ネタバレ?クロスSS
(注)このSSは、少しネタバレが入っていますのでご注意ください。



★★★★★★★ネタバレ注意★★★★★★★★★






★★★★★★ここよりネタバレあり★★★★★★

『(祝)アリサ・ガンダムに乗る』


ある会場に集められた【リリカルなのは】の出演者たち。
彼女達の目線の先にあるスクリーンに放送されたガンダム00の新OPが流される。
そして、お立ち台に現れるショートヘアが似合う金髪の女性。

「みなさ~ん、お集まり頂きありがとうございまーす!リリカルなのは出演者として初のガンダムパイロットに成れたアリサ・バニングスです」

そう、リリカルなのはシリーズ初という女性ガンダムパイロットに成れたのだ。

「アリサちゃ~ん。そのガンダムの名前って何なの?」
「なのは、良くぞ聞いてくれたわ!その名は何と…座天使の名前を持つMS、ガンダムスローネ・ドライ!
先ほど流れたOPの最後に顔が映った機体です!」
「ドライって、ドイツ語で3番目って意味だね」
「そうよ、すずか!私のやる役はトリニティと呼ばれる3兄妹の花担当ネーナよ!」

周囲から多くの拍手をもらい照れるアリサ。

「それでは、アリサ・バニングス嬢への祝電が届けられていますのでご紹介させていただきます」

そんなアリサへの祝電が届いていると司会担当の白石が言う。
何故彼がここに居るのかと言うと作者が司会ならこいつだろうと思っただけなので気にしないように。

「では、ご紹介します。1番手!刹那・F・セイエイさんからです」

巨大スクリーンに映し出される中東出身であろう少年が映し出される。

『…俺がガンダムだ』

その一言が終わった後、画面が暗転し多数のダメだしの声が響き渡り画面は途切れる。

「身持ちが堅いな!ガンダム!」
「ヴァイスさん…キャラ間違ってますよ」

どっかのユニオンのMSパイロットのセリフを言う同僚に突っ込みを入れるティアナ。

「えーえーと、それでは次の方です。現在24に出演中のトゥスクルの王であるハクオロさんからの祝電です」
「おじ様から?やったー」

スクリーンに映し出された場所は、人通りの多いビル街であった。
映像に映し出される仮面を付け服装がボロボロな男性が映っている。
その男性にカメラマンがマイクを向けた時、行き成り銃を向けてくる。

『誰だ!俺は今現在特殊任務を受け行動中のジャック・バウアーだ!』
『あ、あの、カミュ役で競演されたアリサさんへの祝電をお願いしたく…』
『何?……カミュがガンダムに乗るだと!?…えー、カミュおめでとう。私の方は相変わらずテロ組織との激戦の真っ最中だよ。
時間が空けば必ず君の出演するガンダムを見させてもらうよ。それじゃあ…何だ?今コメントを…何?奴が逃げただと!クソッ!!』

緊急連絡を受けたジャックオロさんは、終わりの無い戦いへと向かって行き画面がブラックアウトする。

「流石力ちゃん…まってて、今私が」
「シャマル…あかんよ。あっちは実写なんよ」
「大丈夫です。トランスフォーマーも実写化されたんです。ビーストだって」

そんなトークが繰り広げられる中、次の方のビデオが流される。

「次は、平賀才人他多数からです」

画面に映し出されたのは、トリステイン魔法学院の生徒達と才人。

『よールイズ…あ、そっちじゃアリサだったっけ?それは置いて置くとして…ずるいぞぉぉぉ!ガンダムに出演なんてスゲェェェ良いよなぁ』
『まぁまぁ才人さん。ルイズさん…じゃなくてアリサさんの晴れ舞台何ですから祝福してあげましょう(その間に才人さんをGETするチャンス)』
『あら、ゼロのルイズがガンダムに出るんですってねぇ。まぁゼロのルイズとしてはよく頑張った方じゃない?(何の意味なのか知らないけど)』
『…おめでとう(同じく知らない)』
『それじゃ、ルイズ。死ぬんじゃねえぞ!そんじゃあなー』

アリサは、少し顔を赤くしながらも祝電を喜んでいるようだ。

「続きまして、貧乏執事と18歳のメイドさんです」

続いてスクリーンに映し出されたのは、ハヤテとマリアさんだ。

『あ、映ってますね。お嬢様、ガンダム出演おめでとうございます。まさか漫画やゲーム好きのお嬢様がガンダムパイロットとは、世の中捨てたものじゃ無いですね』
『ハヤテ君、それは褒めているとは言い難いですよ』
『あれ?そうですか。えーでは、お嬢様。お体にお気をつけて下さいね。ガンダムと言えば死亡フラグの宝庫ですから』
『ナギ…じゃなかったアリサ。私と同じ歳のあなたに言うセリフでは無いですが、あんな服装はレディとして破廉恥です。即座に普通の服を―』

マリアさんのお言葉が突然途切れ、再び画面が映ると違う人物が映っていた。

『おー映った映った。おーい、神楽~祝電って奴をしに来たぞ』
『って、銀さん。なに電波ジャックやってるんですかっ!そこぉ!悪乗りでOK出すなよ!』
『新八、少しはKYしろよ。神楽が天下のガンダムに出演するんだぞ。俺なんて出たくても出られねぇんだぞ!』
『そんな事言ったって、銀魂はギャグアニメでしょう!リアルロボットアニメに祝電何てご法度でしょう!』
『あのなぁ、新八。オメェはガンダムに出たことあるんだろう?死ぬ時のアドバイスとかしたらどうよ』
『だぁぁぁっ!あんた、知ってて言ってるんでしょう!僕はVガンダムの主人公してました!死ぬ時のアドバイスなんて分かりませんよ!』
『あーだからKYしろって』
『だぁぁぁ!流行語だからってKYなんて言葉使わないで下さいよ、銀さん。分からない子供もいるかも知れないんですよ!』
『はぁ?そんな事言ってると流行に乗り遅れるぞ』
『空気読めって意味ですって教えてあげるのも、主人公ならするもんでしょう!』
『あー分かった分かった。そんじゃ神楽、そっちでパーティとかするなら飯を詰めて持って帰って来いよ。明日も食パンだけだ』
『えーーー!この前仕事終わってお金貰ったでしょう!何で明日も食パンなんですかぁ!?』
『劇場版ガンダムのDVDボックス買っちまったんだからしょうがねぇだろう』
『ぐおぉぉぉ!!!』

その叫び声の後、再びスクリーンは静寂を取り戻した。

「相変わらずKY出来て無いアルね…あ、キャラ間違えちゃった♪てへ」
「以上でアリサさんへの祝電は打ち切らせて頂きます」
「なんでよ!バカ犬!」
「首絞めないで…それにキャラ間違ってる…うっ、ごめんなさい。作者さんが限界を感じたらしいの…で…す」
「まぁそれなら仕方ないか」

ネクタイをつかまれ締められていた白石だったが、開放され息を荒げながら息を吸う。

「くぅ、ここでもこんな役かよ」
「さぁ、さっさと進行させなさいよ。司会者」
「…それでは、最後に【リリカルなのは】シリーズでガンダム00に出演されている方々より一言どうぞ」

ライトアップされるスバルとヴァイス。

「あ、えーと…アリサさんとはドラマCDでしかお会い出来ませんでしたけど、00では宜しくお願いします!あ、殺さないで下さいね(汗)」
「次は俺だな。本編では一度も顔合わせしなかったが、00では強敵として合間見えることを願ってるよ…ガンダム!」
「えー、スバルさんとヴァイスさんによるコメントでしたぁ~それでは、最後にアリサさん、どうぞ!」

白石よりマイクを貰いアリサは、大きい声で宣言した。

「ガンダムパイロットとして、精一杯頑張らせていただきます!カッコよく演技するから、みんなちゃんと見てよね!
それじゃあ、本編で会いましょう!☆ヽ(▽⌒*)よろしくぅ♪ 」


fin

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最終更新:2008年01月17日 19:47