このサイトは、個人が念佛宗(念仏宗)無量寿寺の資料などを元に作成しており公式なものではありません。




三国伝来の仏教文化 仏教美術の宝箱








佛教文化 心の文化 伝統の文化 技の文化 木の文化

「温故知新」を基本とし
 無駄を省き
 流行にとらわれない







1.佛教之王堂建立


黄檗宗大本山 総伽藍建立から350年の時を経た
平成20年11月、平成の御代(みよ)に落慶された念仏宗無量寿寺(念佛宗)総本山であり、
全世界5億2千万人のための仏教徒のための聖地 「佛教之王堂」 総伽藍。

念佛宗(念仏宗無量寿寺)総本山 佛教之王堂は
世界5億2千万人の仏教徒の心の依処(よりどころ)にして
世界五大陸 41ヶ国の仏教最高指導者及び
タイ王国、カンボジア王国、ブータン王国、ウガンダ トロ王国 各国国王陛下、大統領・首相閣下から
世界の平和と人類の安寧を願い、仏像・一切経の経典が奉納された、
他には例を見ない世界唯一の寺院です。


2.佛教の流れと想い


仏教は発祥の地であるインドからシルクロードを通り、唐土もしくは朝鮮を経由して日本へ伝わって来ました。

仏教寺院の建築技術や美術工芸も、インドから中国もしくは朝鮮半島にて発展を遂げ、日本へと三国伝来してきました。

教え伝えられてきた佛法に基づいて建立された念佛宗(念仏宗無量寿寺) 「佛教之王堂」 の総伽藍は、
後世の人たちのために、建物の細部にまでに仏縁を結べるように教えが込められております。

<念佛宗(念仏宗無量寿寺)総本山 佛教之王堂 全世界5億1千万人の仏教徒の心の依処>

念佛宗(念仏宗無量寿寺)は 

世界の仏教徒の中心となるべきインドのお釈迦様の聖地が荒廃し、

観光遺跡と化した現状を嘆き、

全世界5億2千万人の仏教徒の心の依所として、

兵庫県加東市にある念佛宗三寶山「佛教之王堂」を建立。

千年の未来に向けて 
二千五百年の古(いにしえ) 
釈尊に発した仏教は
天竺(てんじく)から シルクロードをわたり
東方東漸(とうぼうとうぜん) 
大和(やまと)の国 
南都北嶺(なんとほくれい)
そして今、この地、念佛宗(念仏宗無量寿寺) 「佛教之王堂」に至る



3.二千五百年の時を経て


「万物は移ろい行く 怠りなく精進せよ」


釈尊御入滅後、
その教えを護り伝えんがため、長い年月にわたり身を投げ出して尽力された多くの仏教徒の方々の御苦労があって、
佛法は天竺からシルクロードを渡り唐土(もろこし)、百済(くだら)、大和(やまと)の南都北嶺(なんとほくれい)を経て、この地で息づいている。
建築にまつわる宮大工の伝承一つとって見ても、
「塔組とは、木組みである。木組みとは、木のくせ組。木のくせ組とは、人組である。人組とは、人の心組。そして人の心組
は、棟梁の工人への思いやり。工人の非を責めず、己の不徳を思え」とあるように、仏法に纏わる伽藍建築は、その技術もさ
ることながら、「心」を大切にし、和を重んじ、発展してきた。
念佛宗(念仏宗無量寿寺)佛教之王堂の三国伝来の佛教文化には、
そのような「心」、即ち、
三国の人々の「心」が積み重なっている。
移ろいやすい世の中で、「佛法」を、千年先まで伝えていくのは、私たちの「心」次第である。


4.「寺」とは?


「寺」とは、本来、お釈迦様の教えが説かれ、その教えを聞き、学び、実践する、佛道修行の場所が、「お寺」という所である。

「念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂」55万坪の境内全ての建物や彫刻、彫金、インテリア、もちろん仏像にも、
意味や教えが込められている。
建築物としての修行の場、お寺はお釈迦様の時代から存在し、
当時は精舎とよばれ、有名な「祇園精舎」や「竹林精舎」がそれにあたる。



参考資料集


Instagram


YouTube

念佛宗(念仏宗無量寿寺)総本山 佛教之王堂の社寺建築・仏教美術・四季折々
「念佛宗(念仏宗無量寿寺)総本山 佛教之王堂 動画集」

Facebook




ネットで見つけた 念佛宗(念仏宗無量寿寺)総本山 佛教之王堂の紹介、一般参詣、建築、ブログなど


念佛宗(念仏宗)関連の新聞記事




概要〜念佛宗(念仏宗無量寿寺)総本山 佛教之王堂


総本山 兵庫県加東市上三草1136
Google マップ

三草山について
兵庫県加東市にある三草山は播州小富士とも呼ばれ播磨平野の北東隅にあり標高424m。
1184年に源義経が三草山西に陣取る平資盛(たいらのすけもり)を夜襲した「三草山合戦」で有名な所。
現在は東側から、畑コース・鹿野コース・三草コースと3ヶ所の登山道がある。
山頂には三草神社が建てられ、遠く明石海峡大橋や淡路島も臨める。また三草山は「ひょうご文化百選」にも選ばれている。
Google マップ
三草山の戦い ウィキペディア


教団〜念佛宗(念仏宗無量寿寺)総本山 佛教之王堂


総本山(佛教之王堂)、別格本山(京都)を中心に全国九教区ある。
北海道、関東、東海、北陸、京都、奈良、関西、中国、四国、九州 の九区で、三十三の別院がある。
うち、伽藍形式は京都別院、福井別院、九州本山、大分三重別院などがある。



<念仏宗福井別院>
念仏宗福井別院ウィキペディア



三国伝来 仏教文化の架け橋となる寺 念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂

Traditional Buddhist Culture Introduced from China through Korea to Prezented to the World

天竺(インド)を起源にする仏教文化が、今ここ(念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂)に、唐土(中国)、百済(韓国)、大和の国(日本)、三国伝来の仏教文化として結集している。
『大般若経』(だいはんにゃきょう)「難聞功徳品」(なんもんくどくもん)に説かれているが如く、釈尊の予見通り、佛教はシルクロードをわたり「東方東漸」(とうぼうとうぜん)し、大和の国に伝わった。
そして、今ここ上三草(社)の地、念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂において天竺(インド)を起源とする佛教文化が、唐土(中国)、百済(韓国)、大和(日本)三国伝来の佛教文化として、それぞれの文化を継承する人間国宝を始め、奇(き)しくも居合わせた多くの匠の伝統技術により、工期七年、延べ三百五十万人の力を結集し大きく華開いた。


中国

中国伝統の彫刻技術を駆使し芸術の極みを示す、念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の仏像彫刻 
中国工芸美術大師(人間国宝) 余国平仏師
[China] Mr.She Guo Ping
Great Master of Arts and Crafts (Living Natinal Treasure) of China

Born in 1950.
Bestowed the title Great Master of Arts and Crafts of China in 2007 based on the traditional arts and crafts conservation standard of China.
The Great Master of Arts and Crafts of China is the most honorable title in the traditional arts and crafts industry in China.
Sculptured Buddha images, and various kinds of wood and stone carvings.

1950年生。中華人民共和国伝統工芸美術保護条例に基づき、2007年「中国美術工芸美術大師」の称号を受く。
同称号は、中国伝統工芸美術産業最高の称号
佛像彫刻、木彫彫刻、石佛彫刻の制作




韓国

韓国王朝に古代より伝わった丹青技法により、念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の伽藍を彩る
韓国王朝に一千四百年の長きにわたり伝えられてきた伝統技法
韓国重要無形文化財(人間国宝) 洪昌源師
[Korea] Mr.Hong Chang Won
Important Intangible Cultural Heritage (Living Natinal Treasure) of Korea




日本

日本建築史上類例のない世界に誇る建築美を完成した念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 総伽藍


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の日本庭園
日本の春夏秋冬、四季折々の情景を彩る〜念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の日本庭園
春は桜花爛漫と霞んで雲海の如く、夏は木々の緑がそよ風にそよぎ、秋は深紅の紅葉が蒼き空に映え、冬は落葉に白霜が輝き、四季折々の花鳥風月全てが御佛の慈悲に満ち満ちて­いる、念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 総伽藍の風景がある。
中国人人間国宝 仏師制作の羅漢像が、なだらかな緑の起伏の中に点在する五百羅漢公園をはじめ、百二十万株の小熊笹、梅園、四囲の山々に囲まれた、花咲き乱れ、鳥さえずりわたる。
樹齢五百年をはじめ、千本を超える北山台杉、推定樹齢八百年の大槇をはじめ、百本を超える槙の銘木、四国の青石、中国の太古石、鞍馬石等の銘石、七千本の品種物の桜、三千本のノムラ、イロハ等の紅葉、二十万本の品種物のツツジ、百二十万株の小熊笹を配した広大な日本庭園である。
念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の日本庭園は『阿弥陀経』に説かれている「極楽浄土」を現し、参詣者は浄土庭園を眺めながら、心を鎮め、極楽浄土に思いを馳せながら歩みを進める。






念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の「桜」
 三月下旬〜四月中旬(あくまでも参考でお願い致します)
 彼岸桜、大島桜、染井吉野、枝垂れ桜、八重桜など、幾種類にもわたる、七千本の桜が境内一面に薄紅色に染め上げ、その美を競う。



念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の「木蓮」
 三月下旬〜四月中旬(あくまでも参考でお願い致します)
 淡いピンクの花を咲かせ 五百羅漢公園を彩る

 [参考資料]
 木蓮 ウィキペディア


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の「桃」
 三月下旬〜四月中旬(あくまでも参考でお願い致します)
 真如橋東側に咲き誇る 紅白の桃



念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の「藤」
 四月下旬〜五月中旬(あくまでも参考でお願い致します)
 薄紫の藤棚に木漏れ日がきらめく



念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の「牡丹」
 四月下旬〜五月初旬(あくまでも参考でお願い致します)
 多彩な色合いで牡丹園を染め上げる百花の王

 [参考資料]
 牡丹 ウィキペディア


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の「石南花(しゃくなげ)」
 五月(あくまでも参考でお願い致します)
 地蔵堂裏手で 大輪の花を開かせるシャクナゲ

 [参考資料]
 石南花 ウィキペディア


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂の「菖蒲」
 四月下旬〜五月中旬(あくまでも参考でお願い致します)
 牡丹園の傍らで 凛とした立ち姿を見せる






念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂で読む 季節の歌


あじさいの 八重咲くごとく 八つ代にを いませわが背子(せこ) みつつ偲ばむ (橘諸兄(たちばなのもろえ))
夏に青紫の花を咲かせる桔梗は、『万葉集』には「朝顔」として登場します。その均整の取れた五角形の花の美しさは、古より愛されてきました。

朝顔は 朝露負いて 咲くといえど 夕影にこそ 咲きまさりけれ (詠み人知らず)
桔梗は朝露を浴びて咲くというけれど、夕方のかすかな光の中でこそ、ひときわ美しく咲くものであったよ

まだ残暑の厳しい境内にも、秋の七草として親しまれている桔梗の花が彩りを添え、季節の移り変わりを知らせます。

年年歳歳 花相い似たり 歳歳年年 人同じからず (劉希夷)
毎年毎年、花は色香も変わらず同じように咲きます。けれど人はそうではありません。
去年元気だった人が、もう今年にはいない。同じというわけにはいかないのです

可憐な花々に、年々移り変わる、この世の無常を教えられながら、ふと目を向けると、絨毯のように整った鮮やかな緑の芝生にも、心打たれます。

夏艸や兵共が夢の跡 (松尾芭蕉)
その昔、主君源義経を守って戦った兵士らの功名も、時代の流れの中で一場の夢と化し、古の戦場は、今や夏草が苦々と生い茂るばかりだ)

古人は青々と生い茂る夏草にも、世の無常を感じ取ったようです。
同じく源義経ゆかりの地である、三草山でもまた、木々は緑を深め、芝生は青く輝き、爽やかな夏を演出します。

春は萌え 夏は緑に 紅の まだらに見ゆる 秋の山かも (詠み人知らず)
春は木々がいっせいに芽生え、夏は一面の緑に彩られたが、今は紅がまだら模様に見える素晴らしい秋の山です。

大河のごとく、ゆっくりと季節流れ、悠久の時を感じさせる念佛宗(念仏宗)無量寿寺 総本山の情景は、四季折々に、私たちを穏やかな気持ちにしてくれます。
しかし美しすぎるが故に、散りゆく儚さを厭い、悲しむのもまた古より育まれてきた日本人の心情です。
いつの世も、無常を嘆く人々の心は変わりません。

ちはやぶる 神なび山の もみぢばに 思いはかけじ うつろうものを (詠み人知らず)
神奈備山の紅葉には、もう思いはかけますまい。美しいと思っていても、きっと散ってゆくのですから

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり (道元禅師)

花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに  (小野小町)
桜の花の色は、儚くあせてしまったことだなあ。長雨が続く間に。同じように私の容姿も空しく衰えてしまった。物思いにふけっている間に)

ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる (後徳大寺左大臣)
ほととぎすが鳴いたと思って、そちらを眺めると、そこには伺もなく、ただ有明の月だけが空に残っていた

秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる 影のさやけさ (左京大夫顕輔)
秋風に棚引く雲の切れ間から、もれ出る月の光の、なんと澄み切って明るいことよ

新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事 (大伴家持)
新しい年の始まりでもあり、しかも立春でもある今日という、おめでたい日に降る雪のように、これからもどんどん重なり起こってくれ。古き事よ



Spring, summer, autunmn, and winter

Beautiful scenery spreads in every season

Mountains surrounding the grand temple are beautiful with cherry blossoms in full bloom like pinkish c10uds in spring, verdant green trees swaying in the wind in summer, red or golden leaves glowing against the c1ear blue sky in autumn, and silvery frost shining on fallen leaves in winter. All the beautiful scenes of Mother Nature in every season are filled with compassion of the Buddha. The precinct ofthe temple is a Japanese garden itself, having the Five Hundred Arhats Park over a gently undulating ground dotted with the statues of 500 arhats carved by Mr. She Guo Ping, a living national treasure of China, 1,200,000 stumps of small Kumazasa bamboo grass, Ume Tree Garden, Peony Garden, etc., where one can enjoy twittering ofbirds and various kinds of flowers.

春夏秋冬四季折々の情景が彩る
春は桜花燭漫と霞んで雲海の如く、夏は木々の緑が涼風にそよぎ、秋は真紅の紅葉が蒼き空に映え、冬は落葉に白霜が輝き、四季折々の花鳥風月全てが御備の慈悲に満ち
満ちている総伽藍の風景。中国人開国宝・余國平佛師制作の羅漢像が、なだらかな緑の起伏の中に点在する五百羅漢公園をはじめ、百ニ十万株の小熊笹、梅園、牡丹圏、四囲の山々に囲まれた、花咲き乱れ、鳥さえずりわたる日本庭園。



念佛宗(念仏宗)無量寿寺から感謝状を贈呈された企業工事・美術工芸関係者


【 国内工事・美術工芸・納入関係者 】

株式会社 大屋設計
株式会社 大林組
大成建設 株式会社>
ダイダン 株式会社
住友電設 株式会社
宮崎木材工業 株式会社
株式会社 天童木工
株式会社 川島織物セルコン
シンコール 株式会社
井野瓦工業 株式会社
岐阜社寺瓦工業
鬼師 梶川亮治氏
株式会社 土井鍍金
株式会社 神山組
株式会社 老子製作所
小松ウオール工業 株式会社
株式会社 内外テクノス
藤田社寺建築 株式会社
木下工業 株式会社
株式会社 築柴
中田建築 株式会社 >
田中工務店
松田建具製作所 >
秋田朱輪堂
中川畳店
五彩工房
そが石材
曽我石材
株式会社 大倉陶園
株式会社 日輪
襖絵 三阪雅彦画伯
陶芸 浅蔵五十吉氏
陶芸 中村基克氏


【 海外美術工芸関係者 】

大韓民国 重要無形文化財 李萬奉師直弟子 洪昌源師
中華人民共和国 工芸美術大師 (シヨーゴーピン)仏師
中華人民共和国 工芸美術大師 徐 朝興氏
中華人民共和国 福建省工芸美術大師 黄 文寿仏師

その他 海外から念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂落慶に出席された数十名の功労者に感謝状が渡された





念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 公式パンフレット


私たちは 何のために生まれて来たのでしょうか
私たちは 死んだらどこへ行くのでしょうか
真の幸福とは 何でしょうか
これらの問いに対する理(ことわり)を明らかにしたのものが 仏教です。

仏教

ー釈尊(お釈迦様)の教えー

 によれば、現世は
 思い通りにはならない
 苦の世界であり
 そこには 真の幸福はない
 と説かれています。


ー人間最上の幸福ー

 釈尊 曰く
 「よく自己を制し
 清らかな行いをおさめ
 四つの まことの通り(四諦)を
 さとりて ついに涅槃(ねはん)を
 実現することを得れば
 人間の幸福はこれに勝るものはない」
 (小部経典ー経集ー二、四 大吉祥経)


 仏教が明かした 真の幸福とは
 「大涅槃」(だいねはん)と呼ばれる
 『真の安心』を 得ることであり
 その人の人生が
 たとえ
 どのようなもので あったとしても
 全ては 人生の最期に
 この『真の安心を』 得た姿で
 生涯を終えられるかにかかっているのです。


「大涅槃」に向う 第一歩は
 「人の道」 すなわち
 一、父母の恩
 二、衆生の音
 三、国王(社会)の恩
 四、三宝(仏・法・僧)の恩
 の「四恩」に報いることです。


 「人の道を歩むことを教え
 「大涅槃」(だいねはん)への縁を結ぶために
 建立されるのが 仏教寺院です。
 建物の造り一つ一つに
 仏縁を結ぶ教えが込められています。


 念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 総本山
「佛教之王堂」総伽藍(そうがらん)は
「大涅槃」(だいねはん)を目指して
 仏道を実践する
 念佛宗檀信徒(だんしんと)の
 浄心(じょうしん)を結集し
 心の荒廃(こうはい)が著しい現代の世に
 『精神文明の夜明け』を告げる
 希望の灯火となることを
 願って建立されました。


 現世利益を廃し
 観光寺院ではなく
 釈尊が遺(のこ)された
 真の仏教の実践に
 努める寺として
 あらゆる人々に
 心の安らぎを もたらすことを
 理想として歩んでまいります。


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 一般参詣の注意事項

一般参詣は、ご近所の迷惑にならないよう、事前申込制とさせて頂きます。
当時は観光寺院ではありませんので、拝観料はいただきません。

 (境内環境保全の為 下記事項をお守り下さい)
○鳥獣被害・鳥公害防止の為、飲食物の持ち込みは、ご遠慮下さい。
○建造物保全の為、境内は全域禁煙です。
○全ての堂内での撮影はご遠慮下さい。
○石段・石畳を歩きますので、歩きやすい、すべらない靴等をご用意下さい。
○参詣場所以外へは入らないようにお願いします。
○ゴミは各自お持ち帰り下さい。

念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 事前申し込みご希望の方は・・・
○代表者名(団体名) ○住所 ○電話番号
○返信用FAX番号またはメールアドレス ○申込者全員のお名前
○年齢(中学生以上) ○性別 ○参詣希望日(第三希望まで) ○目的
を下記FAX迄に、お送り下さい。(個人情報は厳守し、多目的への使用は致しません)
当時ホームページからも、お申し込みできます。
お申し込み頂いた順に、当寺より折り返しご案内させて頂きます。

念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 総本山 所在地 
〒673-1472
兵庫県加東市上三草1136番
電話:0795-44-1800(大代表)
ファックス:0795-44-1811
公式HP:http://www.nenbutsushu.or.jp/
メールアドレス: info@nenbutsushu.or.jp
念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 総本山 所在地 google map


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂への 交通のご案内

自動車にて
中国自動車道 ひょうご東条インターチェンジから東条湖おもちゃ王国へ車で約15分。
三草山畑登山口付近

電車にて
JR福知山線 新三田駅下車、タクシーで約40分。
全国のJR・私鉄時刻表、乗り換え案内検索サイト

高速バス利用(新大阪から)
(バス 約1時間、1030円):「東条」駅下車でタクシーで約15分
http://www.shinkibus.co.jp/hw/tsuyama_osaka.html
播州交通株式会社(社営業所) 0120-720-846
http://www.ban-kou.co.jp/

兵庫県・加東市商工会(かとう知っとこネット)
http://www.katosci.or.jp/

加東市観光協会(加東市観光情報サイト-KIZUNA-)
http://www.kato-kizuna.jp/
(お問い合わせ)
0795-47-1301

加東市公式ホームページ
http://www.city.kato.lg.jp/
(お問い合わせ)
https://www.city.kato.lg.jp/cgi-bin/apply/input/

兵庫・北播磨観光ポータルサイト
「ハートにぐっと北播磨」
http://www.kita-harima.jp/




念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 一般参詣の集合場所

「十八羅かん」(レストラン・土産物・仏像仏具・美術品・インテリア)の駐車場に集合。
〒673-1411 兵庫県加東市畑640番地−2(カーナビはこの住所にあわせる)
(レストラン)電話:0795-44-1114/FAX:0795−44−8791
(売   店)電話:0795-44-1144/FAX:0795−44−8791

十八羅かん 所在地 google map
http://g.co/maps/gsc2f



念仏宗お知らせ
  念仏宗お知らせ




その他参考資料①


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 の検索




「佛教之王堂」写真集


佛教還流



念佛宗(念仏宗)無量寿寺 九州本山 関連サイト

大分県由布市挾間町 北に豊後富士を望み、南西に九重連山の山々が見渡せる 9 万3063 坪の境内に展開する九州本山。
この度新たに 韓国重要無形文化財 李萬奉師、直弟子洪昌源師による極彩色で荘厳された。

九州本山 舎利殿
平成20年11月8日 落慶法要 世界の佛教最高指導者及び政府要人がご参列された。
九州本山の境内の奥、北に豊後富士、南西に九重連山を望む高台に、総高27.52メートルの荘厳なる舎利殿が建立された。

堂内には中国福建省工芸美術大師 黄文寿佛師制作による、阿弥陀三尊佛像(高さ4.15メートル)が奉安(ほうあん)され、
中国工芸美術大師(人間国宝)制作の十一枚の石造、飛天欄間彫刻群、一万三千点に及ぶ彫金錺金具で荘厳されている。

本堂と舎利殿との間の春日谷には長さ百八メートルの、総御影石張りの美しいアーチ橋「彼岸橋」が架けられ
参詣者は季節の花が咲き乱れる峡谷(きょうこく)を眺めながら参詣出来ます。
全高10.15メートルの五輪塔や等身大の十六羅漢を配した日本庭園がある。
舎利殿基壇は 高さ3メートル 総延長146.2メートルに及ぶ鳳凰石彫刻極細彫り50枚が施されている、

大分合同新聞 平成20年12月12日 
(株)大林組により 念佛宗(念仏宗)広島別院落慶法要を祝福する記事が各国の国家指導者から寄せられた祝辞と共に、見開き2ページ全面に掲載されました。


念仏宗(念佛宗)無量寿寺 九州本山 紹介サイト
http://sites.google.com/site/kyushuhonzan/Home



念佛宗(念仏宗)無量寿寺 九州本山 所在地 google map
大分県由布市挾間町赤野1447番地の7
http://g.co/maps/5u6tv


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 福井別院 関連サイト




念佛宗(念仏宗)無量寿寺 福井別院 所在地 google map
http://g.co/maps/hjgpr


念佛宗(念仏宗)無量寿寺 広島別院 関連サイト

平成20年11月6日 落慶法要 世界の佛教最高指導者及び政府要人がご参列された。
直径1.3メートル、高さ8.16メートルの繋ぎ目なき石材を使用した総高9.6メートルの石柱6本を正面玄関に配している
正面玄関をくぐると、中国工芸美術大師(人間国宝)仏師制作による、極彩色に彩られた仁王像(阿吽)が両脇に聳える
本堂には中国福建省工芸美術大師 黄文寿佛師制作による、高さ7.04メートルの阿弥陀三尊佛像がある。
両脇の観音菩薩像、地蔵菩薩像は中国工芸美術大師佛師制作

中國新聞 平成20年12月11日 
(株)大林組により 念佛宗(念仏宗)広島別院落慶法要を祝福する記事が各国の国家指導者から寄せられた祝辞と共に、見開き2ページ全面に掲載された。



念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 広島別院 所在地 google map
http://g.co/maps/spw2z



その他参考資料②



その他参考資料③

落慶時プレスリリース

参 考 資 料

宗教法人 念佛宗三寶山無量壽寺

1.はじめに
平成20年7月17日、宗教法人念佛宗三寶山無量壽寺は兵庫県加東市上三草山1136番地に総本山を落慶いたしました。念佛宗檀信徒が、三十年になんなんとする歳月をかけ、無駄を排し、倹約につとめ、心を集めて建立を目指した総本山が、無事、落慶の日を迎えることができました。これも御佛の御加護と地域住民の皆様、工事関係の皆様方のお蔭と、心より厚く御礼を申し上げます。棟梁のお言葉によれば『将来、国宝・重文たり得る』伝統建築文化の精華たる総伽藍を建立していただきましたのも、偏に、荒廃した世に精神文明の夜明けを告げるものになればと願っての故であります。この上とも、観光寺院ではなく、現世利益を排し釈尊が遺された真の佛教の実践に努めてまいりたいと存じます。そして、近隣と和し、どなたでもお参りでき、心のやすらぎとなる寺でありたいと願っております。
 (※尚、一般参詣に関しましては2009年2月節分よりご案内させていただきます。)

2.総本山の概要
(1)敷地面積    約45万坪

(2)設計監理 株式会社大屋設計
   施 工 株式会社大林組、大成建設株式会社
   ダイダン株式会社、住友電設株式会社

(3)主な建物の規模と特徴
○ 総門   高さ11.4m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)28.2m
206点の精緻な彫刻群で荘厳され、中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の多聞天、増長天が配されています。この二天は、持国天、広目天と共に、佛法を護る四天王に数えら、多聞天は、逞しい腕で舎利容器を掲げ、先ず釈尊の説法を聴聞して実践することが佛教の要諦である故、幾度も幾度も聴聞することが大切であると示しています。また、増長天は、煩悩を打ち砕く金剛杵を持して、増長慢を起こさず謙虚に佛道を歩むべし、「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」と教えます。

○ 真如橋   総延長141m
日本の美を代表する景観の一つである、京の名勝嵐山「渡月橋」を念頭に置いた、御影石の橋で、大小あわせて48本を数える最大で直径90cm、高さ4mの無垢石の橋脚で支えられています。橋の途中に繋ぎ目のない工法で施工されています。総延長141メートルに及ぶ一直線の橋は、煩悩に満ちた此岸から、悟りの彼岸へ真っ直ぐに渡る心、「直心」を表しており、この橋を渡る間に心の垢を洗い流し、浄らかな心で参詣する心構えを作っていきます。

○ 山門   高さ35.6m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)34.5m、
梁間(奥行き)13.8m
壁面を覆う龍の彫刻が、この門が登龍門であることを示しています。登龍門は、中国の黄河上流にある急流で、鯉が登って龍に変じるといわれ、煩悩にまみれた泥凡夫が、この門をくぐって浄らかな浄土へ到るのであります。
上段は日本建築史上初の六手先総詰組様式、下段は四手先総詰組様式です。正面の山号額は、高さ5.25m、幅3.15mで、本畳に換算して10.2畳という日本一の大きさです。また、山門の両脇には、世界最大級の総漆塗りで中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の阿形・吽形の仁王像が配されています。仁王像は、世界最大級にして総漆塗り。山門の両脇から俗界を見渡し、悪を断じ善をすすめます。
山門上層には黄文寿氏制作になる、「観経発起」の情景を彷彿させる、阿難尊者と目連尊者を従える釈尊像が安置されています。「観経発起」とは、釈尊が、王舎城の王妃韋提希夫人が我が子阿闍世により王宮の奥殿に幽閉されて救いを求める声を聞かれ、『法華経』の会座を中断、耆闍崛山から王宮に降臨され、教えを説かれて韋提希夫人を救われた故事です。
天井には、三阪雅彦画伯制作になる吽形の老龍及び瑞鳥の鳳と凰が描かれ、周囲は、佛法が伝来した古の時代に百済の文化をもって色とりどりに染められた奈良の都を彷彿させるが如く、韓国に一千四百年の長きにわたり伝えられてきた丹青技法保持者である韓国人間国宝・李萬奉大僧正猊下、及び、直弟子洪昌源師制作の彩色で彩られています。
※三阪雅彦画伯略歴(1949年大阪市生まれ。二科展特選賞受賞。一陽会会員、一陽展特待賞、会友賞受賞、関西一陽展 神戸市教育委員会賞受賞、第二十回記念賞等受賞、文化庁現代作家選抜展出品、(株)生活の友社主催現代作家精鋭展出品、朝日新聞社発行「アサヒグラフ」に作品紹介、セントラルギャラリー「現代作家秀作展」招待出品、タイ王国国王、皇后両陛下、カンボジア王国国王、皇后両陛下、カンボジア王国首相閣下、インド首相閣下等世界の要人の肖像画を描く)


○ 地蔵堂 高さ13.9m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)10.9m、
梁間(奥行)10.9m
全高3.9mの中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の地蔵菩薩像が祀られています。
 地蔵菩薩は、釈尊御入滅後、弥勒菩薩が世に現れるまでの五十六億七千万年の間、衆生済度を委ねられた菩薩です。日夜、六道界を駆け巡り、四十八の化身をもって、人々へ佛縁を結んで救いへと導き、ことに、子供たちを守る佛様として知られています。二十四孝、十二の干支の精緻な彫刻欄間を始めとする717点の彫刻が四囲を飾り、人の道と悠久の時の流れを教えています。

○ 聖徳太子殿  高さ17.2m(基壇、棟飾り込)、側通り柱間4.85m
「和国の教主」とうたわれる聖徳太子を祀っています。日本では類例を見ない四手先総詰組様式、および三手先腰組付縁の八角堂です。
聖徳太子は、天竺(インド)から唐土(中国)へ伝わった佛教の尊さを悟られて、神佛が習合する中、日本へ佛教を根付かせた、「日本佛教の父」です。
     世界に誇る槙の日本庭園に囲まれた姿は、飛鳥・天平時代を偲ばせる典雅な趣に満ちています。軒裏に扇垂木を用いており、内部は韓国人間国宝・李萬奉大僧正猊下、及び、直弟子洪昌源師制作の、韓国古来の伝統的丹青技法による彩色が施され、合計428点の彫刻が太子を賛嘆します。輪島塗による高蒔絵、及び彫金が施された厨子に、中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の聖徳太子像がお祀りされています。

○ 五重塔   高さ32.7m(基壇、棟飾り込)、初重の柱間5.45m
日本古来の伝統的造形の総木造の五重塔。軒裏の扇垂木は149点の彫刻をもって荘厳され、大韓民国、重要無形文化財・李萬奉師、及び直弟子洪昌源師による韓国古来の伝統的丹青技法の彩色が全面に施されています。内部の柱を龍が抱き、佛法護持を象徴しています。
塔上に聳える五重塔のシンボルである全高10メートルの相輪は、火炎を象った宝珠、青海波の紋様を用いた龍舎、四匹の龍と四枝の法相華を透彫りにした水煙等、独自の造形に荘厳された念佛宗式相輪です。水煙の龍が天上界より天下り、五濁悪世に悩み苦しむ群萌を汚れなき佛界へと導く様を表しています。


○ 鐘楼  高さ15.6m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)7.9m、梁間(奥行)7.9m
和鐘で世界最大級(鋳湯量50トン超、完成重量右48.25t左48.10t)を誇る大梵鐘が納められています。この大梵鐘二口(龍頭・鳳頭)は、江戸時代から由緒ある鋳物の伝統を有する高岡地方にて、十二代老子次右衛門を筆頭に、元早稲田大学鋳物研究室、藤井孝彦特別研究員の確認指導の下、和鐘の伝統技法「双型法」により製作された口径十尺八寸の大梵鐘です。陰陽一対をもって一組をなすため、二鐘が鋳造され、一方が龍を象った龍頭、他方が鳳を象った鳳頭で、世界で初めての念佛宗式造形であす。本堂の左右に建立され、合計108点の彫刻で飾られた二基の鐘楼の、樹齢一千年を超える直径1.2メートルの大木からなる十二本の木柱と七本の巨大な梁が、この鐘の圧倒的な重量を支え、前代未聞の巨鐘が発する殷殷たる音は、一切衆生の魂を揺り動かし、その煩悩を消滅させんがため、四方へ遍く響き渡ります。

○ 本堂     
本堂は阿弥陀堂、釈迦堂、観音堂の三堂一体で構成されています。

  • 阿弥陀堂 高さ51.5m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)67.9m、梁間(奥行)58.2m
上段は六手先総詰組様式、下段は四手先総詰組様式。上層部に扇垂木を用いた日本建築史上初の佛教建築であり、屋根上に12万4千枚の瓦が敷かれています。
その瓦の波の頂上に聳える鬼瓦は、鬼師・梶川亮治氏制作です。(ギネス世界記録認定・平成19年2月28日公式認証・高さ9m、幅8.8m、先端部経之巻の直径91cm)鬼の憤怒の形相が、衆生の心中に潜む煩悩を払い、清浄無垢な心を顕現させます。
また、本堂前左右には、石匠・蒋智明氏製作の大石燈篭が聳え、衆生の心を不断の光明で照らし、佛道へと導いています。(ギネス世界記録認定・平成20年4月28日公式認証・高さ12m、幅7.4m)軒下最上層部の周囲には、手先詰組の間に、釈迦如来像八十体が四方へ向かって遍く衆生済度を勧められ、その下層部には八十八体の龍、蟇股には、表に龍、内に等身大の飛天それぞれ百四体、また、本堂全体で十万枚を超える金色に輝く飾り金具が、荘麗なる浄土の世界を厳飾しています。

堂内には、金箔二重貼り、六手先総詰組、屋根葺面積226.2㎡、総数16,000枚の瓦を使用した宮殿(くうでん)(高さ19m、幅19.98m、奥行12.36m)、その中に在して、大慈悲の光明にて十方世界を照らすが如く輝きわたる本尊阿弥陀三尊佛は、中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の総高8.45mの木彫佛像です。
伽藍全体で一万点以上の木彫群、宮殿上に配す幅22.6mの双龍彫刻、宮殿の両脇に四階建てビルの高さに匹敵する全高11mの彫刻が、鳳凰、松竹梅等を刻んで納められています。
また、本堂内壁は、三阪雅彦画伯により、総面積852.9平方メートルに及ぶ金箔襖に色彩豊かに描かれた鳳凰及び瑞雲、また、下部に描かれた蓮華が相俟って、浄土の光景を彷彿させる。
本堂全体で2,987点に及ぶ木彫群、百四十四枚の桟唐戸、また、本堂前に鎮座する一塊の巨岩を彫り込んだ巨大な天水鉢(全高2.2メートル、幅3.5メートル、奥行3.5メートル)等々、世界に二つとない彫刻・工芸の奥深い造形の数々は、どれほどの時をかけても見尽くすことができないものであり、それぞれが調和しつつ、妙なる浄土賛歌を奏でる情景は、参詣する者全てに御佛への畏敬の念を起こさせずにはおかないものです。

  • 釈迦堂  高さ31.3m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)39.2m、
梁間(奥行)  33.0m
中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作、全高10.8mの釈迦牟尼世尊像を祀っています。その、深い慈悲を湛えた尊容は、仰ぐ者全てに、佛法の尊さを教え、佛像の頂部を覆うまでに深く屈曲した光背の美しさは、古来の歴史を顧みても比べるものがありません。四囲の欄間には、錠光如来から阿弥陀佛に至るまでの五十五佛の佛像、釈尊一代記、龍の彫刻、また、木鼻を厳飾する佛法守護の象と獅子の彫刻等々、1,464点の彫刻群によって荘厳されています。

堂内には世界33カ国・一地域の法王猊下・佛教最高指導者および佛教国の国王陛下から奉納された佛像が安置されています。

  • 観音堂  高さ31.3m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)39.2m、
梁間(奥行)33.0m
中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作全高10.75mの観世音菩薩像を祀っています。観世音菩薩は、佛でありながら、私たち凡夫を浄土へ渡さんがために、この世に下生され、三十三の御化身といわれる様々な御姿をもって現れ、群萌を救い上げ、浄土へ導かれる菩薩です。佛像の背面を除く三面の欄間に、三十三の御化身を表す三十三観音が、一体ずつ彫り込まれ、また、平和な世の象徴として現れる瑞鳥、鳳と凰の彫刻が、その姿をもって人の心を菩提へといざない、左右両面の相之間には、千手観音の眷属である二十八部衆、自然界の威力を象徴する風神、雷神を配し、1,464点の彫刻群と相俟って、参詣する者を包み込むように四囲を荘厳します。

○ 廻向堂 高さ15m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)10.9m、梁間(奥行)10.9m
中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作、阿弥陀三尊佛像を祀っています。遠祖、先祖、また亡き人への報恩謝徳の廻向を勤修する伽藍。四囲の欄間を飾る十王とその本地佛を始め、380点の彫刻で荘厳されています。

○ 経蔵  高さ15m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)10.9m、梁間(奥行)10.9m
中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作、全高3.6mの釈迦牟尼世尊像が祀られています。この経蔵には、世界33カ国・一地域の法王猊下・佛教最高指導者から奉納された各国の経典を収蔵しています。

○ 奥の院   高さ12m、桁行(幅)13.2m、梁間(奥行)25.45m
総欅造りで、内部は大韓民国、重要無形文化財・李萬奉師、及び、直弟子洪昌源師による韓国古来の伝統的丹青技法の彩色が施されています。

○ 講堂 「カンボジア王国ノロドム・シアヌーク国王陛下 国際佛教記念ホール」
カンボジア王国の敬虔なる佛教徒であられるノロドム・シアヌーク(前)国王陛下の御名を冠した講堂です。
高さ33.4m、幅40m、奥行136.8m、二千名収容、ロイヤルボックス八間を備えています。玄関ホール正面の釈尊と五比丘の石佛は、中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作。天竺(インド)サルナートの地における釈尊初転法輪(佛陀と成られた後、初めての御説法)の情景を刻んでいます。全世界の佛教最高指導者が、本講堂において一堂に会し、共に歩むことにより、初転法輪に始まり天竺の地から世界へ拡がった佛教が、再び一つとなって、全世界に興隆することを願う心が込められています。

○ 檀信徒会館 「久世飛龍閣」
高さ14.7mの三棟からなる檀信徒会館です。
幅40m、奥行16m一棟、幅48m、奥行20m一棟、幅48m、奥行16m一棟、合計三棟をもって構成されています。玄関ホールには、三代 浅倉五十吉氏制作の大陶板「霊峰開花」が飾られ、その壁面には、貴重な神代欅が使用されています。

○ 寺務所
宗務局(事務室)、応接室、会議室、説法間等があります。

○ 僧堂 
行儀作法を学んで、信義・礼節の心を養い、仏心を育む場です。

○ 日本の春夏秋冬、四季折々の情景を彩る庭園
樹齢五百年をはじめ、千本を超える北山台杉、推定樹齢八百年の大槇をはじめ百本を超える槇の銘木、四国の青石、中国の太古石、鞍馬石等の銘石、七千本の品種物の桜、三千本のノムラ、イロハ等の紅葉、二十万本の品種物のツツジ、百二十万株の小熊笹等を配した広大な日本庭園です。

○ 五百体・羅漢公園
中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の五百人の石像羅漢(佛弟子)が配された広大な庭園です。五百羅漢とは、本来、二千五百年前、釈尊御入滅直後に開かれた第一回結集(経典編纂会議)に参集した五百人の佛弟子をいいます。佘國平佛師は、佛教史上、未だかつてない五百羅漢の石像を制作しました。五百人の羅漢が問答し、瞑想にふけり、楽器を奏でる等々、各人各様の自然な姿の独創的芸術表現は、釈尊御在世の当時を彷彿させます。
なだらかな緑の起伏の中、五百羅漢像の間を遊歩道が縫うように走り、佛教が天竺(インド)から唐土(中国)を経て東方東漸、日本に渡った、シルクロードの終着駅「奈良」の若草山を想起させる広大な庭園です。

以上



このサイトは、個人が念佛宗(念仏宗)無量寿寺の資料などを元に作成しており公式なものではありません。


最終更新:2024年03月09日 18:37