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製剤写真
【販売名】
ヤーズ配合錠
【開発・製造販売(輸入)・提携・販売会社名】
製造販売元(輸入):バイエル薬品株式会社
【発売年月日】
2010 年11 月16 日
【成分・含量】
淡赤色錠(24 錠)及び白色錠(4 錠)の2 種類からなる製剤
淡赤色錠:1 錠中,ドロスピレノン3mg 及びエチニルエストラジオール
ベータデクスとしてエチニルエストラジオール0.020mg 含有
白色錠(プラセボ錠):含有せず
【効能・効果】
月経困難症
【世代】
第4世代
【特徴】
いわゆる低用量ピルです。ごく少量の卵胞ホルモン薬と黄体ホルモン薬が配合されています。
卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールの含有量は国内最低の0.02mg。
低用量化により、副作用の軽減と休薬期間の短縮がはかれます(7日→4日)。
休薬期間が短いと、ホルモン消退時の諸症状、たとえば腹痛や頭痛の軽減につながるわけです。
黄体ホルモンとして採用されているのが、国内初のドロスピレノン。こちらは、第3世代の新規黄体ホルモン薬です。
男性ホルモン様作用がほとんどなく、また弱い利尿作用を持ち合わせているのが特徴です(抗アンドロゲン作用、抗アルドステロン作用)。
このため、ニキビやむくみに対する副効用が期待できます。
周期的に服用を続けているあいだ、排卵や月経がおさえられますので、当面妊娠の予定のない人、あるいは希望しない人に向く治療法です。
「偽妊娠療法」とも呼ばれ、妊娠しているときと同じような状態になります。
正式な適応症は月経困難症で、これには子宮内膜症に伴うものも含まれます。
なお、欧米では経口避妊薬として、あるいは月経前不快気分障害や
尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療薬としても認められています(日本では未承認で適応外)。
名称の由来:該当しない
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最終更新:2011年11月28日 11:10