記憶の断片【ウィルソン先生】
1章
「消え去りたいという願望」
すっかり小さくなってるな。
丸まってしまって、巣穴に隠れた雌ギツネのごとく、殆どそこにいる気配がしない。
「逃げるか戦うか」
「闘争・逃走反応」というのは、恒久的な判断を示唆しているが、
「逃走」とは、単に戦いを別の日に延期することを意味する場合が多い。
戦いどころは慎重に見極めるんだぞ、アリス。
「孤独な子供」
アリスはしばしば一人でいた。
内向的で孤独な子供だったのだろう。
お姉さんとは互いに愛情が強かったものの、遊び相手としては歳が離れすぎていた。
「子どもじみた行い」
もう何年も経つじゃないか、アリス。
子供じみたものはしまわないとダメだ。
2章
「もろい魚のウロコ」
表皮が第3層まで焼けただれ、残りの皮膚は鯉のウロコのごとく脆くなっていました。
「異なる友人」
ペットは友人であり、我々の秘密の人格を表してもいるんだ、アリス。
君の兎もそうだろう。
ダイナは信頼出来る友人だったのだろうな。
いつもそばにいたかったのだろう?
3章
「??」
4章
「??」
「食らわせてやれ!」
君の夢には食べ物がよくでてくるね、アリス。
だがケーキは中でも特別だ。
デザートは何があっても食べていたね?
紅茶もだ、ケーキと一緒に出てきたりすれば…
5章
「??」
「科学対疑似科学」
効果的な治療とインチキ療法を隔てる溝は、専門家が主張するよりも狭いものだ。
知識と無知との距離も同様だ。
「??」
最終更新:2013年02月11日 22:08