文学板 2ページ目

文学板 2ページ目


(※最初にあったページ(文学板)が長くなったので分割しました。)



休日、文学板の家に遊びに行くイベント発生。文学板の家の大きさに驚く女向け。
女向け(大きくて立派なお家……)
文学板、女向けに手を差し出す。手を繋いで玄関までの道を歩いてゆく二人。
文学板「どうぞ」     女向け「は、はい。お邪魔します」
広くて落ち着いた家の雰囲気に、たじろぐ女向け。すると、お手伝いの人が出て来る。
お手伝い「文学板お坊ちゃん、お客様でございますか?」
文学板「ああ。……こちらは女向けさん。僕の、特別な知人だから、粗相のないように」
女向け「あ、あの、これを……」(手土産のお菓子を差し出す女向け)
お手伝い「有難うございます。頂戴致します」
文学板「向こうの客室にいる」
お手伝い「かしこまりました。後でお茶をお持ち致します」
女向け(お手伝いさんがいるんだ~~! 吃驚……。お土産とかあれで良かったかな?)
文学板「行こう」      女向け「は、はい……」

長い廊下を歩いてゆき、客室に入る女向けと文学板。
女向け「な、何だか凄く大きなお家ですね」
文学板「そうかな? 余り考えた事はないが」
女向け(文学板先輩、小さな頃から住んでるから大きさに気付かないのかも……)
お手伝いがお茶を持って来る。
女向け(紅茶良い香り……。お菓子もお皿も綺麗……)
お手伝い、礼をして去ってゆく。
女向け「そういえば、今日、文学板先輩のお父さんとお母さんは……?」
文学板「仕事だからいない。お手伝いたちも静かに仕事をしているし、誰も邪魔はしないだろう。二人だけのようなものだ」
女向け「そうなんですか。二人だけ……」
そのまま目が会い、見詰め合う女向けと文学板。静かな家に、ふたり何故か赤くなる。突然慌て出す文学板。
文学板「あ、い、いや! べ、別に妙な意味じゃないぞ!? 僕は断じて不埒な感情など持ってはいない! 君といられるだけで、凄く嬉しいのだからな!!」
女向け「は、はい」(←つられて慌てる女向け)

ゆっくりと紅茶を飲む女向け。そんな女向けをじっと見つめる文学板。
女向け「……文学板先輩?」(私、何か変かな……?)
文学板、はっとする。
文学板「な、何でもないよ。……君が家にいるというのも不思議なものだと思ってね……」
女向け「……私、本当に吃驚しました。文学板先輩のお家って名家って雰囲気で……」
文学板「そ、そうだろうか? き、君は気に入ってくれた?」
女向け(文学板先輩のお家……)
 とっても素敵です。
 ちょっと、嫌な雰囲気……。

→ちょっと嫌な雰囲気を選ぶ。

文学板、あからさまにショックな顔をする。
文学板「……な、何と言うことだ……。くそ、改装工事だ!! 今すぐに君が気に入ってくれるように建て直す事を、父と母に提案するよ!! おい、誰か!!父と母に連絡を!!!」
女向け「ちょっと、い、良いです!! 文学板先輩、そんな事しなくて良いですから~~!!」

とっても素敵です。

文学板、照れたように笑う。
文学板「あ、ありがとう。君が気に入ってくれるなんて、とても嬉しいよ。……しょ、将来的に君の家にもなれば良いな……」
女向け「え?」
文学板、自分を落ち着かせるように、眼鏡を指で上げる。
文学板「な、何でもないぞ!? 君が僕の花嫁になったら嬉しいとか、そういう意味じゃないからな!!」
女向け「は、花嫁?」
文学板「ち、違うといっているだろう!? ……い、いや、本気だ。僕は君に対して誠実である事を誓おう!!」
女向け「は、はい。ありがとうございます……?」(←良く分からない女向け)

その後、庭を案内して貰ったり、図書室を見せて貰ったり小さな頃の写真を見せて貰ったりして、休日は終わる。

家柄が良い、との事だったので、休日遊びに行くイベを……。でも、名門の家事情とか良く分からないw のでテキトーになってしまってスマン。
文学板お坊ちゃん、は「我輩は名無しである」からです。




一緒に帰る日が頻繁になって来た女向けと文学板。ある日、女向けは文学板に家の前まで送って貰う。

女向け「文学板先輩、送って頂いてありがとうございました」
文学板「いや、君が礼を言う事じゃないよ。僕の方こそ、君と一緒に帰れて嬉しい」
微笑みあう女向けと文学板。すると背後から、突然声が掛かる。「なにしてるの?」
文学板「ん? 子供か」(←余り興味無さそう)
女向け「あ、初心者の質問板」
文学板「君の知り合い?」   女向け「私の弟です」
文学板、女向けの弟という言葉に即座に反応する。
文学板「なに!? 通りで愛らしく、素直で純粋な只ならぬ雰囲気を放っている高貴な子供だと思ったよ」(←取り敢えずべた褒めする文学板)
女向け「そ、そうですか……?」
初心者の質問板「お姉ちゃん、この眼鏡だれ?」
文学板「め、めがね……? おい、それはもしかして僕の事を言っているのか?」
初心者の質問板「うん、そうだよ。眼鏡だから眼鏡って言ったんだけど、駄目だった?」
文学板、笑顔を浮かべる。(←無理やりの笑顔)
文学板「いや、駄目じゃない。……でも口は慎めよ」
初心者の質問板「口は慎めよってどういう意味?」
文学板「僕の事を、文学板お兄ちゃんって呼ぶ意味だ。ほら呼んで見給え、文学板お兄さんでも良いぞ」
初心者の質問板「え?」(←あからさまに嫌な顔をする初心者の質問板)
女向け「ご、ごめんなさい、文学板先輩! 初心者の質問板、文学板先輩に失礼な物言いをしないで。ね?」
女向けの言葉に、口を尖らせる初心者の質問板。
初心者の質問板「この人、お姉ちゃんの何なの?」
女向け「え……?」(文学板先輩は私の……)
    知り合いの先輩よ。  特別に親しくして貰っている先輩なの。

→知り合いの先輩よ、を選ぶ。

女向け「知り合いの先輩よ」   初心者の質問板「ふぅ~ん」
女向けの言葉に、複雑な表情をする文学板。
初心者の質問板「眼鏡、どうかしたの?」
文学板「……どうもしない! 知り合いと言われて悲しいとか、そういう事じゃないからな! ……いや、正直に言えば少しがっかりした……って、おい、眼鏡と呼ぶのは止めたまえ!!」
初心者の質問板「ごめんね、眼鏡」

→特別に親しくして貰っている先輩なの、を選ぶ。

女向け「特別に親しくして貰っている先輩なの」
女向けの言葉に、照れた様子で眼鏡を指で持ち上げる文学板。
初心者の質問板「特別なの?」 
文学板「君はお姉さんの言葉を聞いていなかったのか? 
特別に親しい先輩、と言ったんだぞ? 姉の言葉は尊重したまえ」
初心者の質問板「眼鏡、さっきより偉そうで怖い」
偉そうで怖い、という言葉に、慌てて笑顔になる文学板。
文学板「怖くないぞ? ほら、文学板お兄さんの方へおいで」
初心者の質問板「絶対、やだ」


どちらを選んでも好感度は変化しないが、特別を選ぶと上昇。
弟が「眼鏡」と
言うのは文学板がたんに眼鏡を掛けているからで、それ以上の理由はないです。(子供らしい物言いというか)



高校内にいる板(学生の板や先生の板)と好感度が高いと、嫉妬イベントが発生。
文学板「女向け」  女向け「あ、文学板先輩。今、帰りですか?」
文学板「ああ。……女向け、もし良ければ一緒に帰らないか?」
女向け「あ、はい」(どうしたんだろう。文学板先輩いつもと様子が違うような……)
他愛のない事を話しつつ、一緒に帰る女向けと文学板。女向けの家に着くという所で文学板、立ち止まる。
女向け「? 文学板先輩、どうしたんですか?」 文学板「君はあの男の事が好きなのか?」
一瞬、何を言われたのか分からず、瞬きを繰り返す女向け。女向け「え? あの男?」
文学板「……はぐらかすのは止してくれ。そういう風に、君に軽んじられるのは嫌だ」
女向け「か、軽んじられる? 文学板先輩、何を言って……」 文学板「分からない?」
女向け「あ、あの?」 文学板俯いて、眼鏡を指で持ち上げる。
文学板「以前にも言ったが、僕はどうしても君から瞳を逸らせないんだ。理由ならば分かっている。
でも僕は臆病になってしまって、以前のように明確に君に伝える事が出来ないよ」
女向け「文学板先輩……?」
文学板「……僕の勝手な思いだという事は十分に承知している。君が誰を選んだとしても、
それは自由だ。それなのに……」 苦しそうな文学板に、思わず押し黙る女向け。
文学板「前だったら手を繋ぐ事も勇気を出せば出来たが、今はそれも出来ない。……君に優しくされると切なくなる。
でもそれ以上に、君に会えない日の方が、寂しいよ」
女向け「ぶ、文学板先輩、どうしたんですか?」
文学板「女向け、君は可愛い」
女向け、ポカーン。女向け「は? 文学板先輩、何を言って……?」
文学板「だから、これほどまでに不安だという事だ。……くそ! 女々しいな、滑稽に過ぎる! 
僕には君を縛る権利も理由も何ひとつない! こんな風に言葉にしても、それを痛感するだけだ!」
女向け、文学板の言葉にさらに呆然。女向け「文学板先輩、本当にどうしたの……?」
文学板、女向けから視線を逸らす。文学板「ごめん。今の僕の言葉は忘れてくれたまえ。……失礼する」
いつもの偉そうな雰囲気は無く、無言で去ってゆく文学板。文学板に声を掛ける事が出来ず、無言で見送る女向け。
既婚男性板「女向け」女向け「わっ、お父さん! びっくりした、今日は帰り早いんだね」
既婚男性板「男というものは繊細だよ。お前が思っている以上に」女向け「え?」
既婚男性板「もしも思い当たる節があるならば、気を付けなさい」
家へと入ってゆく既婚男性板。父の後姿を見つつ、女向け考え込む。
女向け(思い当たる節……。何だか、文学板先輩悲しそうだった……)

無意味に長くてスマン。文学板の「以前のように明確に~」は告白もどきの事です。高校内に
いる板、としたのはそうでないと文学板が知らない板になってしまうかな?と思ったので。



  • 文学板先輩の心の動きに顔がにやけてしまう
  • 告白は糖度高そうで絶対ローリングしてしまいそう




文学板のクリスマスイベ(?)が少し浮かびました。
クリスマス前のお昼休み。
女向け「文学板先輩、そういえばもうすぐクリスマスですね」
文学板「ああ、そうだな。ふん、冬休み前に揃って浮かれて下らない」
女向け「す、すみません。私もちょっと浮かれてます……」
文学板「あ、いや! き、君は浮かれて良いよ」女向け「そ、そうですか?」
女向けと文学板、何となく黙る。
女向け「……文学板先輩は……」文学板「ん?」
女向け「学校のクリスマスパーティ、出席するんですか?」
クリスマスパーティ、という言葉に眉を顰める文学板。
文学板「クリスマスパーティか。僕はああいうのは好きじゃない。全校生徒で集まりプレゼントを交換して
食事をし、ダンスを踊る。何か意味があるのか? 時間の無駄だ。馬鹿騒ぎに見える」
女向け(……うそ。文学板先輩、クリスマスパーティ、嫌いなんだ……)
文学板「女向け? どうした?」
女向け「えっ?な、何でもないですよ。そ、そっかぁ。文学板先輩クリスマスパーティ出席しないんですね。残念です」
文学板「なに?」
女向け「私。文学板先輩も居たら嬉しいって思っていたんです。一緒にクリスマスを過ごせるのかなって。あ、何言ってるんだろ」
文学板「女向け」
僅かに照れた様子で、じっと女向けを見詰める文学板。
文学板「……き、君がそんな事を言い出すとは思わなかった」
女向け「ご、ごめんなさい、文学板先輩」
文学板「謝る事じゃないさ。……嬉しいよ」女向け「文学板先輩……」
文学板「……女向けは、クリスマスパーティ、出席する?」
女向け「はい、します」
文学板「じゃあ、僕も出席する。もう、クリスマスパーティを馬鹿にしない」
少し驚いて笑う女向けに、照れながら微笑む文学板。
文学板「……ダンス」女向け「はい?」
文学板、慌てたように言い出す。
文学板「ダンスと言えば、クリスマスパーティで踊るダンスの事だと分かるだろう!?」
女向け「す、すみません」
文学板「い、いや。謝らないでくれ。僕が悪い」
文学板、眼鏡を指で持ち上げる。
文学板「出来れば、その……一緒に、踊りたいんだ」女向け「文学板先輩」
文学板「……駄目だろうか?」
女向け「だ、駄目じゃないです。こちらこそ、お願いします」
ほっとした様子の文学板。そのとき、チャイムが鳴る。
文学板「じゃあ、また。放課後迎えに行くよ」
女向け「はい。文学板先輩、数学頑張ってくださいね」
文学板「……叔父さんに言われたんじゃないだろうな?君にそんな風に言われると本を読むことが出来ないよ」
女向け「ちゃんと勉強しないと駄目ですよ!」
文学板「……うん。善処する」
文学板の後姿を見つつ、考える女向け。
女向け(クリスマスパーティ、なに着ていこうかな……)


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最終更新:2007年12月15日 12:57
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