オカ零!!
春の朝風が窓の網戸を通り
ほほを撫でる
ほほを撫でる
そんな涼しい春の朝
一軒に響く大きな一人の少年の声とともに今日を迎えた
その少年の名前は
吉村麗羅(よしむら れいら)
高校2年生の16歳だ
吉村麗羅(よしむら れいら)
高校2年生の16歳だ
「あーっ!!くっそ、何で起してくれないんだよっ!!?」
「遅刻する、遅刻するぅ~っ!!」
車庫に置いてある少し錆びた自転車
それにまたがり振るスピードで家から駆け出していった
それにまたがり振るスピードで家から駆け出していった
坂を下り右側に見えるミラーのところを左に曲がると
彼の通う学校が、・・・・見える、はず・・・・
彼の通う学校が、・・・・見える、はず・・・・
ドン
「キャッ!」
「っ!!?」
「っ!!?」
大きな音を立てて麗羅の乗っていた自転車が地面に叩きつけられ
地面に投げ出された麗羅は上半身を上げて倒れた拍子に打ったのであろう肩を撫でた
少し痛みが残るものの酷くはなさそうだ
「あっ!・・・・」
数メートル離れた先には自分と同じ学校の女子生徒の服を着た
少女が倒れているのを発見した
少女が倒れているのを発見した
「君、大丈夫!?ごめんっ!」
「っ、はい。大丈夫、です。私こそすみません・・・。」
「っ、はい。大丈夫、です。私こそすみません・・・。」
少女は体を起して、綺麗な、皺一つ入っていないスカートの裾の汚れをパッパとはらった
「君、もしかして新入生?」
「え?あぁ・・・はい、そうです」
「俺は、二年の吉村だ。よろしく」
「はい、よろしくおねがいします。その・・・もし、よかったら・・・。学校まで、連れて行ってもらってもいいですか?」
「あぁ、別に良いけど。迷ったのか?」
「はい・・・。しかも今日入学式でしょう?だから遅れるわけには行かないし・・・。」
「いいぜ、じゃ一緒にいこうぜ」
「はいっ!ありがとうございます」
「え?あぁ・・・はい、そうです」
「俺は、二年の吉村だ。よろしく」
「はい、よろしくおねがいします。その・・・もし、よかったら・・・。学校まで、連れて行ってもらってもいいですか?」
「あぁ、別に良いけど。迷ったのか?」
「はい・・・。しかも今日入学式でしょう?だから遅れるわけには行かないし・・・。」
「いいぜ、じゃ一緒にいこうぜ」
「はいっ!ありがとうございます」
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