創作世界を観光旅行する20の質問~帝都イザヴェル編~


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

【創作世界を観光旅行する20の質問】

この質問は、貴方の創作世界に旅行に来たというシチュエーションで語られています。
貴方の創作世界から人物を選んで、観光客を案内してあげてください。
内容は貴方の世界観にあわせて変えていただいても構いません。文章編集フリーです。




1:観光案内をしてくれる貴方はどういう人物でしょうか。

よし、揃ったようだな。はじめまして、俺はカイ・リンドグレン。
アスガルド帝国学院からの依頼で今回お前たちの案内をする事になった。
上層世界アスガルドへ来るのは初めてだと聞いていたから、
てっきり魔族かエルフのやつらを相手にするのかと思っていたが違ったようだな。
見たところ耳も尖っていなければ頭に角も生えて無い、
俺達アスガルド人のようだが…お前たちは下層から来たのか?
まぁいいか、歓迎はするさ、今日はよろしく頼むよ。
チップがあるならいつでも受け取るからな、聞きたい事があるなら遠慮せずにな。



2:この世界の名前と、どういう世界であるかを教えてください。

ふん?そこから教えるべきか。
今お前たちが居るのは上層世界アスガルド。
その更に一番上の階層”太陽の空域”に位置する大陸島”ゴルディア”
それでもってこの街はそのゴルディア大陸最大の都市、帝都イザヴェルだ。

あの空に向かって伸びる白い塔が見えるか? そう、あれだ
あの塔はイデアの塔といって、上層と下層のちょうど中心部に突き立っている。
お前たちが下層から来た者たちなら、世界の中心を貫く黒い塔は知っているだろう?
上層と下層との境”果ての水鏡”を境界として、塔を構成する…おそらく鉱石であるとされているが
石の色が黒から白に変わっているんだ。
塔自体については下層もここでも対して変わりはないと思うが、上層側の塔には
横方向に張り出した回転する翼…プロペラが付いている。
日によって回転の仕方はさまざまだが、このプロペラが回ることで世界に風というものが生まれているんだ。



3:この世界で過ごすにあたり、注意するべきことを教えてください。

あーまずお前たちの中で武器を持っているやつはいないか?
下層では武器の所持に対して規制は無いようだが、
アスガルドではライセンスを取得しなければ武器の携帯や使用、購入は禁止されている。
小型のナイフやダガーであれば日用品としてごまかす事も出来るが、あまりお勧めはしないよ、
帝国軍に睨まれるとろくなことにならないからな。
もし持っているなら俺が預かっておこう。もっとも、俺が持っているライセンスは中型までだから
両手剣や槍なんかの大型武器は関所に置いていく事になるがな。
どうだ、大丈夫か? よし、それじゃあ先へ行こう。



4:歴史的な観光名所を案内してください。

歴史といえばやはりここ、帝都立考古美術館だな。
価値のある美術品はもちろん、
古今東西、いろいろな遺跡から発掘された考古資料や古代の遺産、
俺たちが言うところのアーティファクトが所狭しと収蔵されている。
上層の都市部にはたくさんの美術館や博物館があるが、
帝都のものが一番、規模も内容も設備も充実しているし、研究者も質のいいのが揃ってる。
俺は芸術ってものには興味は無いが、これでも考古学者のはしくれでね
ここの館長とはそこそこ面識があるのさ。

うん?そうそう、忙しそうに走り回っているがここを拠点にする学者連中さ。
二月ほど前に翼の空域で大陸離散時代のものとみられる、獣王の古墳が見つかってね、
そこから掘り起こされた資料が来週からついに一般公開される、その準備でバタバタしているんだろう。
もしまだ帝都に滞在しているようなら、ついでに見て行くと良い。
発掘現場には俺も立ち合わせて貰ったが、保存状態も良好だったし、見ごたえもあるんじゃないかとおもうぞ。
ただし、ここは相当広い。1日で全部を見て回れるとは思うなよ。
チケットを持っていれば来館から3日以内かつ一度限りであれば再入場もできる。
半券は失くさないようにな。



5:風光明媚な観光名所を案内してください。

アスガルドらしい自然の風景といったら、真っ青な空に生える赤い土の浮遊石
”ムーの岩盤”だろうな。
上層世界のさらに最上層、太陽の空域のド真ん中あたりにぽんと一つ離れて浮いている小さな島だ。
お椀状になった島の岸壁には古代文字に似た記号がびっしり刻まれていてな
この島自体が原始的なアーティファクトとなんじゃないかって話だよ。
島の中央から伸びる蔦に絡まって極大サイズの浮遊石が引っかかっているんだが
それはムーの心臓と呼ばれていて、これがイデアの塔内部にある
巨大時計の装飾に使われている鉱石と同じものなんだ。
さらにはイデアの塔三階層目に位置するプロペラ部分の欠けと、
このムーの岩盤の断面との形が一部一致している。
おそらくムーの岩盤はイデアの塔から欠け落ち分離したものだと考えられて…
何?話がそれて行っている?

ここからが良いところだっていうのに…まあいい
このムーの岩盤へはイザヴェルの観光協会が運営している遊覧船が出ているから、
もし気になるなら東地区の飛行艇ドックへ行ってみると良い。
あの辺りは風も安定しているだろうから、春の嵐の時期でもない限り運行はしているはずだよ。

あとは…そうだな、
辿りつくまでの苦労を考えなければ、霧の空域にあるエディネ…通称神話の森だ。
常に分厚い雲と霧に閉ざされた辺境の空域にある鬱蒼とした森の島だが、
一たびその雲の層を抜けてしまえば、この世のものとは思えないまるで楽園の様な風景が広がっている。
ただし、あの辺りはアオサビバナの群生地でもある。
対処を間違えばお前たちが乗っているであろう飛行艇はたちまち花に食われておじゃんだからな、
俺も偶然通りかかっただけで上陸をしたわけではないが・・・。
ま、なんと言うか、あそこは人の行く所じゃない。馬鹿の行くところだ。



6:買い物をするのに良い場所を案内してください。

そうだな、何が欲しい?
土産物であれば南地区の石畳の大通りに出れば大抵のものは揃うと思うよ、
少し西側に坂を下って行った辺りには露店商人の出店が良く出ているから
あのあたりでも面白い物を見つけられるだろうし。

何?裏通り?
今日は帝国学院からの依頼で来ているんだ
そんなところ案内していたら俺の信頼問題にもかかわってくるだろう?
今貰っている報酬だけでは少々案内料は不足していると思うがね。

…ふむ、わかっているじゃないか
さあ付いて来い、路地に入ったらなるべく人とは目を合わせず
あまりきょろきょろと周りを見回したりしない事。
絡まれても俺は知らないからな、各自切り抜ける事だ、いいな。



7:貴方が好きな場所があれば案内してください。

そうだな…時間があるなら図書館にでも行こうか、俺の。
いや、まあそのままの意味でもあるし語弊があるともいえるが。
俺は本が好きでね、ついでに俺の師も本が好きだったっていうのもあって
生活する場所が無くなるくらい家じゅうが本で埋め尽くされてしまった時期があったんだよ。
その時、見かねた知り合いが一つ持て余していた倉庫を貸してくれてね
書斎に入りきらない本は、今でもそこに置かせてもらっているんだ。
貸切の図書館は良いぞ、静かだし、本に没頭していたところで閉館だと追い出される心配もない。
もし見たければイザヴェル東地区煉瓦通り奥の赤角灯へ来ると良い。
それなりの対価と引き換えに、書庫の鍵を開けてやろう。



8:お腹が空きました、美味しい店を紹介してください。

それならばここだ。南通り、白煉瓦のアーチを抜けた先。
中心街から少し歩いて疲れたろうが、食前の運動にはちょうど良かっただろう?
ここはヴィンゴルヴ風の家庭料理を出している店なんだ。
独特の香辛料の効いた肉料理が中心だな。
少し入り組んだところにあるからあまり賑やかな店ってわけではないが、
味については俺が保障する。6年通っている俺が言うんだ、間違いないだろう。



9:特にオススメの食べ物があったら注文してください。

うーんメインディッシュだとセルマ豚の蒸し焼きかな…
あと…これは外せないな。木イチゴと蜂蜜のヴィンゴルヴ風ワッフル!
ここのがうまいんだよなあ、他の店のが食べられなくなる。
仕事帰りに寄って、ここのワッフルを食べながら紅茶を飲むのが俺の楽しみだよ。



10:食事をしていると喧嘩が起こりました。
トラブルに巻き込まれた場合には、どうすればよいか教えてください。

食事中に騒ぐなんて、そういう無粋な輩には問答無用で制裁を…
加えてやりたいところではあるが、こういう大きな都市ではあまり問題を起こさない方が良い。
最初にも言ったが、帝国軍に睨まれるとろくな事がないからな。
だから、睨んでもらう事にしようか。衛兵さーん!

        • 。これでよしと。
あとは軍の治安部隊に任せておけば問題は無い。
うん?ああ、そうだよ
あの紫色の隊服を着こんだやつらが衛兵…この帝国を護る軍人さ。
基本的に胸元に付けているリボンの色やラインの数で部署が判別できるが
”国民のため”が表だってのモットーな軍隊だからな、部署とか気にせず
何か面倒が起きたらとりあえず使ってやれ。
敵に回すとものすごく厄介だが、こっちにやましい事がない限りは便利な集団さ。



11:普通の人とは違う雰囲気の人物がいます。
その人物は何者ですか、貴方がそれをどのように思っているか教えてください。

普通の人とは違う… ああもしかしてあの背の高い男か?
偶然だな、あいつは知り合いなんだ、ちょうど買い物に来ていたんだろう。
あいつは魔族って言われてる下層世界の種族で…って お前達も下層から来たんなら
シュヴァルツ人の一人や二人くらいには会ってそうなものだが…
いや、余計な詮索はしないでおこう。

話を戻そう、彼はクロード。俺の事務所で助手をして貰っている。
…というのは表向きな話で、いうなれば居候だよ。
よく働いてくれるから助かってはいるが、お節介でおまけに口うるさくてね。
俺の周りにはどうにも、そういう奴がよく集まってくるらしい。
なんにせよもの好きな奴だとは思うね、魔法を使えるっていうのが魔族の強みだっていうのに
上層世界じゃあ魔素が薄すぎて、そう言った魔法の類は一切使う事ができない。
それに、下層との交流が始まってもう随分長いが、
法だってまだシュヴァルツ人には不利な面が多かったりもする。
そんな中で下層から上層に引っ越してくるなんて、俺からしてみれば正気とは思えないね。
とはいえあいつは馬鹿ではない、何か考えがあるんだろう。



12:権力者を象徴するものが置かれています。
どのようなものですか、貴方がそれをどのように思っているか教えてください。

…と あちこち歩いているうちに北側の通りまで出てきたみたいだな。
この広場の奥に立っている大きな旗は、ここアスガルド帝国を象徴するマークが描かれている、いわゆる国旗だ。
あれは同時にアスガルド帝国軍のシンボルにもなっていてね、昼間すれ違った軍人がいただろう
あいつらの胸元のブローチにも彫り込まれてる紋様だ。

良く見てみろ、大きな翼と鷲の頭を持った獅子の姿が描かれているだろう。
あれはここ上層世界でいうところの百獣の王、グリフォンをモデルにしたマークなんだ。
獣の王=権力の象徴…って考えはわかりやすくはあるが、ちょっと短絡的すぎやしないか?
俺はあまりあのマークは好きではないんだよ。



13:何らかの集団が歩いて行くのが見えました。
その集団はなんでしょうか、貴方がそれをどのように思っているか教えてください。

ありゃ学者団だな、西の通りに向かっているようだから、ムリフェイン天文台の奴らかもしれない。
この帝都イザヴェルやその衛星都市にあたるヴィンゴルヴには規模の大きな研究機関も多くてね。
現にこの俺も一人の考古学者で、煉瓦通りを根城としているしな。
学会帰りや遠征で、ちょっとした群れを作って歩いてる姿はそんなに珍しい物でもない、
あとは研究者の卵、学生だな。奴らに会いたければ昼時に学園通りのカフェにでも行ってみろ、腐るほど屯しているから。



14:子供がなにかを可愛いといって眺めています。
そこにはどんな生き物がいますか、その生き物の生態について教えてください。

あれはイミシュ鳥。見ての通り緑色の羽をした鳥だ。
この太陽の空域に限らず、アスガルドであればどこでも見られる身近な生き物の一つだな。
山奥なんかよりはこういった人間の生活の近くに住み着いていることが多いね、
街の中であれば狼や蛇なんていう外敵も侵入して来難いだろうから、見た目より結構賢いのかもしれないな。
よせばいいのにクロードがパンくずを放ってやるせいで、
餌付けされたのか朝になるとやたらとうちに寄ってくるんだよな。
本当にうるさいったらないね、あいつは
”毎朝目覚ましが無くともこれで起きられるでしょう”なんて言っていたが冗談じゃないよ。
そういえば、風の空域にはあれの巨大種がいるらしいが、俺はまだ実物は見たことがない
それはそれは鼓膜が破れんばかりの声で鳴くんだろうな。



15:疲れました、人々の足となっている動物・乗り物はあれば乗せてください。

路面汽車にでも乗るか?そうそうあれだ、火の鉱石を燃料にして走る鉄の箱だよ、ユニークだろう。
飛行艇の原理を陸路用に応用したもので、馬車よりも一度に多くの人間を安い費用で運ぶことができるんだ。
ただ難点なのは走るコースに線路を敷かないといけないと言うことなんだよな、
これが街から町へ移動する時の手段になればもっと世界はお互いに近づいていくと思うんだが
線路の管理が街の外まで必要になると思うと、なかなかに非現実的だ。
おっと、行こうか、汽車が来たようだ。



16:宿泊場所に着きました、どんな場所に泊まるのか教えてください。

帝国一の高級宿だ・・・と言いたいところだが帝国学院にそんな予算は無かったようだな。諦めろ。
ここは帝国学院の学院寮、基本的に留学生や研究生が住む集合住宅みたいなものだが、
遠方から来た教授なんかが宿泊する部屋も用意してある。おそらくお前たちはそこに泊まることになるだろう。
明日は休日だからな、学生連中はおそらく夜が明けるまで談話室で騒いでいるだろうから
眠れないようならそいつらの間に入って騒いでみるのも一興かもしれないぞ。
本当に学院には変なやつが多いから、話をしていて飽きることは無いと思うよ。
そうそう、そのつもりなら酒を一本買って行け。
なに挨拶さ挨拶、安酒でもかまわないよ、酒の味が分かるような連中じゃない。



17:夜に遊びにいける色町や歓楽街があれば案内してください。

+18:一番危険だとおもう場所はどこか教えてください。

ふーん?そうだな、歓楽街といったら南地区の石畳横町だろうけど
良い店が知りたいなら、そういう事は南通りのシュナイダーのやつが詳しいだろうな。
年甲斐も無く夜な夜な女を侍らせてる元気なじいさんさ。
仕立てやの店主で俺もよく世話になってはいるが、あいつの女癖の悪さったら・・・
そうだ、間違っても日が沈んだ後裏通りは歩くんじゃないぞ。
運がよければ質の悪い娼婦や暴漢に搾り取られるし、運が悪ければ切り刻まれていろんな所に売り飛ばされるぞ。




19:最後に一つお土産が欲しいといったら、貴方は何をくれるでしょうか。

名刺をやるから俺には良い仕事をくれ。



20:貴方はこの世界をどのように想っているか教えて下さい。

また壮大な質問だな、世界と来たか。
そうだなあ・・・、悪くないところだと思うよ。
世界についてまだ分からないことが数え切れないほどあるが、当分退屈することはないだろう。
好きか嫌いかは分からない、そんなもんだろ。
さ、管巻いてないでもう寮に入っちまえ、イザヴェルの夜は冷えるんだよ。