ステージ

〇瀬織の地
帝都のはずれに位置する、広大な自然を擁する土地。
地下には「幽世の門」が存在する。
後の瀬織市でもある。

NPCs

〇瀬織 呉葉
代々瀬織の地を治めてきた瀬織家、その当代当主である修二の娘。葉司の妹でもある。
『マレの目』と呼ばれる珍しい目の持ち主であり、「幽世の門」と繋がった存在であるとされる。そのことから、一話では幽世の門から漏れた力にあてられ、理性を失った妖怪達に狙われる羽目に。
あまり自分のことを気にしない性格。別に世捨て人ぶっているわけでもなく、生まれたばかりの漏に、興味津々の様子で話しかけに行ったりする子供っぽさ(?)を多分に残している。
尚、彼女もまた怪異の力を宿した存在だが、その力は防御へ非常に偏ったものである。
→ついに社交界デビュー。元もとの性格もあるのか、宿とは違って年の近いお嬢さん方と仲良く話しに華を咲かせていた様子。尚、ドレスは白い貴婦人っぽいものを着用。
「私が合わせるから」と漏をダンスに誘い、パーティーに参加している大人達に微笑ましく見守れながら小さなペアダンスを踊ったりもした。
"刈り取りの愚者"の襲撃、宿のツキモノの暴走については少なくともショックは受けている模様。(三話)
→更に眼前で発生した修二の死に呆然とするが、最終的には無事(命は)だったことにほっと安堵。が、クライマックス終了直前、「彼女の身体にまとわりつく黒い影」が漏と信久によって確認される。本人には全く異常、自覚はないようだが……?(三話エンディング)
DATA
ワークス/カヴァー:高等遊民/瀬織の娘
ブリード:クロスブリード? 
シンドローム:サラマンダー?/ハヌマーン?
取得エフェクト:《氷雪の守護》?《吹雪の守護》1《波紋の方陣》?《限界突破》? 他

〇瀬織 修二
瀬織家の当代当主。
基本的に落ち着き払っており、かついまいち何を考えているかよくわからない男。
怪異の力については、本人曰く「門に近づくと耐えられない」とのことで無い、あるいはあっても非常に弱いものであると考えられる。
→「マレの眼持ちは「幽世の間」と呼ばれる隠し部屋に監禁する」、という瀬織の不文律を破っていたことが判明。なお、本来の「マレの眼」持ちの扱いについては呉葉には一切話していない模様。と、いうより「マレの眼」と門に関する瀬織の伝統については、これまで他人に一切話していなかったようだ。(二話)
→丹波とは「マレの眼」についての見解が合わない様子。呉葉について、あくまで「娘」として扱うつもりのようだ。「恐れるのは、無知ゆえだ」とは本人の弁。また、今回で少なくとも《ワーディング》されても平気なことは確定した。(三話)
→何とか無事に済んだと思ったら、《不滅の妄執》によって蘇った信久オリジナルの攻撃により死亡。しかし、直後よーじがそれとは知らず行使した《抱擁》によって蘇生。尚、その際にオーヴァードとして覚醒したかどうかは不明。(三話エンディング)
→覚醒してました。

DATA
ワークス/カヴァー:高等遊民/瀬織家当主
ブリード:※
シンドローム:※
取得エフェクト:※

※……現代編参照

〇宿
瀬織家の拾われ子。10年程前に瀬織家に迎え入れられ、葉司や呉葉と共に瀬織の子のように扱われてきた。生家や拾われるまでの経過については特に明言されていない。また、本人にも特に好き好んで喋る気はないようだ。
モノツキ体質であり、その身には強力なモノを宿しているようだが、本人の力自体は非常に弱い。なお、ピアノが非常に得意。
→はじめての社交パーティー参加に落ち着きをなくすわ、帝都で人酔いを起こすわと散々な様子だったが、葉司に大量の写真を見せられたり吉原へ連れていかれたりだのしてなんとか人慣れできた様子。社交パーティー本番では、多少ぎこちないながらも様々な人たちと喋ったり踊ったりが無事できていた。
また、信久との会話では「僕にできるだけのことはするよ」としっかり返しており、色々成長した模様。……が、"刈り取りの愚者"の襲撃による影響でツキモノが活性化、暴走を引き起こしてしまった。(三話)
→PC達によって暴走したツキモノを倒され、一応は事なきを得る。ダメージはツキモノ側が受けたため、本人は軽症で済んだ模様。
その後無事目を覚ます。周囲も一通り無事だったと聞き、存外落ち着いていた様子。
風魔の「夜逃げとかしないでね?」の言葉に「善処するよ」とは本人の弁。
「……どうしても、居づらさは感じるから、さ」とも。
また、すずのエンディングにて「随身省による身柄の確保」が示唆されている。
(三話エンディング)

DATA
ワークス/カヴァー:浮浪者(元)/瀬織の拾われ子
ブリード:ピュア
シンドローム:ノイマン
取得エフェクト:《ヨリマシ》《天性のひらめき》他

○怪盗十面相
瀬織の宝=呉葉を盗みに現れた、帝都を賑わす大怪盗。
佐藤信久の部下に変装して潜入するも、葉司のあんまりにあんまりな策に引っかかって正体がばれる。
最終的に中庭でPC達と激突し、撃退される。
尚、去り際に「平井太郎」なる人物を紹介されていた。(二話)
DATA
ワークス/カヴァー:怪盗/大怪盗
ブリード:クロス
シンドローム:エンジェルハィロゥ/ハヌマーン
取得エフェクト:《スピードスター》《影走り》《光の剣》《光速の剣》他

○百地丹波
政府関係者の一人。風魔の雇い主。
怪盗騒ぎを受け、警護人員という体で瀬織家に風魔を派遣する。
修二によれば、「旧友」とのこと。
他詳細については風魔の個別ページを参照されたし。(二話)
→風魔を帝都に呼び戻し、自身が新たに予見した社交パーティーの事件に対する備えを命じる。修二とは、「マレの眼」についての見解を異にしている様子。はっきり、「危険だ」と断じた。(三話)
→"刈り取りの愚者"の襲撃後、ただ沈思を続けていた様子。しかし、風魔に負傷組+信久、すずを追いかけるように指示する辺りなんとも。たぬき。(三話エンディング)

○"刈り取りの愚者"葛城信久
怪異の力を宿す者を、誰彼構わず殺して回っていた犯人。
その正体は信久(PC2)と同じ顔、同じ名を持つ屍人だった。
彼の言によれば、「葛城信久(="刈り取りの愚者")は強盗事件の際に死亡。信久(=PC2)はその後に彼の記憶を引き継いで(改変を加えられたうえで)作られた」とのこと。(彼が蘇ったのはその更に後、ということらしい)
「居場所を奪った」信久、そして「信久に救いを与えた」修二の二人を殺害するため、「全て殺してまわればいずれ出くわすだろう」という考えの元、無差別な殺戮を繰り返していた。
「一度死ぬまではこんな人間ではなかった」とは本人の弁。
部下を持ち、「怪異殺しの香」を所持していたようだが。(三話)
→PC達によって再度の死を迎えたものの、《不滅の妄執》により復活。執拗な攻撃で修二を殺害。と同時に《不滅の妄執》が解除される。直後、すずによって完全なる死を与えられ、さらに信久の攻撃を受けて遺体は跡形もなく現世から消え去った。
DATA
ワークス/カヴァー:?/?
ブリード:トライ
シンドローム:エンジェルハィロゥ/ブラム=ストーカー/ノイマン
取得エフェクト:《スターダストレイン》《光の手》《カリキュレーション》《冥府の棺》他

○"がっしゃん"、あるいは"小松の姉さま"
いつも漏と一緒に居るがしゃどくろ。
しかしてその実体(生前の姿)は、赤い着物のよく似合う黒髪の美人さん。
大和撫子然としたその姿通り、性格は非常におしとやか。
本人の弁によれば、「昔はこれでも所謂"いいとこのお嬢様"だった」とのこと。
実際、《人化の術》で生前の姿に化けて社交パーティーに紛れ込んだ際には、ダンスも含めて随分と慣れた様子だった。
一話で呉葉へのプレゼントを見繕っていたのは、伊達じゃなかった。
どういうわけか葉司に攻略されそうになっている。本名はまだ秘密。
あとGMはすごくスピンオフセッションがしたいです。(三話)
→クライマックスでは終始無言。尚、巻きの関係で省きましたが丹波を見つめていたようです。(三話エンディング)
DATA
ワークス/カヴァー:妖怪/がしゃどくろ
ブリード:クロス
シンドローム:エグザイル/バロール
取得エフェクト:《孤独の魔眼》《崩れずの群れ》《人化の術》他
※キャンペーン内では漏のアイテム扱いなので、ここに書かれたデータがキャンペーン本編中で使用される可能性はひとえに今後の展開次第。

キャンペーン用語

〇幽世の門
瀬織の地の地下に存在する、巨大な石造りの門。幽世と現世を隔てる門であり、瀬織家は代々この門を守ることを役目としている。
→「守る」と言いつつ、実際には「門を恐れ、何人たりとも近づけずにおいた」だけだったことが修二の口より語られた。(二話)

〇マレの眼
瀬織呉葉の持つ、銀色の瞳。
この瞳を持つものは、生きながらにして幽世の門と繋がった存在であるとされる。
また、その希少性から人さらいや妖怪に狙われることもしばしばあるようだ。
→瀬織家においては、マレの眼持ちは家系図に書かれる事もなく、生まれた時より「幽世の間」と呼ばれる隠し部屋に監禁されるのが通例だったことが判明。(二話)
→随身省との間では、マレの眼について「先代以前は、完全な相互不干渉。当代については、『情報提供の代わりに、緊急時を除いては不干渉を続ける』」という取り決めになっていたことが大黒寺の言により判明。

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最終更新:2013年01月08日 21:59