レポート2

①アーチェリーの実技を通じ自ら又は他の人の行動で自分や他の人の安全に影響を与える危険性が考えられる点があれば、それをあげて防止の為の留意点をのべてください。

的に刺さった矢を抜くとき、勢いよく抜くと後ろにいる人に当たったり、刺さったりする。
矢を抜く際に後ろに誰もいないか気をつける。また、左手で的を押さえ、右手で矢を抜く。

矢をつがえていない状態で弦を引き、弦を放してはいけない。
弦のエネルギーが弓に伝わり弓を壊してしまうおそれがあるため。

アーチェリーの矢には殺傷能力がある。畳一枚を貫通するくらいの威力である。
全員が撃ち終わるまでシューティングラインよりも的側へは行かない。

矢をつがえるとき、矢の向きを間違えてはならない。発射のとき矢が弓に触れて、飛ぶ方向が変化してしまうからである。
矢をつがえる際は必ず手前側の矢の羽が水平になるようにする。色の違う羽が1枚ついている場合はそれを手前にする。


②あなたはどのようにした場合に良いショットが多くでますか。
またそれがどのようなフィーリングであったか言葉で表わしてください。

シューティングは自分のペースでやるべきである。撃ち急ぐことが多くの失敗の原因である。自分のシューティングスタイルが決まったら、周囲は気にせず自分自身のシューティングスタイルを貫く。また、必ず同じ手順でシューティングをすることが重要である。あくまで自分自身の感覚であるがシューティングのとき、いつもと違うことをすると良い結果にはつながらない。
なによりもアーチェリーを楽しむことである。調子があまり良くないときでもXに当たったときの爽快感を思い出す。するとまたXに当たりそうな気がする。ためだと思っていると何回撃っても良いショットは出ない。

シューティングの際の動作とフィーリングについて述べていく。
まずは、身体と精神がリラックスした状態であるかどうかを確認する。体に力が入り固まった状態や心が“もやもや”した状態では良いショットは出ないからである。場合によっては小さく深呼吸をする。
次に左手を前方にすっと突き出し、矢をつがえる。そして、顔を的の方へ向け、弦を引く。右手は「右あごの下」に軽くセットする。
このときに気をつけるべき点は弦を引く力である。弓の弦を引く際は100パーセントの力で引くべきではない。少し力に余裕を持たせゆったりと構える。力を入れて引いているのだが、ゆとりがある状態である。なぜなら、100パーセントの力で弦を引いていると右手が“ぷるぷる”と震えてくるからである。この状態で狙いを定めるのは至難の業である。また、100パーセントの力で弦を引いていると右腕の疲れが激しい。アーチェリーは何度もシューティングをする競技である。そのため、シューティングの回数を重ねても疲れにくい撃ち方をすべきである。
ポインターと的の中心が重なるまで“ゆらゆら”と左手で微調整をする。ポインターと的の中心が重なりそうになったら揺れを止めるように意識をしてシューティングをする。揺れを止めるように意識をするのはシューティングをする前の数秒間である。揺れを止めた方が狙いは定まりやすいように思える。だが、長い時間揺れを止めると精神的にも肉体的にもきつくなる。特に心の“もやもや”感がたまってくる。
狙いがなかなか定まらないときは、無理をして撃たないことも大切である。集中力が切れそうになったら弓を下げ、体の力を抜きリラックスさせてやる。具体的には腕を動かし“ぷらぷら”させてやる。イメージ的には体にたまった乳酸をなくしている感じである。そして深呼吸をして最初から構えなおす。構えなおしをしたときの方が気持ちの良い状態でシューティングできることが多い。
また、自分自身の経験則であるが、構えなおしをしたときのほうが構えなおしをしなかったときよりも中心で当たる確率が高い。そのため、狙いを定めているときに少しでも違和感があった時は構えなおしをすることにしている。

以上のことから、アーチェリーという競技は弦を引くという力の入った状態において良いイメージを持ち、上手にリラックスできた者が良い結果を出すという結論を得た。レポート作成を通じて自分自身で意識的にも無意識的にもリラックスするような行動をとっていたということを改めて認識した。

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最終更新:2012年01月26日 23:13
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