文学板


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文学板


文学板 2ページ目
(長くなったので分割しました。此方にもイベント等貼ってます)

  • 家柄良くプライドが高い
  • 優等生でおぼっちゃん、神経質なエリートで縁なし眼鏡をかけている
  • 皮肉屋で人望はあまりない
  • 詩文学板創作文芸板といつも議論しているが、腹の中では見下している
  • ライトノベル板のことは仲間と思ってもおらず、眼中にない
  • 必死で勉強して平均点以上はとっているが、実は理数系が大の苦手
  • やさしくて可愛らしい絵本板(女)にひそかに好意を寄せている
  • ヒロインの上級生
  • 卒業生のLinux板先輩の事が苦手
  • 合唱板をうざがってる?
  • 文芸・書籍サロン板の甥。

  • 攻略するには周囲の友人達との好感度(友情)をアップさせとかないと進展しないのかな?


文学板との初対面
テスト前、勉強をしに図書館にゆくと会える。

女向け(テスト前だから混んでるな……。あっ、あそこ空いてる!)「あの、ここ座っても良いですか?」
文学板「…………」
女向け(に、睨まれた……。でも他に座る所ないし……)「す、座っても良い……ですか?」
文学板「……勝手にすれば良い」
女向け(な、何だか近寄り難い人……。上級生かも?)「じゃ、じゃあ。座らせて貰います」
テスト勉強に励もうと思うが、中々集中出来ない女向け。
女向け「はぁ……。難しくて分からない……」
女向け「えっと、ここの公式は……」
女向け「これはなんなの……?」

文学板「五月蝿い」
女向け、驚いて文学板の方へ向く。怒った顔の文学板。
女向け「……え?」
文学板「五月蝿いと言っている。先ほどからなんだ? 君は何度も溜息を吐き、僕の読書の邪魔をした! 許されると思っているのか!?」
女向け「……は?」(な、なにこの人……)
文学板「僕は読書を邪魔されるのが我慢ならない。
テスト前になると、普段図書館に来た事のないような間抜け面の輩がやって来るが……。馬鹿の極みというやつだな。
授業を聞いていて分からないものを、無能な頭で考えて分かるものか」
女向け「な……」(二の句が告げない女向けゲー一般)
文学板、皮肉に笑う。
文学板「ふん。君もどうやら、馬鹿で無能な奴らの仲間のようだ」
女向け「は、はぁ?」(吃驚で、何も言えない)
文学板、眼鏡を指で持ち上げる。(くいって上げる仕草)
文学板「失礼する。君の横では読書が捗らないのでね」

物凄い姿勢の良さで早歩きをし、去ってゆく文学板。女向け「な、何だったの、あの人……」

文学板が去っていったのは実際に読書が捗らなかったから。でも
実は、必死に勉強をする女向けを見て自分も勉強しなければ、とも思って家に帰った。(理数系とか苦手なようなので)


文学板・図書館での初対面から数日後。必死に頑張ったので、テストで中々の成績を取れた女向け。
良かった、と安堵しつつ、本を借りに図書館へ行く。が、図書館に入った途端、人とぶつかってしまう。
女向け「きゃっ! す、すみません!」尻餅をつく女向け。手を差し出される。
女向け「あ、ありがとうござ……って、あぁ!?」顔を上げると、そこにいたのは文学板だった。
女向け(げっ~~! こ、この人、この間の怖い上級生っ!)
驚く女向けを見て、溜息を吐く文学板。
文学板「誰かと思えば、この間の馬鹿な下級生か。……僕が、わざわざ手を差し出す程の相手ではなかったな」
女向け(この人、どうして一々むかつく言い方をして来るの?)
女向け「……あの、この間は私も五月蝿くして悪かったです。
でも、先輩のその言い方も、ちょっとどうかなって思います」
文学板「君如きが、この僕に説教を垂れるとはね。……恐れ多いと思わないのか!」
女向け「……は?」(お、恐れ多い?)
驚く女向けを見て、眼鏡を指で持ち上げる文学板。
文学板「慇懃無礼な君の姿は、どうしようもない程に稚拙だよ。
君はもっと、自分を見詰め直した方が良い。文学にでも触れてね。
ああ、だが、すでに時遅し、かな?」
女向け(な、なにこの人~~~!!)「あ、あの!」喋ろうとする女向けを手で制す文学板。
文学板「止すんだ。君の言葉を僕は望んでいない」
女向け「……はぁ?」
文学板「失礼する。君との時間は、僕には必要ないのでね」
またもや物凄い姿勢の良さで、早足で去ってゆく文学板。女向け「本当に何なの、あの人……」

と、女向けが床を見るとなにやらぐしゃぐしゃにされた紙が。
拾って見ると、それは文学板のテスト用紙だった。
女向け「文学板、化学51点……」(これもしかしてあの先輩の? た、大変なものを拾ってしまったみたい!)


文学板のテスト用紙(化学・51点)を拾ってしまった女向け。どうしようかと思いつつ、次の日登校する。
お昼休み。女向け、友人とご飯を食べようと廊下を移動中。
女向け(は~、お腹空いた。……ん?)
向こうから物凄い姿勢の良さで早歩きをして来る文学板を発見。
女向け「げっ! 文学板先輩……!」
文学板「おい! 女向けゲーム一般!」 女向け「な、何です!? なんで私の名前、知ってるの!?」
文学板「なぜ君の名前を知っているのかだと!? 調べたからだ、君の名をこの僕が必死になって我が家の情報収集を駆使して調べたからだ!
くそ、この僕にこれ程の手間を掛けさせる輩がいようとは!不遜すぎるぞ!」
女向け「は、はぁ!?」
友人「女向けちゃん、なにかあったの……?」
文学板「君たちには関係のない事だ! これは女向けと僕ふたりだけの問題であって、
君たちの入り込める隙など微塵も見当たらない! さぁ、他所へ行きたまえ!!」
女向け(やだ、視線が痛い……!)
文学板「女向け、話がある。大事な話だ。君なら分かるだろう?」
女向け「は、話ってなんですか?」
文学板「白を切るのは止めてくれ!! 昨日は眠れなかったんだぞ、君の事ばかり頭によぎって……!
なんて哀れな様だ、この僕ともあろうものが! 下級生に心惑わされて眠る事も出来なかったとは……!」
女向け(この人、何言ってるの!?)「ぶ、文学板先輩、落ち着いて下さい!」
文学板「落ち着いていられるものか! 君が僕を惑わしているくせに! 無情な女め!!」
女向け「は、はぁ!?」(な、なんなの、この先輩!)
廊下ぼそぼそ「なにあれ?」「女向けと文学板だろ?」「ちょっと、痴話喧嘩?」「うは、なにこれ」
文学板、酷く動揺した様子で眼鏡を指で持ち上げる。
文学板「放課後、また会いに来る。自分が何をすべきか、本当は分かっているのだろう?
……失礼する! これ以上の失態は避けたいのでね」

物凄い姿勢の良さで、動揺しながら去ってゆく文学板。
放課後、テスト用紙を返して一件落着。なぜか好感度が上昇。


文学板が廊下にて大声で騒いだ一件から、まわりの視線が痛い女向け。にやにやして見て来る同級生多数。
女向け(最近、みんなの視線を感じる……。それも揶揄っぽい視線を……)
考え込む女向けに、男子生徒が声を掛けて来る。「おい」
女向け「きゃ! び、吃驚した~。どうしたの、ライトノベル君」
ライトノベル「そんなに驚くことないだろ、普段余り喋らないからってさ。まぁ良い。それよりお前って」
女向け「な、なに?」
ライトノベル「噂で聞いたんだけど。文学板と付き合ってるの?」
女向け「……ええ!?」(う、噂ってなに!?)
ライトノベル「お前、噂になってる事知らないわけ? 結構話題になってるよ。だってさお前、
あんなに大声で文学板が女向けの事ばかり考えていたなんて叫んだら、噂のひとつや二つ立つだろ」
女向け(うそ~~~っ! 皆の視線の訳はそれだったの!?)
ライトノベル「で? 付き合ってんの?」 女向け「ちが、」 
突然にほのぼの美人ニュース、乱入。
ほのぼの美人ニュース「女向けちゃん、この間の文学板先輩の告白、ホントに熱烈だったね!」
女向け「……はい?」
ほのぼの「わたし驚いちゃった。君たちには関係ない! だもん」 女向け「は、はぁ……?」(な、何だか話が妙な方向に……)
ほのぼの「でも少し羨ましかったんだから! うふふ、本当すご~い。文学板先輩といつ知り合ったの?
教えてくれないなんて、女向けひどいぞ! なーんてね」
ライトノベル「なんだよ、マジなのかよ……。女向けの趣味って俺には分かんねー」
女向け「ふ、二人とも誤解してるみたい。あれは本当違うの。文学板先輩の言葉はそういう意味じゃなくて、」
ほのぼの「じゃあどういう意味? 教えて、女向けちゃん」
女向け「そ、それは……!」(文学板先輩のテストの点数の事は内緒にしないと!)
ライトノベル「ふ~ん。俺が女だったら、文学板なんてやだね」
ほのぼの「ラノベ君の趣味の話じゃないってば~。女向けちゃんの好きな人の話なんだからね!」
女向け、蒼褪め。(うそ、変な風に誤解されちゃってる!)
ほのぼの「ね~、女向けちゃん。文学板先輩と仲良しだもんね」 女向け「だ、だから違うって!」 
ほのぼの「あっ~! 女向けちゃん赤くなったぁ~~!!」 女向け(なんで顔が赤くなってるの、私!)

文学板との好感度上昇
イベントを起こすためにはライトノベル板が登場していて好感度が高くない事が条件。


噂になっていると知ってから何やら気恥ずかしい女向け。ある日の放課後、図書館にて文学板と会う。
女向け「……文学板先輩」(うわ……。何だか恥ずかしい)
文学板「女向けか。……そういえば、君には一応、礼を言わねばならないな」
女向け「れ、礼ですか?」
文学板「そうだ。……あの不甲斐無い、生涯に渡って僕を傷つけるであろう答案用紙を拾って、誰にもその事を話さずに返してくれた。……これは、感謝に値する」
女向け「い、いえ。別に感謝されるような事じゃないです」
文学板「そ、そうか。……それにしても、最近無能な輩の視線が気に入らないのだよ。君はどうだ?」
女向け「え?」(若しかして先輩も周りから、からかわれてるの?)
文学板、気まずそうに眼鏡を指で持ち上げる。
文学板「……この間、僕が廊下で大騒ぎをしてから、周りからの視線が強烈になった」
女向け「……あの、それは文学板先輩があんなに大声を出したからだと思います……」
文学板「何だとっ! 君は僕が悪いというのか? 僕を責めるのか!?」
女向け「え? そ、そういう訳じゃないですけど……」
文学板「ふん! 馬鹿な輩の視線など取るに足らないが、下らない噂を
ああも飽きもせずに喋っている奴らは、本当に愚かだとしか言いようがないぞ!」
女向け「う、噂って! あの、文学板先輩も若しかして……」
文学板「……女向け、君も? ま、まぁ、気にする程の噂ではないが、僕の名誉は著しく貶められた」
女向け「……文学板先輩の名誉が貶められた……」
文学板「そうだ! 君が僕の恋人だって!? 君が、この僕の、愛しい相手なのだと! ふん、笑い話にもならないな!」
女向け「……」(ここまであからさまに嫌がられるとショックかも)
文学板「……だが、貶められたのは僕の名誉だけではないか。
君の名誉も傷付けられた。そうだろう?」
女向け「え? あ、いえ、別に……」(←肯定して怒られたら嫌な女向け)
文学板、怪訝な顔をする。文学板「別に……って、君……」
女向け、文学板にじっと見つめられる。 女向け「はい?」(どうしたのかな?)
文学板「い、いや! 君の名誉が傷付けられていないというのなら、それはそれで良い!」
女向け(文学板先輩、何だか頬が赤い……?)
文学板「そ、それにしても、下らない噂話は一刻も早くやめて貰いたいものだな!」
女向け「そ、そうですね。でも人の噂も七十五日って言うし、すぐに収まると思います!」
文学板「あ、ああ。馬鹿な輩は記憶力も悪そうだから、すぐに収まるだろう!」
女向け「そ、そうですよ!」
女向けと文学板、何となく気恥ずかしい中、ふたりで笑う。

後日、女向けと文学板の願いも虚しく、放課後図書館で仲睦まじ
く笑い合っていた、という噂が広まっているのだった……。


廊下を歩いていると、議論する男子学生たちを見掛ける女向け。議論をしていたのは文学板、詩文学板だった。
女向け(あ、文学板先輩だ。……何だか真剣に話してる)
文学板「ふん! 詩も確かに良いが、文学にはどう足掻いても敵わないな!」
詩文学「そうやって決め付けている時点で、文学は詩に敗北しているのさ」
文学板「敗北だと!? 文学の敗北! それは世界が滅びる時だ!!」
詩文学「世界は詩と共に生まれた。世界が滅びるとき、傍らに寄り添うのは詩こそが相応しい」
女向け(な、何の話?) 女向け「文学板先輩、こんにちは」
文学板「! 君か」
詩文学「弱き者、汝の名は女。だれ?」
女向け「こ、こんにちは」(何だか雰囲気のある人……)
詩文学と女向けの会話を、遮断するように話し出す文学板。
文学板「女? おい、彼女には女向けゲー一般板という名がある。
君に女と呼ばれる筋合いは一切存在しないぞ!」
詩文学「ああ、この子が噂の女神? へぇ、案外普通なんだ。いや……、
でも何処か人を惹きつける魅力がある。美しい瞳……」
女向け「は、はい?」(か、顔が近い!)
女向け、文学板に手を引っ張られて彼の傍へ。
文学板「不躾に見るな、詩文学!」
詩文学「あはは、嫉妬は素晴らしい芸術さ。女向けさん、あなたにはアプロディーテーも敵わないね」
文学板「女向けがアプロディーテーだと!? 女向けは女神ではないぞ、平凡な女生徒だ。
僕はアプロディーテーなど、求めてはいない!」
詩文学「平凡なただの女の子が、文学板の女神だとは信じ難いね。そう、この子は何処にでもいる女の子に見える。
でも、この子はただの平凡な女の子じゃないよ。だから文学板も心惹かれているんだろ?
ぼくには分かる、この子は人を惹き付けるんだ……」
文学板「好い加減にするんだな! 女向けが僕の女神などと、貴様の戯言は僕の許容範囲を超えている! 下種め!」
女向け「あ、あの……」(な、なんだか喧嘩になってる!?)
文学板「君は黙っていたまえ! 君の言葉をわざわざ下種に聞かせてやる必要はないからな!」
詩文学「声さえも恋の微熱の嫉妬……」
文学板「五月蝿い! 失礼する! これ以上、愚かな言葉を聞いていたくはないのでね! 女向け、帰るぞ!」
女向け「え? は、はい、あの、さようなら」(←さようならは詩文学に対して)

女向け「あ、あの! 文学板先輩、突然にどうしたんですか? あんなに怒り出すなんて……」
文学板「理解出来ない」 女向け「え?」
文学板「自分でもなぜあんなに怒鳴ってしまったのか、分からない! 君を見る詩文学の視線が許せなかった。
ただそれだけの事だ! それ以上に理由など在りはしない!」
女向け「ぶ、文学板先輩……」(ま、まだ何か怒ってるのかな……?)
文学板、女向けから視線を逸らす。
文学板「……この僕に、こんな自分でも理解出来ない感情が訪れる日が来るとは……!
くそ、良い気分ではないな! だが手放したくもない……」
女向け「あ、あの……」(文学板先輩、どうしちゃったの……?)
文学板「……帰宅だ! 女向け、失礼する!」
物凄い姿勢の良さで早足で去ってゆく、文学板。

文学板との好感度、大上昇イベント。見る為には、文系パラと魅力の高さ必須、とか。



その頃の文学板。※(詩文学板と女向けがばったり会ったイベントの頃)

生徒会室にて、生徒会長席に陣取り偉そうに本を読んでいる。
PC初心者板「……あのさ、頼むから退いてくれないかな?
おれ、生徒会の仕事をしなくちゃいけないんだけど……」
文学板「そんなこと、僕の知った事ではない」
PC初心者板「……はぁ」(……今度、女向けちゃんから注意して貰おう)
文学板「おい」  PC初心者板「……何?」
文学板「女向けにメールを送ろうと思うのだが、どんな内容が良いだろう?
い、いや! 一応、君の意見も聞いてやろうと思っただけだぞ!?」(←どうしても女向けにメールを送りたい文学板)
PC初心者板(会いたいならさっさと行ってくれ~!)←でも相談に乗ってやるPC初心者板だった。


文学板(長い)続き。


放課後、本を返しに図書館へゆく女向け。すると、いつものように静かに本を読む文学板の姿が。
女向け「文学板先輩、こんにちは」
文学板、驚いた様子で顔を上げる。(←本を読むのに集中していた様子)
文学板「あ、ああ。こんにちは、女向け」
女向け「隣、座っても良いですか?」
文学板「……座りたいのならば、好きにすれば良い。僕に断りを入れる必要など、君にはないからな」
女向け、文学板の隣に座る。
女向け「文学板先輩、何の本を読んでるんですか?」
文学板「ロミオとジュリエット」
女向け(ロミオとジュリエット……。何だか意外かも……)
文学板「……改めて読み直しているのだよ。恋に殉ずるとはどのような気持ちなのか、とね……」
本を閉じる文学板。
文学板「……女向け」   女向け「はい、何ですか?」
文学板「思えば不思議だな。君と僕の出会いは余り良いものではなかった。おそらく僕は酷い上級生だったと思う。
だがこうして今、僕と君は寛ぎながら話している」
女向け「そう……ですね」(そういえば初対面のとき、文学板先輩怖かった……)
文学板「それも……すべて、君のおかげだろう」   女向け「……え?」
文学板「……最近、自分の気持ちが良く分からない」
女向け(文学板先輩……?)
文学板「この間も、君と詩文学の前で無様な姿を晒してしまったし……」
女向け「詩文学板先輩……」(←先日の事を思い出し、詩文学の名前を呟いてしまう女向け)
文学板、少しむっとする。
文学板「……君は詩文学の事が気になるのか?」
女向け「え? い、いえ。雰囲気のある先輩だなって……」
文学板「雰囲気? あの詩文学板が? ……ふん! 君の感性を疑うよ。
全く持って稚拙な感性だ、少しも羨ましくはないが! くそ、また詩文学板に腹が立って来たな……」
女向け「え、えっと、あの、すみません……」(←文学板が不機嫌になったので取り敢えず謝る女向け)
文学板「なぜ謝る!? 君は会話の意味を把握しているのか!? 無感情に謝られるのは我慢ならない!」
女向け「あ、あの……」
たじろぐ女向けを見て、はっとする文学板。
文学板「……ごめん。僕が悪かったようだ」
女向け「い、いえ……」(文学板先輩が謝るなんて!)
文学板、立ち上がる。
文学板「失礼する。……もし良ければ、一緒に帰らないか?」
女向け「は、はい!」



文学板続き

結構親しくなって来た女向けと文学板。ある日の放課後、女向けは文学板を見掛ける。
女向け(あ、文学板先輩だ)「文学板せんぱ、」
女向け、文学板の隣に女子生徒がいる事に気付く。
女向け(文学板先輩の横にいる人、誰だろう。可愛い。……文学板先輩、笑ってる)
女向け、ぼうっと見ていたせいで、鞄を落としてしまう。
振り向いた文学板、その横の女子生徒と目が合う女向け。
文学板「君か」
女向け「こ、こんにちは、文学板先輩」
文学板「ああ。こんにちは」
文学板の横の女子生徒「文学板くん、お知り合い?」
文学板、少し慌てた様子で眼鏡を指で持ち上げる。
文学板「あ、いや、彼女は……」
女子生徒「紹介してくれる?」
文学板「……女向け、こちらは絵本板さん。絵本板さん、この下級生は女向けゲーム一般板だ」
突然に絵本板を紹介されて、驚く女向け。
絵本板「初めまして、女向けさん。絵本板よ」
女向け「は、初めまして。女向けです」
絵本板「ふふ、それにしても文学板さんにこんなに可愛い後輩の知り合いがいたなんて、私、驚きだわ」
文学板「ぐ、偶然に知り合ったのだよ。その後、会話を交わすようになっただけだ」
絵本板「そんな風に言われたら、ますます気になってしまうわね」
もはや、文学板は絵本板と喋ってしまい、取り残される女向け。
女向け(……なんだろう、この気持ち)
女向け「あ、あの。私、失礼します」
文学板「ん? か、帰るのか。……気を付けて帰るんだぞ! 変な男に着いて行っては駄目だからな!」
絵本板「もう、文学板くんったら。女向けさんは、子供じゃないのよ。女向けさん、またね」
女向け「は、はい。さようなら」

背後から文学板と絵本板の笑い声が聞こえて、早足で立ち去る女向け。

  • 絵本板、文学板が憧れている、との事だったので、ちょっと大人びた?感じにしてしまいました。(絵本板姉弟設定、絵本板(女)の一例って事にして下さい)




絵本板と談笑する文学板を見てから、何となく元気のない女向け。
そんな女向けを気遣って、ほのぼのとライトノベル板が話し掛けて来る。

ほのぼの「女向けちゃん、最近どうしたの? 何だか元気がないみたい」
女向け「……ありがとう、でも大丈夫だよ」
ライトノベル「大丈夫じゃねぇだろ。溜息ばっかり吐いてるぞ」
ほのぼの「分かった! 女向けちゃん、文学板先輩と喧嘩したんでしょう? もう、痴話喧嘩で落ち込んでるなんて可愛いぞ!」
女向け「…………」
落ち込んだ様子の女向けに、顔を見合わせるほのぼのとライトノベル板。
ライトノベル「お前、本当、どうしたんだよ?」
女向け「……何でもないの。心配させてごめんね」
ほのぼの「……女向け! 何か悩んでる事があるなら言ってくれなくちゃやだ! 私たち、親友なんだからね!!」
女向け「……ほのぼの……。……あの、ね。痴話喧嘩とか、そんなんじゃないよ。
二人とも誤解したままみたいだからこの際はっきり言うけど、文学板先輩とは皆が思っているような間柄じゃないの」
ライトノベル「思ってるような間柄じゃないってお前、公衆の面前であんな盛大な告白をしておいて、それはないだろ」
女向け、力なく首を振る。
女向け「あれも本当に誤解だから……」
女向け、自分でも気付かずにまた溜息を吐く。
ほのぼの「……なにか、あったんだよね? だって仲良しだったのに、こんな風に悩んでるなんておかしいもん……」
女向け「……別に仲良しじゃないよ。……文学板先輩、彼女がいるんじゃないかな」
ライトノベル「はぁ!? なにそれ?」
女向け「この間、綺麗な人と親しげに話してたから。……文学板先輩、笑ってた」
女向け、俯く。思った以上に元気のない女向けにショックを受けるほのぼのとライトノベル。
ライトノベル「……彼女? なんだよ、ふざけんなよ……」
ほのぼの「……私」(←凄くはっきりと強い口調で言うほのぼの)
ライトノベル「?」
ほのぼの「文学板先輩に平手打ちをくらわせに行こうと思うんだけど、ラノベ君、どう?」
ライトノベル「! おれも付き合うぜ」

ほのぼのとライトノベル板が頷きあったのに気付かない程に落ち込んでいる女向け。自分の落ち込みように
どうして良いのか分からない女向けだった……。


文句(平手打ちをくらわせる)を言う為に、文学板が一人でいるであろう放課後の図書館に向かうほのぼのとライトノベル板。
ほのぼの「ラノベ君、本当に文学板先輩、図書館にいる?」
ライトノベル「いると思うぜ。この間だって、女向けと二人で仲良く喋ってたって噂になってただろ?」
図書館に着き、勢い良く入ってゆくほのぼのとライトノベル板。案の定、本を読んでいる文学板。
ライトノベル板「……文学板!」
大声で呼ばれているのに、聞こえないかのように顔さえも上げない文学板。
ライトノベル板「おい、文学板! 無視すんな!!」
文学板、顔色を変えずに本の頁を捲る。
ライトノベル板「文学板!! 呼んでるのが聞こえないのかよ!!」
文学板、眼鏡を指で持ち上げて、ゆっくりと顔を上げる。
文学板「……雑音が聞こえるな。図書委員は何をしている?」
ライトノベル板「おい、すかしてんじゃねぇぞ!!」
文学板、見下したように皮肉気に笑う。
文学板「礼儀も作法もなっていない馬鹿で愚かな雑音に、この僕が耳を貸すとでも?
無能なのも、好い加減にした方が良い。形振り構わず叫ぶ姿は、滑稽を超えて憐れにすら思うね。
この僕が憐れに思ってやっているのだよ、だから満足してさっさと目の前から消えることだな」
ライトノベル板「何だと、この野郎!! ほんっと、腹の立つ男だな!!」(←コンプレックス炸裂)
文学板「ふん、君如きにそのような物言いをされる筋合いはない。傲慢、不遜、無知とは君のような人種の為にある言葉だろう」
ほのぼの「あ、あの!!!」
文学板、無言で視線をほのぼのに向ける。
ほのぼの「私、文学板先輩に用事があって来たんです」
文学板「……僕にはないが」
ほのぼの「大事な話です!! ……文学板先輩は女向けちゃんの事、どう思ってるんですか!?」
文学板、少し驚いた顔をする。
文学板「……話の主旨が見えないが。もっと具体的に述べたらどうなんだ?」
ほのぼの「じゃあ! 具体的に述べますけど! 女向けを悲しませないで下さい!!」
文学板、唖然とする。
文学板「……君は少々感情的になり過ぎているようだが、落ち着いた方がいいぞ」
ライトノベル板「さっきから、ごたごた五月蝿い!! 女向けを悲しませたって自覚すらないのかよ! 最低の男だな!!」
ほのぼの「! ラノベ君!!」
文学板を殴るライトノベル板。(←しかもグーで)
ほのぼの「ちょっと、ラノベ君、私が平手打ちするって言ったのに!!」(←驚きで妙な所を突っ込んでしまうほのぼの)
文学板、何が起こったのか分からない表情。(←眼鏡吹っ飛んだ) しかし痛みに意識を取り戻して、ライトノベル板を睨み付ける。
文学板「ふざけるな……。人を行き成り殴り付ける程に愚かだとは思わなかったぞ!!」
ライトノベル板「痛いだろ!? それが人の心の痛みだ!!」


文学板「何を言っているのか理解不能だと言っている! くそ、頬も痛い上に眼鏡も割れてしまったな……。ライトノベル板、
君はこの僕を殴りつけた事の意味を分かっているのか? 下級生が上級生を殴りつけた事実が教師に知れれば、
問題にすら成りかねない」
ライトノベル板「そんな事はどうでも良いんだよ!! おれが許せないのは、お前が女向けを悲しませてるって事だ!」
ライトノベル板の怒鳴り声に、文学板深刻な顔をする。
文学板「……もしかして女向けが悲しんでいるというのは本当なのか? それも僕のせいで……?」
ほのぼの「あの……、文学板先輩」   文学板、ほのぼのの方へ顔を向ける。
ほのぼの「女向けちゃん、最近元気がないんです。私たち、それが本当に心配で。……文学板先輩の事で何か悩みがある
みたいなんです。……殴ってしまった事は謝ります。でも、女向けちゃんの事、これ以上、悲しませないで。
女向けがこれ以上悲しむような事があったら、私、あなたを絶対に許さない」
ライトノベル板「親や教師に言うなら言えよ! おれは友情の為に処分をくらったって良い。そんなもん、怖くないぜ!」
礼をして図書館を後にするほのぼのとライトノベル板。
その後姿を茫然と見送る文学板。

教室に帰る文学板。腫れた文学板の顔を見て、教室にいたPC初心者板、驚く。
PC初心者板「おい文学板、その顔どうしたんだ? 眼鏡は」
詩文学板「友情とは美しいものだね。女神の友人たちに殴られたのさ」(←何故か教室のドアの辺りにいる詩文学板)
文学板「……! 詩文学板!」
詩文学板、不適に笑う。
詩文学板「君の痛みと、女向けの悲しみ。なんて可哀想な女向け。しかし男は愚かにも痛みを伴ってなお、
彼女の心を理解出来ない」
文学板「……!」   睨み合う文学板と詩文学板。
PC初心者板「おいおい、二人とも睨みあうのは止めてくれよ~。文学板、その顔冷やした方が良くないか? 保健室に」
文学板「いや、結構だ。……失礼する」
PC初心者板「は? おい、文学板、何かあったんだろ?」
文学板「……女向け、君が悲しんでいるなんて、僕は……」
PC初心者板「はぁ? おい、文学板……!」
深刻な表情をし、物凄い姿勢の良さで早足に立ち去る文学板。
PC初心者板「……一体なに?」



  • 文学板は家柄の良いプライドの高い神経質なエリート眼鏡、との事だったので、 近寄り難い(ツン、な感じ?)雰囲気を持っているのかな、と。

  • 1、ふん、馬鹿な下級生に会った
  • 2、答案用紙を無くした! あの下級生と擦れ違った時に落としてしまったのでは!?  くそ、あの下級生の名前を調べ上げてやる!
  • 3、あっさりと答案用紙を女向けが返してくれた。しかも、誰にも点数の事を吹聴していないらしい。  ……ふん、案外馬鹿ではないようだな。
  • 4、くそ、女向けが僕の恋人だと!? ふざけるな!! ……女向けは気にならないらしい。
   そ、そんな、それはどういう意味だ!? ……そういえば何時も彼女は僕に笑い掛けてくれる。
  • 5、女向けが詩文学板と親しげに話した。ふん、彼女は誰にでも懐くらしい。まぁ、どうでも良いが全く持って気に食わないぞ!  ……この気持ちはなんだ?
  • 6、女向けと話をしていると、自分の感情が分からなくなる。一番分からないのは、女向けと過ごしていると楽しいと感じている自分がいるという事だ。……ふん、下らない。だが、今度彼女に会ったら一緒に帰らないか、と誘ってみる事にする。
  • 7、放課後の図書館で女向けにあった。女向けはいつも素直で優しい。が、平気で詩文学板の名前などを言うので、その辺は嫌いだ。 ……他の男と親しくしているのかと思うと、心が落ち着かない。
  • 8、絵本板と話している所に女向けが通り掛った!! くそ、最悪なタイミングだぞ!! 女向けはどう思っただろうか。  ……なぜ僕はこんな事を気にしているんだ?
  • 9、馬鹿で不遜な無能に殴られた。なのに、女向けの事ばかり気になって仕方ない。(←今ここ)


  • だから周りの友人たちが介入して二人を盛り上げる……などと妄想していました。ほのぼのやライトノベル板、PC初心者板、 詩文学板などと友情パラをある一定以上あげてゆくとイベント発生、とかかな?w(でも詩文学等と上げ過ぎると嫉妬イベ発生?)



翌日、ほのぼのとライトノベル板が文学板に文句を言った事など知らず、何となく落ち込んだまま過ごす女向け。
すると、お昼休みに文学板が教室にやって来る。
同じクラスの同級生「女向け、文学板が来てるよ」(←ニヤニヤしている)
女向け「……文学板先輩が?」
ほのぼの「うそ! 文学板先輩が来たって、ラノベ君どうしよう?」
ライトノベル板「げっ~~~! マジで文学板、来た!!」
周りの視線を気にせずに、教室の中に入って来る文学板。
文学板「……女向け」
女向け、文学板の顔を見て驚く。
女向け「文学板先輩、その顔、どうしたんですか?」
文学板「昨日、野蛮で礼儀を知らない馬鹿に殴られたんだ。……だが、君が気にする事ではない」
文学板の言葉に慌てた様子で、顔を背けるライトノベル板。二人を心配そうに見つめるほのぼの。
女向け「気にする事ではないって、でも、文学板先輩……」
女向けを見つめたまま、突然に手を差し出す文学板。
文学板「本当に気にしなくて良い。対して痛みもないし。それより女向け話があるんだ。一緒に来てくれないか?」
女向け「……話?」(どうしよう……)
付いて行くか、付いて行かないかでその後の展開が変わる、とか。


付いて行かないを選ぶ。(文学板の手を取らない)

女向け「……文学板先輩、ごめんなさい。私……」
女向けの言葉に、傷付いた様に目線を落とす文学板。
文学板「……分かった。女向け、君の意思を尊重するよ」
悲しそうに言うと、女向けを突然に抱き締める文学板。冷やかし半分に見ていた同級生たちも唖然。
ほのぼのとライトノベル板も吃驚。
女向け「ぶ、文学板先輩……!?」
文学板、女向けをぎゅっと抱き締める。
文学板「……今までありがとう。君はいつも優しかった。僕は君のそんな態度に、心地よさを憶えていたんだと思う。
君に拒絶されて始めてそんな事に気付くなど、僕は愚かだな……」
女向け「文学板……先輩」(←文学板の腕の強さと、声の悲しさに苦しくなる女向け)
文学板、女向けの事を放す。
文学板「……出来れば、これからも僕を見掛ける事があったら声を掛けてくれ。
何か困った事があれば相談にも乗ろう。僕が君の力に慣れるのならば、の話だが」
女向け「……あの、私……」
文学板、少し笑う。
文学板「君は僕には触れられない存在なのかもしれないな。……失礼する」
物凄い姿勢の良さで去ってゆく文学板。唖然と見送る女向け。
ほのぼの、女向けの方に駆け寄って来る。
ほのぼの「女向けちゃん! 本当に良かったの!?」
女向け「……」(私、これで良かったのかな!?)

女向けが文学板に抱き締められるイベント(スチル)発生。が、文学板との恋愛エンディングは消滅。
(友情エンドは可)


付いて行くを選ぶ。(文学板の手を取る)
ほっとした表情をする文学板。
文学板「……ありがとう。行くぞ」
文学板、女向けをぐいぐい引っ張ってゆく。クラスメイトの視線、みんな冷やかし+ニヤニヤ。ほのぼのとライトノベル板は心配そう。
女向け(何だか、恥ずかしい! それにしても文学板先輩、話って何だろう!?)
生徒たちの視線を掻い潜って、人気のない所へゆく女向けと文学板。
女向け「あ、あの! 文学板先輩!」
文学板「なんだ?」    
女向け「……お話って何ですか?」
文学板、立ち止まって女向けの方を見る。真剣な表情の文学板に、緊張する女向け。
文学板「昨日、君の友人が僕の元へと来た」
女向け「え!?」
文学板「彼らは君の事が余程心配なようだな。……ほのぼのとライトノベル板という名前だったか。良い友人だと思う。僕の事を殴りつけて来た友人だが」
女向け「じゃあ、文学板先輩の頬が腫れているのって……!」
文学板、笑う。「気にしなくて良いと先程言っただろう? ……殴られた事よりも、僕は彼らの言葉に衝撃を受けたのだよ」
女向け「……二人は何て言ったんですか?」
文学板「君が悲しんでいる、と。僕のせいらしいぞ」
女向け、思わず瞳を見開く。
女向け「そんな事、ないです」
文学板「……彼らの思い過ごしだったら、僕の自惚れならどれだけ良いかと思っていた。だが、君は本当に落ち込んでいるように見えるよ」
文学板の気遣う声に、驚く女向け。
女向け「……あの、もしそうだとしても文学板先輩に心配して貰うような事じゃないです。私、大丈夫ですから」
文学板、女向けをじっと見る。見つめられて、たじろぐ女向け。
文学板「……君が落ち込んでいると、僕も悲しい」
女向け「……え?」
文学板「どんな理由であっても君が悲しんでいるのは嫌だ。君を傷付けるものがあったら、僕はそれを許す事は出来ない。だから……」
女向け「だから?」
文学板、少し視線を落とす。
文学板「……もしも君を悲しませている原因が僕なら、心から謝りたいと思う」
女向け、驚きに瞳を見開く。
女向け「……文学板先輩に、そんな風に言って貰うような事じゃないんです。だって、私、自分でも良く分からない。……文学板
先輩と絵本板先輩が、とっても仲良しなんだって思ったら……」
文学板、唖然とする。
文学板「……話の主旨が見えない。いや、少し待ってくれたまえ。つまり君は、僕と絵本板が話すのを見て落ち込んでいた、と……?」
女向け「……自分でも、よく、分かりません」
見詰め合う女向けと文学板。と、突然に文学板顔を赤くする。
女向け「……文学板先輩? どうしたんですか?」
文学板、顔を逸らす。
文学板「い、いや! 何でもないぞ!?」
慌て出した文学板を、心配そうに見つめる女向け。女向け「大丈夫ですか!?」
文学板「だ、大丈夫だ。……女向け」
女向け「はい、文学板先輩」
文学板、女向けを真っ直ぐに見つめる。
文学板「僕は今、君が女性なのだという事に改めて気付いた」
女向け「は?」
怪訝な顔をする女向けに、さらに顔を赤くして慌てる文学板。
文学板「し、失礼する! このまま、君と平常心で言葉を交わし続ける自信がないのでね!!」
物凄い姿勢の良さで、いつものように早足で去ってゆく文学板。
女向け(文学板先輩、どうしたのかな!?)



帰ろうと思い、廊下を歩いている女向け。すると、突然に後ろから腕を引っ張られる。
女向け「あ、文学板先輩こんにちは」
文学板「こんにちは、女向け」
女向けの手をそのまま取る文学板。
女向け「あ、あの。文学板先輩、手……」
文学板、恥ずかしそうに視線を逸らす。
文学板「……ごめん。君が嫌なら、すぐ離す」
女向け「い、いえ……」 
手を繋いだまま、暫く歩く女向けと文学板。
女向け(手を繋いでるなんて恥ずかしいな。でも、そんなに嫌じゃないかも……)
女向け「あの、文学板先輩、今日はどうしたんですか?」
文学板「君に……、どうしても話しておきたい事があって……」
女向け「話、ですか?」
文学板「うん」(この間とは違う話かな?)
文学板、決意したように女向けの方へと向く。そのまま、もう片方の女向けの手も取る。
(向かい合ったまま、両手を掴んでいる感じ)
文学板「女向け。僕は今まで本当に良い上級生ではなかったな。……あまり、君に酷い言葉を言うのは止めようと誓った。
いや、言ってしまう事もあるかもしれないが、極力、善処する。……君は女性なのだと自覚したら、色々な事に気付いてね。
君は、僕に比べてとても小さいとか、君は年下の女の子なのだとか……。
当然の事に僕は今更ながらに気付いて、凄く動揺しているというわけだ」
女向け「ぶ、文学板先輩……?」
文学板、女向けに対して少し微笑む。
文学板「始めは馬鹿なのかと想ったが。君は本当に素直で優しいという事に気付いたよ。
まぁ、実際、間抜けな所も多々あるようだが」
女向け「ばか、まぬけ……」
文学板「き、君は僕の言葉をきちんと聞いていたのか!? 素直で優しいと言ったんだぞ!? この僕が! 君に!! 
僕がわざわざ言ってやったんだ、その事をもっと感謝すべきだろう!」
女向け「あ、ありがとうございます……」
文学板「別に感謝する事ではない! ……だが、君のそういう所が、僕はとても好きだ」
女向け、瞬きをする。


文学板「同士を求める事と、恋人を求める事は全く別の思いなのだと気付いた。……君がこの僕に気付かせてしまった」
女向け「ぶ、文学板先輩……?」
たじろぐ女向けを見て、眼鏡を持ち上げる文学板。(照れている)
文学板「最近の僕は饒舌になってしまって、実に滑稽だ。君のせいだろう。……君の言葉をもっと聞きたい。
君ともっと話したい。文学を読むのとは違う高鳴りが、僕を襲う。君は嵐のような女、
それでいて春のように優しい、僕だけの女(ひと)だ」
女向け「…………」(ポカーン)
赤くなりながら、一瞬見つめあう女向けと文学板。
文学板「な、なにか言い給え! 僕だけ喋って可笑しいだろう!?」
女向け「ど、どうしたんですか? あの、なんか、」
文学板「なんか? なんだ? 言ってくれ」
女向け「文学板先輩が優しいと、私、どうしたら良いのか分からない……」(←今まで怒られてばかりだったから)
文学板「……では、これからはもっと優しくする」 
女向け「え?」
文学板「僕の優しさが、君にとっての日常になると良い」
女向け「あ、あの……?」
文学板「し、失礼する!」
物凄い姿勢の良さで何時もと同じように去ってゆく文学板。だが、振り返って戻って来る。
女向け「……? 文学板先輩?」
視線を逸らし、照れた様子で文学板、女向けにぼそっと言う。
文学板「……一緒に、帰りたい」
女向け「はい!」

文学板は半ば告白めいた事を言っているのですが、乙女ゲーの主人公の宿命wとして、
気付いていない、という事にして置いて下さい。


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