灯火は地球に絶えた
‘きゅう’にビートが合わせる。慣れるまでは、‘ち’は歌わない。灯火の前はnon bressで、
4分休符は軽くウンを言うつもりで。

Ten系:36小節 昨日の空に
(3+2)から(2+3)に変わるので、1拍目の4分休符は、必ず指揮を見て下さい。

All:51小節〜 人よ窓を開けて
ゆったり感を心掛けて走らない様に、リズムに付いて行けなくなったら、
一度立ち止まって、付いて行ける所にビートから途中参加する事。

全員で一つの流れを共有して、「発音するのではなく 発声をする」を心掛けましょう。

2013/03/10

担当:須藤
  • 指揮に合わせて揺れて、2+3のビートを感じて歌うこと。
まず、リズムのビートに合うところの言葉を歌う。
  • 姿勢が前のめりにならないように。

2013/02/24

担当:面矢
  • スイング継続中です。5拍子のリズムを強調するためにタイも外しました。
 「いー『か』ーー『あ』ーりをあげ『る』ー」、のようになります。
 (強拍が休符の場合は「ンッ」を入れるくらいのつもりで)

  • 当面「左右ゆれ」→「正確なリズム読み」→「音程」→「正しい発声」の優先順で
 各自のできる範囲で努力と挑戦を続けてください。
 音程をつけず、とにかくリズム読みだけは正確に頑張る、は許されますが、
 たとえ正しい発声と音程でも直立したまま不正確なリズムで歌うのは許さない、
 ということになりますね。

(以下は「小節番号(何小節目か)/該当パート/指示」です)

  • 71/全員/「森よりも」で全パートの入りが揃うことを意識して
  • 81/全員/「地球を彩る血の帯は」ユニゾンです
  • 121?/全部/5拍子の旋律だと認識できるようになるまでテンポ変化なしで歌います
  (rit.もフェルマータも BPM=100も accel.も全部無しで「鳩たちが‥‥」と同じテンポのまま)

2013/02/03

担当:伊藤祥雄

 体を揺らしながら歌いつつ、一通りすべて音取りとリズム取りを終えました。

 ●スイングしながら歌う
 5拍子の曲を歌いきるために、体を左右に揺らしながら歌いました。
 1拍目2拍目は右に、3拍目~5拍目は左に体を揺らすような感じ(左右は反対でもOK)。
 縦に体をゆすったり、うなづいたりはしない方がよい。発声に影響が出るから。

 ●失敗したらとりあえずあきらめて、次の小節から復帰する
 慣れない内は、入るべき所で入れなかったりフライングしたりすると思われるが、
 失敗したら気にせずあきらめて、次の小節の頭からしっかり復帰することを考える。
 失敗してもゴリ押しして歌い続けると、周りに影響を及ぼすので、ゴリ押しはしない。

 ●拍を数えると却って間違えやすい
 拍を数えて歌いだそうとすると、却って間違いやすいので、「2+3」のスイングの感覚を身につける。
 そうしたほうが間違えにくいので、スイングすることを第1義とする。

 ●長い休みの間もスイングをやめない
 例えばp.55では、ベース系がずっと休符だが、ここで一服しないこと。スイングをやめないで、常に
 リズムを体で感じていなければ、p.56に入った時に乗り遅れる。

 ●宿題!
 音取り音源を使ってスイングする練習をしてください。
 例えば速いバージョンを聞きながら「2+3」のスイングのリズムを感じる。
 例えば楽譜を見ながら遅いバージョンを聞いてスイングのリズムを感じる。など。

2013/01/13


担当:秋山

P44-48 1-132 小節まで

春合宿あたりまでは、Pianoと指揮を合わせる事を優先する為、譜面通りではなく、
リズム優先の簡易伴奏となります。

合唱団も、まずはリズムと指揮を合わせる事を優先して、リズム体に馴染ませてから
音取りをしましょう。音取り音源もリズム読みに特化したものを、面屋さん内田さんに
作成していただいてますので、積極的に活用して下さい。

また、5/4拍子のリズム読みの際は、1小節目や33小節目に記載されている(2+3)や(3+2)の
記載を参考に以下のようにさらって下さい。

2+3 (♪ ♪)(♪ ♪ ♪) イチ ニッ/イチ ニッ サン
3+2 (♪ ♪ ♪)(♪ ♪) イチ ニッ/サン イチ ニッ
決して、イチ ニイ イチ ニイ サンと読まないように、ニイと読むと
リズムに乗り遅れますよ。

1小節:Top Sec Bar
1・2拍目、Aの音を補充して、A7の和音を感じて歌うと音取りし易いですよ。

9小節:All 空を渡れ
fで快速なテンポでも乱暴にならず子音の後の母音を意識して
裏から入って表へ出し、また裏へ消える事意識する。

16小節:Bar Bas 星座の船団
指揮を良くみて、楽譜通りに和音の変化をしっかり表現して下さい。

25小節:Top Sec Bar 灯火は地球に絶えた
リズム通りに地球に入る為に、2拍目の4分音符、3拍目の8分音符を
拍通り歌いましょう。

31小節:Bar Bas 羽を洗う鳥たちは
入りの所でジタバタしないように、29小節目から拍を数えて歌いましょう。
最終更新:2013年11月18日 23:39