一、勇気をもって。

軽く舌打ちをして、髪をかきあげて体を起こす。
また昨夜の疲れが完全に取れてない今、この状況を打開するために窓をあける。
すると真冬の風とまだ上がりきっていない太陽の光が部屋へと差し込む。
すぐさま着替えを済ませストレッチを行いながらお気に入りの音楽を聴く。

曲の終了と同時にストレッチを終え、家を出る。
辺りを暫く走る。
淡々とリズムを刻みながら足を前へ前へと出す。
もう止まれやしない。走り出すしか、俺に道はない。走り続けるしか。

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最終更新:2011年09月26日 16:55